PICTA BLOG
今年も一年有難う御座いました。

2019年最後の日もあと残りわずかとなりました。

 

令和元年の今年は今後の景気に大きく影を落とす消費税UPが導入され、

また幾多の災害により多くの尊い命が奪われた年でもありました。

悲しみの中で新しい年を迎える方もいらっしゃると存じます。

心より慎んでお見舞い申し上げます。

 

 

私自身も今までにないくらい大スランプと体調不良で例年の半分くらいしか

結果が出せませんでした。健康管理も自営業としては必須科目ですがなかなかちゃんと

出来ていなかったようです。現在はおかげさまで元気になりましたので製作に励んでいる

ところ不注意にも26日より風邪を引いてしまい高熱でダウンしてしまいました。

ちょっといきなりがんばり過ぎちゃいました。ペース配分はしませんと。

 

 

今年度のリリースした作品を振り返るとこんな感じですかね。

 

名鉄7500系4次車改造6連

伊豆急ED30     ×4輌

名鉄3880系     ×3編成

キ100

名鉄モ800      ×3輌

名鉄3780系瀬戸線仕様 

名鉄6000系4次

名鉄3400系未更新車 

名鉄3400系更新車  ×2編成

東急3700系

名鉄850系      ×3編成

プラ貨車 RF仕様   ×9輌

 

なんだかんだと言っても結構名鉄モノをやっていますね。

プラ貨車を除けば例年製作する半分くらいしかできなくこんなに作れなかった年は

ありません。やはり体調管理がいかに大切かと今更ながら痛感しました。

 

 

入院前及び退院後にお客様より温かいお便りを頂いた事が一番嬉しかったです。

体の悪い所はすべて取り除いてしまいましたので次年度はかなりパワーを

掛けて製作に励みます。

 

また、次年度でいよいよ当工房も創立20年に突入します。

今まで生き残って来れたのもピクタファンの賜物ですから

来年も更に製作に精進を積み、良いものを1つでもお届けできるよう

お約束致します。

 

今夜は随分と冷え込んで参りました。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

今年も「あとりえピクタ」を有難う御座いました。

| atelierpicta2 | 日記 | 22:54 | comments(0) | - |
リアルフィニッシュ第一弾が完成!

クリスマスも終わって今年もいよいよ残りわずかとなりました。

今日は曇り空でなければ部分日食が見られたそうですがちょっと残念。

 

さて、前々からアナウンスしておりましたプラ貨車のリアルフィニシュ

(ウェザリング)シリーズ第一弾のタンク車群が出来上がりました。

 

このリアルフィニッシュシリーズは10年くらい前までやっていましたが

ブラス製特製品の方にシフトしてから全く製作していませんでした。

 

最近は各社から品質のよいプラ製品が発売になってこちらが主流になりつつあります。

しかし、どうしてもプラの質感がぬぐい切れずまだまだプラアレルギーの方も

いて、また運転会などではトイライク的なインパクトの無い列車が嫌だなとの

声も聴かれます。

 

自分で買って楽しんでいるのになんかプラ製品で遊んでいると

他人からの目が罪悪感的に感じる事もあるみたいです。

そこで1両でも見栄えのするものが出来ないかということでやってみたのが

今回の企画です。

 

ウェザリングは好き嫌いがはっきり分かれていて、おいらは好きな方ですが

嫌いな方は「汚いだけ」という方が多い様です。

確かにほとんど方は「墨入れ」をした車両はただただ「キタナイ」だけに

見えるかも知れません。プラモの世界では墨入れは基本技術の一つの様ですが

鉄道模型ではあまり受け入れにくいようです。

おいらも墨入れによるウェザッリングは好きじゃありません。

そこで何とかリアルな汚し方が出来ないものかと考えてみた次第。

 

前回までは基本的なプラの質感を消すところまで出来ましたがリアルさを

まだまだ追及できませんでした。今回はそれをふまえて一歩踏み込んで

表現してみました。こんな感じに仕上がりましたのでご覧下さいませ。

 

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ヤードに留置しているようなカラフルなタンク車群。遠めでもはっきりとその

違いが感じられると思います。

 

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これはKATOのタキ43000の製品のままの状態。ディテールと価格面は

申し分ありませんがプラの質感はぬぐえません。(レタ等はした状態です。)

 

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こちらは上記の日本オイル社(青タキ43000)タイプにウェッザリングを

施したもの。明らかにプラの質感が消えております。

 

以前はウェザリングカラーもあまり色を使っていませんでしたが今回から

多色塗り重ね方式を採用しましたのでかなりリアルな表現ができました。

 

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続いて日石タイプ(黒タキ43000)。青タキと同様の処理を施してあります。

 

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さらに日石タイプで番号243646番以降はグレー台車になっていますので

台車を塗ってそれを表現してあります。

 

ご存知日石ツートンカラーは243681以降からありますが現在では日本オイル社への

移籍車もありますから次のロットからはそれもラインナップに入れます。

 

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こちらはタキ1000日石ツートンカラー。タキ43000のツートンカラ製品が

現在入手できないためタキ1000のみになりました。

 

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同じくしてタキ1000日本オイル社仕様。タキ1000の実車は比較的綺麗な

車体が多かったのでこちらのシリーズはウェザリング弱めの表現としてあります。

 

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タキ43000の製品のままと処理した車両を比べてみる。一目瞭然ですね。

 

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車体全体をまず「プラの質感を消す」作業から入って、それからウェザリングを

始めていますので非常に自然な仕上がりです。

 

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缶胴UP。屋上デッキからの汚れや巻きあがった土ホコリ等の表現もリアルです。

 

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タンク鏡板面あたり。タキ43000はデッキの切り込みが大きいので車輪からの

巻き返しのサビ付きの表現やカプラー受けのオイルが滲んだ表現もしてあります。

 

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ウェザリングはボディーだけじゃありません。台車にもこだわりがあります。

こちらは製品のままの台車。いかにも軟プラ感と黒メッキしてありますが

回転するとキラキラ光る車輪が気になります。

 

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そこで台車はもちろん車輪までしっかり塗装してあります。踏面はちゃんとマスキング

してありますから電気的な問題はなくてもお客様のレールは汚さない配慮がしております。

 

塗料が乗りにくい軟プラにちょっと工夫をしたプライマーを塗布した上で

塗装し、更にウェザッリングをしてありますから非常に重圧感があります。
台車のコイルバネはモールドですが実感的に見えるようにしてみました。

 

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同じくグレー台車も車輪と共にペイントしてから同様にウェザリングをしています。

いくらボディーを加工・塗り替えしても下回りがプラっぽかったら作品としては

不完全だとおいらはそう思います。ピカピカメッキパンタも同様。

 

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こちらはタキ1000の台車。車輪はニッケルメッキでまったく実感的ではないので

同様にしてグレーで塗装し直してあります。これでグッと作品ぽくなりました。

 

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黒タキと青タキを連結してみる。どう?これなら運転会でも注目を浴びますよ!!!

 

 

っと言うわけでこちらの作品はすべて「天賞堂銀座本店」さまに納品致しました。

気になるのはお値段ですよね?何と何と車両本体込みで店頭価格¥12,000+税

にて販売させて頂きました。(ちょっと無理した感は御座います・・・💦)

 

 

第二弾は有がい車(ワム80000、90000、車掌車)を、

第三弾は天賞堂製プラ蒸気機関車を同時並行で進めております。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 23:42 | comments(0) | - |
買ってしまった・・・・。

昨夜は冷たい雨が降りました。今日は日差しが戻ってきて何だかちょっと嬉しい。

 

さて、このところ仕事が乗りに乗りまくって色々とやってますが間もなくクリスマス

なのでちょっと自分にプレゼントってー事でコレ買っちゃいましたァ~!

 

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天賞堂さんから発売になってもう1年近くになりますがいよいよ在庫も残少との事で

セキ3000・6000の北海道タイプのセットを2セット(20両分)ゲット。

 

前から欲しかったんだァ~。なんせおいらは個人的にはもう北海道だけに絞って

コレクターしております。(一部大糸線の旧国とかもありますが・・・。)

 

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早速箱を開けて眺めてみるゥ~。う~ん、やっぱりいいね!

この完成品はレタも小物もほとんど付けてあるので手間が掛からないし。

っで、先日エコーモデルさんに行ったんで細かい石炭を買っておきました。

 

これを使ってちょっと同一成形で面白くない石炭積みの変化を持たせて更に

今、製作中の「リアルフィニッシュ」仕上げを施してみようと思っています。

 

肝心な機関車の方がまだこれからの製作になりますが一応珊瑚の9600のキットが

5輌、D51のキットが3輌と充分すぎるほどラインナップがあります。

しかし、この多忙な最中果たして完成はいつになることやら・・・。

 

 

先日完成してアナウンス致しました名鉄850系ですがスカーレットは瞬売したそうです。

お買い上げ有難う御座いました。あとダークグリーンが1本のみです。

 

先のリアルフィニッシュ仕様の貨車シリーズの第一弾は「タンク車」になります。

明日くらいには完成すると思います。出来上がりましたらブログにてご案内します。

手前みそですが採算度外視でかなり凝っちゃいましたァ~。

乞うご期待!!!

| atelierpicta2 | 日記 | 20:11 | comments(0) | - |
名鉄850系作品のご案内。

暖かくなったり寒くなったりと体調を崩しやすいですね。

今年もあと僅かなので風邪など引かないようにしたいところです。

 

さて、先日全貌をお見せしました「なまず」こと名鉄850系の作品のご案内です。

 

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今回製作したのはこの3編成です。

 

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「イモムシ」こと名鉄3400系と並ぶ戦前の双璧名鉄代表である850系。

往年のダークグリーン色での表現。地味ではありますが名鉄にはこの色が

よく似合います。

 

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正面から。前回作品時にジャンパー栓周りが実車と少し表現が違うとの指摘が

ありましたので今回は忠実に表現してみました。

こちらは852Fで製作しました。

 

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こちらは初代851Fの晩年スカーレット。ダークグリーンからスカーレットに

変わる前に乗務員ドアーの鋼製化やシールドビーム化が行われました。

 

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同じく正面から。ゴツイジャンパー栓周りが無骨ななまず感を醸しだしています。

 

この編成は廃車後「南知多ビーチランド」に保存されましたが残念な事に

海岸線近くにある施設ゆえ塩害のため解体されて現存していません。

 

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こちらも851Fですが実はこれには名鉄通じゃないと知らない訳がありまして。

この編成は元は852Fでして初代851Fが廃車になって晩年改番して

この2代目851Fとなりました。


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上記初代851Fと似ていますが乗務員ドアーはアルミサッシになっています。

 

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こちらは初代851Fです。ちゃんと乗務員ドアーサッシは木枠のままです。

 

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更に塗り替え前の852Fでは乗務員ドアーが木製の表現にしてあります。

当工房の拘りが感じられると思います。もちろんこの編成のTc車の台車は

TR−14(模型ではTR−11)としてあります。現在貴重な日光のTR−11を

搭載しましたよ!

 

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今回の作品のウリは851Fと852Fの正面の違いをちゃんと表現した事です。

写真では判りにくいと思いますがジャンパー栓の位置やステップの大きさや位置の

違いなど実車に基づいて表現してあります。

 

多分ここまでやった人いないんじゃないですか?

かなりの名鉄通でも気が付かない人もいたくらいですから当工房のコアなところ

是非見て下さい!

 

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屋上配管はいつもの通り、同じくパンタ鉤外し装着で決まりです。

 

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妻面のディテールもしっかりとやっております。

連結面のカプラーは運転を重視してカツミのエースカプラーを搭載です。

 

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電装・内装はもちろん標準装備。ヘッドライトは高輝度電球色LED装着。

 

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後退時テールライトはチップ式LED、室内灯も白色LED搭載となっています。

 

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運転席周りのディテール。マスコン等の色差しまでしてあります。

動力はもちろん標準仕様のMPシステムです。

 

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車体塗り替え時期の過渡期には2色のなまずの併合は見られませんでしたが

(スカーレット時代はあります。)もし、実現してたらこんな感じの編成が

見られたんではないでしょうか?モデルありありですね~。

 

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かなり気合を入れて製作したもんですからジオラマに乗せてかっこよく写撮りました。

今回はやや艶を残した半艶仕上げにして安っぽい艶消し仕上げにしませんでした。

 

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同じくしてスカーレット。同様の半艶仕上げとなっております。

 

 

今回製作致しましたなまず3態の納品先は・・・

 

851F最晩年スカーレット(2代目851F)は

ジョーシン電機スーパーキッズランド大須店様へ。

 

 

851F初代晩年スカーレット及び852Fダークグリーン仕様は

天賞堂銀座本店様へ納品させて頂きました。

 

価格等は各店にお問い合わせくださいませ。

なお、各1編成のみの製作です。

 

今秋発売されたカツミの名鉄3400系と並べてみるのも一興ですね。

今後の再生産も予定ありませんのでお求めはお早めにどうぞ!

よろしくお願い致します。

| atelierpicta2 | 日記 | 22:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
名鉄850系は完成!更に次への準備へ。

このところとても寒かったのですが明日はまた暖かくなるみたい。

気温差があると体調も管理できなくなります・・・。

 

しかし、おいらは術後からとても体調が良くて仕事欲も旺盛?

今年も残り少なくなってしまいましたがまだまだガンバリます!!!

 

っというわけで先日まで必死こいてやっていました「なまず」こと名鉄850系は

めでたく完成致しました。現在は再点検及び納品準備中です。

詳しい商品説明は次回にご紹介するとして全体の様子はこちら。

 

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さすがになまず3編成を記念撮影できるなんて製作工房くらいしか見られませんね。

かなり手直しに手直しの時間をかけてしまいましたので完成が遅れてしましましたが

仕上りは一番の出来になりました〜!

 

今回はただのダークグリーンとスカーレットの編成ではありません。

特定ナンバーでの表現です。

詳細は次回に譲るとして完成した写真をご覧頂きました。

 

この800系列の流れで次回は800系「鞍ヶ池保存車」の製作を予定してます。

なんでも最近TVで名鉄特集があったみたいで(おいらはTVを見ません!)

それにちなんでこの編成をチョイスしてみようかと思っています。

 

 

次にですが以前からアナウンスはしていますが次年度から73系のシリーズが

本格化する予定です。現在はまだ、仕様をどのくらいにするか納期的な面と

価格面を考慮しながら設計・試作を進めております。

 

 

ベースはアトリエリーフのキットを中心に製作を進めてゆきます。

写真は先行して組んだサハ78ですが「御殿場線」仕様を目論んで450番台に

変更すべくトイレの窓加工を施してあります。同社のキットの第2弾ではラインナップ

されていますがなんせ何時発売になるか分かりませんので既に先行試作と相成ったわけ。

 

なので御殿場線と人気がある鶴見線の編成を試作中です。

 

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そんでいろいろと要望に対応すべくアトリエリーフ(一部モデルワム)のキットを

模型店?並みに鬼買いしました!(中古の車が買えるわ〜)

まもなく正月が来るのにモチ代が無いとかピーピー言ってられない。

 

この後に第二弾もあるので更にバージョンも楽しめそうです。

予定では御殿場線、鶴見線をはじめ、五日市線、南武線、阪和・片町線、

仙石線等を現在編成セレクト中です。

 

かなり投資も大きいので次年度は何とか達成させたいですゥ。

 

上記とはまた別のラインで10年ぶりに当工房のお得意の分野である

ウェザリングである「リアルフェニッシュ」仕様が復活致します。

 

どうせやるならプラ製品の加工や塗り替えもどんどんやって行く方向です。

 

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そんでいろいろと要望に対応すべくホビーモデル、カトー等のキットや完成品を

模型店?並みに鬼買いしました!(中古のバイクが買えるわ〜)

 

まもなく正月が来るけどモチなんか喰わなくても死にやしないので

来年はジャンジャンバリバリやってみよう!

 

早速今日、天賞堂さんに納品に行ってきた時に出た話。

セキ3000・6000のケツに付かせるモノが無いとの事。

そういえばカトーのヨ5000は現在メーカー欠品ですし、その他のメーカーも

ワールド工芸くらいしか完成品がありませんね。

 

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ではでは、こんなんどう?って事でエンドウのプラキットを組んでフルレタして

おまけにリアルフェニッシュ(ウェザリング)をしてみました。

 

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このキットはドアーも開くようになっています。おまけに尾灯も点灯化できるように

なっていますのでちょっとこのアイテムは良いんじゃないの!ってことになりました。

なので急遽こちらも製作ラインに乗せる事になりました。

 

まだまだいろいろと企んでおりますがそれは日々のブログにて紹介して参ります。

どうぞお楽しみに!

| atelierpicta2 | 日記 | 20:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
更なる塗装技術の追求。

今日は12月とは思えないほど暖かい一日でした。ずっとこんな日が続くと良いけどね。

 

今日12月12日はおいらが名古屋から転居してきた記念すべき日なんですよ!

引っ越してきたのは今から7年前の2012年12月12日。

 

もちろんこの日を決め打ちして引っ越し日を決め込んだのではありますが、

何んてったって覚えやすい日ですから。ああー、もう7年にもなるのか!

月日が経つのは本当に早いと感じます。

 

 

さてさて、自分の体質改善も終わったのを機に塗装技術の更なる

向上を目指してこのところ研究を重ねております。

 

そこで今日のお題はクリアーコートについて語ってみようと。

クリアーコートは現在では当たり前のように仕上げ処理として定着していますが

大昔はそんな事はしていなくてラッカーの本来もつ艶を塗装技術で仕上げていました。

今はレタリングや表記等の固着、編成によるトーンの統一感も含めてされています。

 

当工房の特製品も初期の作品はクリアーコートの処理はしていませんでした。

しかし、インレタ等の関係で今ではクリアーコートが普通になってしまいましたが

このクリアーコートが実はいろいろと問題を抱えています。

 

クリアーコートと言ってもその仕上げに「艶あり」「半艶」「艶消し」の

3つの基本があります。艶ありならばクリアーをそのまま希釈して吹き付ければ

それで用は足りますが、半艶・艶消しならばフラットベースを添加する必要があります。

艶消しならば比較的簡単に調整できますが、半艶だとどうなるでしょう?

 

クライアントの希望もあって「やや艶がある半艶」という日本人独特の曖昧な

表現が製作者の頭を悩ませます。

そこで、これをクリアーするために(ダジャレじゃないよ!)数値化する事に。

 


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ちょっと分かりにくい写真ですが下からフラットベース添加ゼロの状態(艶あり)から

艶消しの3段階でテストショットを作ったものです。

 

写真で気が付いた方もいるかと思いますが艶の度合いだけじゃなく色自体も変化して

いるのが分かると思います。絵具には変化はありませんが光の反射具合で

人間の目には変わって見えるのですね。

 

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こちらの写真は艶あり状態と半艶状態を狙ってフラットベースを調整したもの。

 

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こちらの作例は半艶から艶消しを狙ってフラットベースを添加したもの。

写真でもうお判りと思いますが既にこの時点で半艶を狙っていたものは艶消し状態に

なっているという事実。

 

つまりある一定の量を添加すると艶消し状態になってしまい

これ以上添加しても意味がないという事。

 

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もっと添加してゆくとあとは更に白っぽく、ザラザラしてくるだけ。

検証の結果、艶あり状態から艶消状態になるまでの幅はフラットベースの添加が

かなりの微妙な量にコントロールされるという事。

 

 

こちらの写真は艶あり、やや艶ありの半艶、やや艶がない半艶、艶消しの4段階を

具現化したもの。こうして数値化しておけばいつでも希望のクリアーコートの

塗布が可能となる。

 

レシピはもちろんお教え出来ませんがいつかJAMのクリニック等で機会があれば

塗装技術全般をモデラーの為に公開してみようと考えております。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 15:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
東急3700系は完成しました。

ここんとこ寒い日が続いております。明日から少し暖かくなるようでホッとしてます。

こう寒いと仕事も億劫になりがち(コラコラ!)ですよね。

 

さて、術後のリハビリという事で進めておりました谷川ベースの東急3700系は

完成致しました。完成した写真をご覧いただきましょう。

 

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出来上がった谷川ベースの東急3700系。数ある編成パターンの3700系の

中から3705Fをチョイスしました。

原型に一番近いタイプですね。

 

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正面左から先頭に出るデハ3705、中間電動車化したデハ3706、反対側の

クハ3753の3輌編成。

 

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編成にするとこんな感じかな~。おいらもきっと目蒲線で実際見たはずと思います。

 

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デハとクハの顔のUP。貫通と非貫通では大きく印象が異なりますね。

前回製作した名鉄3880系を実車とは逆に東急時代へ元通りにして製作したので

随分と苦労しました。

 

名鉄パーツも独特ですが東急パーツもまた独特なので市販パーツもほとんどなく

手持ちのU−トレさんのパーツに助けて頂き何とかカタチにすることが出来ました。

 

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正面周りは本当に悩みましたが谷川のキットは素材に近いので味付け度合いによって

随分と印象が変わってしまいますのでその点難しいところですね。

 

ヘッドライトも実車より一回り大きいですがパーツもありませんし、点灯化も

しなければならないのである程度は市販品で我慢しているところもあります。

 

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デハ同士の連結面。どうしても単調になりがちな連結面ですが手を抜かずディテールを

加えております。また、連結面ステップはロスト製を使うなどデディテール・ハイを

目指してみました。

 

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横位置から。ドアーの形が色々とあって変化に富んだ編成が東急は楽しめます。

ドアー周りは最近のピクタ標準仕様の拘り。乗務員ドアーガラスにも文字が入っています。

また今回一番苦労したのはドアー上の水切り表現。これがとても大変なんだァ~!

 

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連結面3態。実車を基にディテール工作を進めてみました。

 

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屋上から見てみる。配管は実車からのトレース。今回パンタ鉤外しまでの表現が

出来なかったのがちょっと残念です。テコのパーツが流用できたら次回作は

トライしてみたいところ。ベンチはU−トレのロスト製を奢りました!

東急の屋上はあまり色分けしていないみたいなので配管のみ色分けしてみました。

 

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動力は当工房標準のMPシステム。この東急シリーズはすべて黒染め車輪を

搭載する事にしています。

 

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車輪が黒いので下回りが引き締まって見えます。材料費をケチってやるプロモデラーは

多いですが当工房は必要なところはちゃんと使います。

 

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もちろん艤装・電装はフルフルですよ~ん!前進時。

 

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更新時は当然テール点灯、室内もLED室内灯が搭載されています。

 

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正面から見える運転台周りに目が行きますね。行き先表示も入れてグッと高級感が

出て来ました。

 

今回から更に塗装技術を練り直してみましたので作品の出来具合は写真だけでも

お判り頂けると思います。

 

こちらの作品はジョーシン電機スーパーキッズランド大須店様に納品致しました。

価格等のお問い合わせは上記店にお尋ねくださいませ。

 

これからもどんどんパワーアップして参りますのであとりえピクタをよろしくお願い致します。

| atelierpicta2 | 日記 | 13:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
いろいろと企画中ゥ〜。

12月なので当たり前ですが今日は寒いですね!

まだまだこれから寒くなると思うと気が滅入ります・・・。

 

先日の谷川ベースの東急3700系は現在点検中なのでもう少ししたら

完成品の写真UPを載せてゆく予定です。

 

さて、次に進めている同じく谷川ベースの「なまず」こと名鉄850系は塗装段階まで

進みました。

 

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晩年仕様2態とダークグリーン時代1態の計3態ですが細部は微妙に違います。

詳しい事は完成時に紹介してゆきます。

 

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まだ、本塗装が終った状態で屋根色も吹いてありませんがこうして並べると

壮観ですね。

 

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晩年仕様のスカーレット。今回特に力を入れたジャンパー栓周りが効いています。

 

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同アングルにてダークグリーン時代。上記の車両とわずかな違いがあるのですが

そこを気付く方がどれだけいますかね?そのくらい名鉄にはこだわりがあるのが

当工房なのですから。

 

因みに車体が白っぽくなっていますがこれは車体研磨のせいなので塗装が

かぶっている訳ではありません。

 

こちらも来週末くらいにはリリースの予定で頑張っています。

なお、今回の生産で「なまず」は終了です。再生産の予定はありませんので

是非ご購入の検討をよろしくお願い致します。

 

 

続けて新しい作品の挑戦という事で先日東急車両を手掛けてみましたが

思いのほか反応がありました。また、天賞堂本店様より共同企画のお話を頂きましたので

次年度になりますがシリーズ化をしてゆきます。

 

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っという事で、どか〜ん!とまとめて入手しました。さてさてどう企画してゆこうか。

基本的に目蒲線・池上線のほか、弘南鉄道なんかも面白そう・・・。

 

ベースは谷川製のキットなので名鉄感覚で製作できると思われがちですが

それがどうしてどうして難しいんだなァ〜。

東急パーツというものも意外と市場になくてしばらくはパーツの吟味と

資料集めに翻弄されそうです。

 

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すでに「顔」の製作に入っています。一度にたくさんは製作できないので

何回かに分けてリリースしてゆこうと考えています。

 

折角作るのですから「これ欲しい!」的な編成を企画中ですよ!こうご期待!

 

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下回りにとって大事な台車。試験走行もありますのでこちらは第一陣分の

塗装作業は完成させています。

 

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先日の東急もそうですがこの東急シリーズはUトレさんの影響もあって

全車黒車輪を搭載することにしました。すでに動力も組んだ台車もありますので

順次試験走行へも進めてゆきます。

 

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クハ3850及びサハ3250の該当台車がなくて思案していましたら

フジ工房さんから急きょ分売したものを入手しもらいました。

 

軸受がパワトラ用なので軸穴の拡大には苦労をしましたし、エンドウの車輪を

嵌めるにはバックゲージの見直しもしなければなりませんでしたが

何とかMPシステム化の基準に合わせる事ができました。

 

以上次年度の予定品ですが依然ご注文品も急いで製作しておりますので

ある程度カタチになりましたらブログにて公開してゆきます。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 13:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
東急3700系間もなく完成です。

とうとう12月に入ってしまいました。今年もあと1月を切ってしまい、

一年があっと言う間に経ってしまいます。

 

ここ数日からパソコンへのカードリーダーが調子が悪く更新出来なくて

後追い記事になってしまいました。

 

では、前回より東急3700系の続き

 

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先週は一週間ほど天気が悪い日が続いたのでその分作業が遅れていました。

先週末には何とか塗装が終了したところです。

 

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塗装作業が終っ色差しも終わったところです。写真は正面からの3態。

外側に出るデハ、中間化したデハ、反対側のクハです。

この旧3000系はいろいろな形式の組み合わせがあってなかなか興味がつきません。

 

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デハとクハ。初めての東急車両の製作なので随分と手間取りましたが何とか

カタチになったと思います。胴受けはU−トレの3450用パーツを使用。

ヘッドライトは東急用は発売されていませんので少し大きいですがエンドウ製の

パーツを使って点灯化してあります。もちろんテールも点きます。

 

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変わって連結面側から。見えないこちらもちゃんとディテール加工はしてます。

 

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屋上から。東急車両はベンチは屋根色と同色なので別付けではありますが同色にて

塗装しました。3700系に限らずパンタ周りの絶縁の囲みがあるのですが

今回は資料不足の為省略しました。(この辺は少し研究しないといけませんね)

屋上機器を色分けしてある作品も見受けられますが実車は同色だったみたいなので

配管のみ一段明るいグレーを塗ってメリハリを付けて表現してみました。

 

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横から。ドアー上部の水切りの表現は随分と悩みましたが薄板を貼りつける事で

表現してみました。同じデハながら客用ドアーの窓の大きさの違いなど変化に

富んで東急は面白いです。

 

っと言うわけで現在は艤装・電装が終了して最終チェック中です。

間もなく完成致します。

 

 

久しぶりの買い物。

 

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しばらく品切れだったカツミのPT−42J、先の3400系のリリースで

再生産されたのでやっと入手出来ました。この頃は生産数も少なくちょっと

タイミングを外すと半年以上入手困難なんてこともあるのであるうちはまとめ買いを

強いられます。その分寝てるお金もあるので容易な事ではありません。

 

来年は阪急もやる事に決定したので発売される資料は必ず購入する事にしてます。

あと、シノハラのレールジョインナー最終入荷しましたのでご予約のお客様に

お渡ししますね。(これが本当に最終みたいです。)

 

別ラインの「なまず」こと、名鉄850系は現在塗装作業に入りました。

こちらも追ってブログUPしてゆきます。

 

 

術後一カ月以上経ちましたが体調の方はすこぶる良くて随分ご心配をお掛け

致しましたが頑張って製作を進めて参りますので今後ともよろしくお願い致します。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 13:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
プチ撮り鉄して来ました。

昨日で手術後退院してまるっと1か月が経ちました。

その後の回復はとても早くてもう日常生活に全く支障がないようになりました。

その間にお客様から励ましやお見舞いのメールを頂きとても感謝しております。

有難う御座いました。

 

先日親父の13回忌で帰省して実弟が済む知立市へ行ってきましたので

久しぶりにプチ撮り鉄なんぞやってきました。

 

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新幹線で行ったのでまずお取引先にご挨拶をしたあと金山から知立駅へと行きました。

 

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金山駅では4線あるホームに上下線ともいろんな電車がやってきますので

とても楽しいです。かつてはYAMA模型ベースで作ったこともある3500系。

 

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新色の2200系。これも限定品で作りましたね。

 

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名鉄でもこの手の車両が増えています。おいらはあまり好きな車体でないけど

作って欲しいとの声もありましたが・・・。

 

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消えそうでなかなか消えない6000系一次車。先月4次車を作りましたが

もう一本いっとくかなァ~。

 

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名鉄ではよく見られる併結運行。これはこれで楽しい。

 

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イマイチな印象の6500系。まだ日車の完成品は市場にあるようだけど・・・。

 

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神宮前から本線と河和・知多線方面の立体分岐を見る。子供の頃この行き先を

親が分からなくてよく乗り間違えたことを思い出す。

 

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写真では何度も見たけど本物は初めてみる1000系の新色カラー。

もう数年経ってしまいました。6連キットがあれば製作してみたい題材ではあります。

 

おいらはこれに乗って神宮前から知立まで行ってきましたァ~。

ちょっと嬉しかったです。

 

さて、せっかく知立に来たので例のあれを撮りまくりました。

 

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6000系の残党8次車。三河ワンマン仕様車。

過去に2本ほど作りましたが瞬売してしまいました。

 

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今回大サービスのパンタ周り配管のUP〜ご参考にどうぞ!

 

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なかなか趣がありますな。

 

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この手の車両を製作をされる方に参考になれば・・・。

 

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キットも間違っていますが写真の通りヒューズ箱は2個平行ではなく互い違いに

なっている点にご注意!

 

おいら自身があまり撮り鉄をしないのですが最近一眼レフカメラを退院のご褒美に

買いましたのでこれからは撮り鉄は時々気分転換にやってみようと思っています。

| atelierpicta2 | 日記 | 14:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
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