PICTA BLOG
リアルフィニッシュ第一弾が完成!

クリスマスも終わって今年もいよいよ残りわずかとなりました。

今日は曇り空でなければ部分日食が見られたそうですがちょっと残念。

 

さて、前々からアナウンスしておりましたプラ貨車のリアルフィニシュ

(ウェザリング)シリーズ第一弾のタンク車群が出来上がりました。

 

このリアルフィニッシュシリーズは10年くらい前までやっていましたが

ブラス製特製品の方にシフトしてから全く製作していませんでした。

 

最近は各社から品質のよいプラ製品が発売になってこちらが主流になりつつあります。

しかし、どうしてもプラの質感がぬぐい切れずまだまだプラアレルギーの方も

いて、また運転会などではトイライク的なインパクトの無い列車が嫌だなとの

声も聴かれます。

 

自分で買って楽しんでいるのになんかプラ製品で遊んでいると

他人からの目が罪悪感的に感じる事もあるみたいです。

そこで1両でも見栄えのするものが出来ないかということでやってみたのが

今回の企画です。

 

ウェザリングは好き嫌いがはっきり分かれていて、おいらは好きな方ですが

嫌いな方は「汚いだけ」という方が多い様です。

確かにほとんど方は「墨入れ」をした車両はただただ「キタナイ」だけに

見えるかも知れません。プラモの世界では墨入れは基本技術の一つの様ですが

鉄道模型ではあまり受け入れにくいようです。

おいらも墨入れによるウェザッリングは好きじゃありません。

そこで何とかリアルな汚し方が出来ないものかと考えてみた次第。

 

前回までは基本的なプラの質感を消すところまで出来ましたがリアルさを

まだまだ追及できませんでした。今回はそれをふまえて一歩踏み込んで

表現してみました。こんな感じに仕上がりましたのでご覧下さいませ。

 

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ヤードに留置しているようなカラフルなタンク車群。遠めでもはっきりとその

違いが感じられると思います。

 

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これはKATOのタキ43000の製品のままの状態。ディテールと価格面は

申し分ありませんがプラの質感はぬぐえません。(レタ等はした状態です。)

 

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こちらは上記の日本オイル社(青タキ43000)タイプにウェッザリングを

施したもの。明らかにプラの質感が消えております。

 

以前はウェザリングカラーもあまり色を使っていませんでしたが今回から

多色塗り重ね方式を採用しましたのでかなりリアルな表現ができました。

 

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続いて日石タイプ(黒タキ43000)。青タキと同様の処理を施してあります。

 

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さらに日石タイプで番号243646番以降はグレー台車になっていますので

台車を塗ってそれを表現してあります。

 

ご存知日石ツートンカラーは243681以降からありますが現在では日本オイル社への

移籍車もありますから次のロットからはそれもラインナップに入れます。

 

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こちらはタキ1000日石ツートンカラー。タキ43000のツートンカラ製品が

現在入手できないためタキ1000のみになりました。

 

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同じくしてタキ1000日本オイル社仕様。タキ1000の実車は比較的綺麗な

車体が多かったのでこちらのシリーズはウェザリング弱めの表現としてあります。

 

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タキ43000の製品のままと処理した車両を比べてみる。一目瞭然ですね。

 

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車体全体をまず「プラの質感を消す」作業から入って、それからウェザリングを

始めていますので非常に自然な仕上がりです。

 

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缶胴UP。屋上デッキからの汚れや巻きあがった土ホコリ等の表現もリアルです。

 

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タンク鏡板面あたり。タキ43000はデッキの切り込みが大きいので車輪からの

巻き返しのサビ付きの表現やカプラー受けのオイルが滲んだ表現もしてあります。

 

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ウェザリングはボディーだけじゃありません。台車にもこだわりがあります。

こちらは製品のままの台車。いかにも軟プラ感と黒メッキしてありますが

回転するとキラキラ光る車輪が気になります。

 

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そこで台車はもちろん車輪までしっかり塗装してあります。踏面はちゃんとマスキング

してありますから電気的な問題はなくてもお客様のレールは汚さない配慮がしております。

 

塗料が乗りにくい軟プラにちょっと工夫をしたプライマーを塗布した上で

塗装し、更にウェザッリングをしてありますから非常に重圧感があります。
台車のコイルバネはモールドですが実感的に見えるようにしてみました。

 

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同じくグレー台車も車輪と共にペイントしてから同様にウェザリングをしています。

いくらボディーを加工・塗り替えしても下回りがプラっぽかったら作品としては

不完全だとおいらはそう思います。ピカピカメッキパンタも同様。

 

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こちらはタキ1000の台車。車輪はニッケルメッキでまったく実感的ではないので

同様にしてグレーで塗装し直してあります。これでグッと作品ぽくなりました。

 

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黒タキと青タキを連結してみる。どう?これなら運転会でも注目を浴びますよ!!!

 

 

っと言うわけでこちらの作品はすべて「天賞堂銀座本店」さまに納品致しました。

気になるのはお値段ですよね?何と何と車両本体込みで店頭価格¥12,000+税

にて販売させて頂きました。(ちょっと無理した感は御座います・・・💦)

 

 

第二弾は有がい車(ワム80000、90000、車掌車)を、

第三弾は天賞堂製プラ蒸気機関車を同時並行で進めております。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 23:42 | comments(0) | - |
更なる塗装技術の追求。

今日は12月とは思えないほど暖かい一日でした。ずっとこんな日が続くと良いけどね。

 

今日12月12日はおいらが名古屋から転居してきた記念すべき日なんですよ!

引っ越してきたのは今から7年前の2012年12月12日。

 

もちろんこの日を決め打ちして引っ越し日を決め込んだのではありますが、

何んてったって覚えやすい日ですから。ああー、もう7年にもなるのか!

月日が経つのは本当に早いと感じます。

 

 

さてさて、自分の体質改善も終わったのを機に塗装技術の更なる

向上を目指してこのところ研究を重ねております。

 

そこで今日のお題はクリアーコートについて語ってみようと。

クリアーコートは現在では当たり前のように仕上げ処理として定着していますが

大昔はそんな事はしていなくてラッカーの本来もつ艶を塗装技術で仕上げていました。

今はレタリングや表記等の固着、編成によるトーンの統一感も含めてされています。

 

当工房の特製品も初期の作品はクリアーコートの処理はしていませんでした。

しかし、インレタ等の関係で今ではクリアーコートが普通になってしまいましたが

このクリアーコートが実はいろいろと問題を抱えています。

 

クリアーコートと言ってもその仕上げに「艶あり」「半艶」「艶消し」の

3つの基本があります。艶ありならばクリアーをそのまま希釈して吹き付ければ

それで用は足りますが、半艶・艶消しならばフラットベースを添加する必要があります。

艶消しならば比較的簡単に調整できますが、半艶だとどうなるでしょう?

 

クライアントの希望もあって「やや艶がある半艶」という日本人独特の曖昧な

表現が製作者の頭を悩ませます。

そこで、これをクリアーするために(ダジャレじゃないよ!)数値化する事に。

 


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ちょっと分かりにくい写真ですが下からフラットベース添加ゼロの状態(艶あり)から

艶消しの3段階でテストショットを作ったものです。

 

写真で気が付いた方もいるかと思いますが艶の度合いだけじゃなく色自体も変化して

いるのが分かると思います。絵具には変化はありませんが光の反射具合で

人間の目には変わって見えるのですね。

 

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こちらの写真は艶あり状態と半艶状態を狙ってフラットベースを調整したもの。

 

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こちらの作例は半艶から艶消しを狙ってフラットベースを添加したもの。

写真でもうお判りと思いますが既にこの時点で半艶を狙っていたものは艶消し状態に

なっているという事実。

 

つまりある一定の量を添加すると艶消し状態になってしまい

これ以上添加しても意味がないという事。

 

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もっと添加してゆくとあとは更に白っぽく、ザラザラしてくるだけ。

検証の結果、艶あり状態から艶消状態になるまでの幅はフラットベースの添加が

かなりの微妙な量にコントロールされるという事。

 

 

こちらの写真は艶あり、やや艶ありの半艶、やや艶がない半艶、艶消しの4段階を

具現化したもの。こうして数値化しておけばいつでも希望のクリアーコートの

塗布が可能となる。

 

レシピはもちろんお教え出来ませんがいつかJAMのクリニック等で機会があれば

塗装技術全般をモデラーの為に公開してみようと考えております。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 15:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
いろいろと企画中ゥ〜。

12月なので当たり前ですが今日は寒いですね!

まだまだこれから寒くなると思うと気が滅入ります・・・。

 

先日の谷川ベースの東急3700系は現在点検中なのでもう少ししたら

完成品の写真UPを載せてゆく予定です。

 

さて、次に進めている同じく谷川ベースの「なまず」こと名鉄850系は塗装段階まで

進みました。

 

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晩年仕様2態とダークグリーン時代1態の計3態ですが細部は微妙に違います。

詳しい事は完成時に紹介してゆきます。

 

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まだ、本塗装が終った状態で屋根色も吹いてありませんがこうして並べると

壮観ですね。

 

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晩年仕様のスカーレット。今回特に力を入れたジャンパー栓周りが効いています。

 

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同アングルにてダークグリーン時代。上記の車両とわずかな違いがあるのですが

そこを気付く方がどれだけいますかね?そのくらい名鉄にはこだわりがあるのが

当工房なのですから。

 

因みに車体が白っぽくなっていますがこれは車体研磨のせいなので塗装が

かぶっている訳ではありません。

 

こちらも来週末くらいにはリリースの予定で頑張っています。

なお、今回の生産で「なまず」は終了です。再生産の予定はありませんので

是非ご購入の検討をよろしくお願い致します。

 

 

続けて新しい作品の挑戦という事で先日東急車両を手掛けてみましたが

思いのほか反応がありました。また、天賞堂本店様より共同企画のお話を頂きましたので

次年度になりますがシリーズ化をしてゆきます。

 

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っという事で、どか〜ん!とまとめて入手しました。さてさてどう企画してゆこうか。

基本的に目蒲線・池上線のほか、弘南鉄道なんかも面白そう・・・。

 

ベースは谷川製のキットなので名鉄感覚で製作できると思われがちですが

それがどうしてどうして難しいんだなァ〜。

東急パーツというものも意外と市場になくてしばらくはパーツの吟味と

資料集めに翻弄されそうです。

 

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すでに「顔」の製作に入っています。一度にたくさんは製作できないので

何回かに分けてリリースしてゆこうと考えています。

 

折角作るのですから「これ欲しい!」的な編成を企画中ですよ!こうご期待!

 

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下回りにとって大事な台車。試験走行もありますのでこちらは第一陣分の

塗装作業は完成させています。

 

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先日の東急もそうですがこの東急シリーズはUトレさんの影響もあって

全車黒車輪を搭載することにしました。すでに動力も組んだ台車もありますので

順次試験走行へも進めてゆきます。

 

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クハ3850及びサハ3250の該当台車がなくて思案していましたら

フジ工房さんから急きょ分売したものを入手しもらいました。

 

軸受がパワトラ用なので軸穴の拡大には苦労をしましたし、エンドウの車輪を

嵌めるにはバックゲージの見直しもしなければなりませんでしたが

何とかMPシステム化の基準に合わせる事ができました。

 

以上次年度の予定品ですが依然ご注文品も急いで製作しておりますので

ある程度カタチになりましたらブログにて公開してゆきます。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 13:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
東急3700系間もなく完成です。

とうとう12月に入ってしまいました。今年もあと1月を切ってしまい、

一年があっと言う間に経ってしまいます。

 

ここ数日からパソコンへのカードリーダーが調子が悪く更新出来なくて

後追い記事になってしまいました。

 

では、前回より東急3700系の続き

 

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先週は一週間ほど天気が悪い日が続いたのでその分作業が遅れていました。

先週末には何とか塗装が終了したところです。

 

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塗装作業が終っ色差しも終わったところです。写真は正面からの3態。

外側に出るデハ、中間化したデハ、反対側のクハです。

この旧3000系はいろいろな形式の組み合わせがあってなかなか興味がつきません。

 

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デハとクハ。初めての東急車両の製作なので随分と手間取りましたが何とか

カタチになったと思います。胴受けはU−トレの3450用パーツを使用。

ヘッドライトは東急用は発売されていませんので少し大きいですがエンドウ製の

パーツを使って点灯化してあります。もちろんテールも点きます。

 

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変わって連結面側から。見えないこちらもちゃんとディテール加工はしてます。

 

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屋上から。東急車両はベンチは屋根色と同色なので別付けではありますが同色にて

塗装しました。3700系に限らずパンタ周りの絶縁の囲みがあるのですが

今回は資料不足の為省略しました。(この辺は少し研究しないといけませんね)

屋上機器を色分けしてある作品も見受けられますが実車は同色だったみたいなので

配管のみ一段明るいグレーを塗ってメリハリを付けて表現してみました。

 

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横から。ドアー上部の水切りの表現は随分と悩みましたが薄板を貼りつける事で

表現してみました。同じデハながら客用ドアーの窓の大きさの違いなど変化に

富んで東急は面白いです。

 

っと言うわけで現在は艤装・電装が終了して最終チェック中です。

間もなく完成致します。

 

 

久しぶりの買い物。

 

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しばらく品切れだったカツミのPT−42J、先の3400系のリリースで

再生産されたのでやっと入手出来ました。この頃は生産数も少なくちょっと

タイミングを外すと半年以上入手困難なんてこともあるのであるうちはまとめ買いを

強いられます。その分寝てるお金もあるので容易な事ではありません。

 

来年は阪急もやる事に決定したので発売される資料は必ず購入する事にしてます。

あと、シノハラのレールジョインナー最終入荷しましたのでご予約のお客様に

お渡ししますね。(これが本当に最終みたいです。)

 

別ラインの「なまず」こと、名鉄850系は現在塗装作業に入りました。

こちらも追ってブログUPしてゆきます。

 

 

術後一カ月以上経ちましたが体調の方はすこぶる良くて随分ご心配をお掛け

致しましたが頑張って製作を進めて参りますので今後ともよろしくお願い致します。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 13:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
東急3700系のその後・・・。

このところずっと冷たい雨が続いて寒い日が多かったですね。

気になっていた親父の13回忌の法要も無事に終わって現在は通常業務に

戻っています。体調の方も俄然調子が良くて遅れている分急いで進めています。

 

っで、前回分の谷川ベースの名鉄3700系から

 

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前回は本塗装が終って車体の研ぎ出しとHゴムの色差しやサッシの取り付けで

終っていましたがその後レタリングをしてクリアーコートを済ませました。

 

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仕上がったサイドビュー。今回は半艶仕上げです。最近は塗装レベルを「U−トレさん

のような仕上りにして下さい。」とのご注文が多いので当工房も日夜その技術を

磨くべく努力をしています。また今回から塗装の仕方を更に研究を重ねましたので

一段と仕上がりはパワーアップしていると思います。

 

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正面から。やはりナンバーリングすると締まりますね。

今回の塗装の仕上りは自分でも満足しています。

 

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正面横から。雨樋に付いた水切りが結構効いています。貼り合わせ表現で非常に

手間が掛かりましたが仕上りはとても実感的です。

 

ここまでは法要前に済ませておきましたので家に帰って来てから屋根色の塗装に

入りました。

 

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充分に乾燥しておりますので早速ボディー周りをマスキングします。

屋根を吹くのは一瞬なのでマスキングは時間をかけて丁寧に行います。

 

はみ出しは後から修正する事は出来るだけしないような工夫が必要。

修正を初めから考えているようではいつまで経っても上手くなりません。

 

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東急の屋根色は何を塗るか悩みましたがU−トレさんのアドヴェイスでねずみ1号で

今回は吹いてみました。このあとパンタ周りの絶縁部分を塗り分ければ塗装作業は

完了して艤装に入ってゆく予定です。

 

 

話変わって

別ラインでは名鉄ファイナルシリーズ第二弾として「なまず」こと名鉄850系の

製作を急ピッチで進めています。前回第一弾のイモムシに続いて名車の双璧でも

あるなまずにスポットを当てて製作を進めております。

 

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どど~んといきなり3編成が登場!既に生地完成になっています。

来週からは早くも塗装作業に入ります。

 

今回はファイナルなので今まで以上のクオリティーで製作しています。

更に今回は851Fと852Fの細部の違いも表現しています。

 

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写真はMc車(左)とTc車(右)です。(共に編成は852F)

今までの作品はジャンパー栓受けの表現が実車と違っていましたが今回からは

実車通りのステーにぶら下がった表現にしてあります。(かなりリアルです。)

 

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それでは作り分けの細部を見てみましょう。左はモ851、右はモ852です。

一見すると区別が分からないですが正面スソに付くステップの大きさやジャンパー栓の

位置に違いが見いだせます。

 

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こちらは左ク2351、右ク2352です。同じくステップに違いがみられます。

当然ながらMc車とは解放テコの形も違いますので全て実車通りにしております。

 

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ちょっと上から見るとジャンパー栓の取り付け座の様子が分かると思います。

ヘッドライトはロスト製、段付き2段シル共に特注パーツ(当工房非売品)です。

 

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イモムシと違ってかなり無骨なイメージのなまず事名鉄850系。

 

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妻面側も手抜きはしていません。屋上へのステップや屋根上のテスリなどの追加

加工を施してあります。

 

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こうしてスマートなイモムシとは対照な無骨で不愛想ななまずが間もなく完成します。

 

今回のラインナップは

 

 。牽毅隠橡楡スカーレット(旧ビーチランド保存車)

◆。牽毅隠独嫻スカーレット(実車は852Fからの改番車)

 852Fダークグリーン(乗務員ドアー木枠、Tc車TR−14装着時代)

 

上記3編成を予定しております。これで手持ちのキットが全て消化しますので

今後の再生産は致しません。この機会にご購入を検討下さいませ。

リリースは12月上旬を予定しております。よろしくお願い致します。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 13:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
塗装日和ですね。

11月に入り早くも月後半、年内もあと1月半ほど。一年があっという間ですね。

 

私自身の体調は手術前より格段に良くなって、昨日の術後検診も行ってきました。

心配していた腫瘍は悪性ではなくてガン化の心配は無いとの事で安心しております。

 

入院前、術後ともにお客様から励ましのメールやお電話、快気祝いも頂き

本当に心から感謝しております。温かいお言葉が何よりも嬉しくて

改めましてお礼申し上げます。有難う御座いました。

 

さてさて、業務の方は先日からの東急車両の続きをやっております。

塗装作業も手慣らしを兼ねて新技術の取入れを行っています。

 

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前回のブログでは下塗り状態まででしたがその後車体の研ぎ出しを行い、

東急グリーンで本塗装に進みました。

 

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塗装中の車体。どうしてもホコリが噛むことがあります。写真はドアー中央に

噛んだホコリ。これを研ぎ出します。

 

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ある程度乾燥を見計らって1500番くらいのペーパーで掃うようにペーパー掛けを

します。決して左右に擦るような当て方をしてはダメです。まだ塗膜が柔らかいので

左右に擦ると塗膜が剥げる事があります。

 

こうしてホコリ噛みを除去しながら数回吹き付けを重ねて最後はサッと全体を

吹き付けて本塗装は終了です。

 

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ここからは本塗装して数日乾燥させて塗膜が乾いたら車体を研磨してゆきます。

今回のようにシル・ヘッダー付の車両は研ぎ出しがやりにくいのです。

 

また研ぎ出しする時に角の塗膜が擦れてしまうので上手く仕上げるのはコツが

あります。今回は3輌セットでしたが研ぎ出しに2時間ほど時間をかけて

綺麗に仕上げてゆきます。(仕上げは2000番のペーパーです。)

 

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車体研磨が終りましたらドアー部のHゴムの色差しを行いますがこのように

暗い車体に黒のHゴムを色差しする事は見づらいですね。

 

そこでA4サイズのコピー用紙をクルっと巻いて車体の中にはめ込みます。

これでドアー部のHゴムが見やすくなります。

 

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どうです?見やすくなりましたでしょ?車体の色に関係なくこの方法で作業効率を

図ります。当工房ではHゴムの色差しは基本カラス口で行います。

 

カラス口の色差しは難しいとよく聞きますが基本慣れだけです。コツは当然あります。

 

ポイントは・・・

  ‥瀕舛稜仕戞頁参瓩ず薄過ぎず)

◆ .ラス口の口を開ける幅

  色差し時のカラス口の置くタイミングと離すタイミング

 

この3つがカギを握ります。あとは練習あるのみです。

 

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各部に色差しを終えてマドサッシを全て貼ったクリアーコート前の状態。

生地完成の時には付けていなかった最前部Mc車のホロ吊りが効いていますね。

 

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正面からまだ車番が貼っていない状態ですから間が抜けた感じですがこれから

インレタを施せば俄然いい感じになってくると思います。

 

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前部Mc車と中間M化した車両の連結面。

 

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今回この東急3700系の編成はデハ3705+デハ3706+クハ3753にしました。

客用ドアーは大小あって変化に富んだ編成としました。

 

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Hゴムの色差しも綺麗に決まってあとは車番を貼り付けたらクリアーコートに

入ってゆきます。このところ天気も良く塗装日和ですので来週中には塗装を

終らせて艤装作業に入る予定です。

 

この東急3700系の評価が良かったら東急シリーズを進めてゆく予定です。

東急3450系、3600系、3850系のラインナップを計画中です。

 

お知らせ

 

明日17日から3日ほど親父の13回忌の法要のため名古屋へ帰省致します。

その間メールでの返信が出来ませんのでご承知のほどよろしくお願い致します。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
復職しましたよ!

災害続きだった10月も終わって11月に入りました。

 

かの私も手術後の経過もとても良くてリハビリも進んで仕事に復帰しました。

多くの方からお見舞いのメールを頂き、励まされまして順調に回復しました。

 

なので連休明けから製作を再開しております。まだ、無理は出来ませんので

ウォーミングUPからやっていますが今年春に製作をとん挫していた

名鉄3880系と併用作業をしていた東急3700系を進めています。

 

ボディーの組み立てはほぼ終わって生地完成状態でしたので手直しをして

塗装作業からスタートしています。

 

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後に名鉄に移籍して3880系となるまえの東急3700系3連。

テールライトを始め、細部がちょっと違います。

 

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今回からは胴受けはU−トレイン製のパーツを取り付けてみました。

 

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妻面側のディテール。屋上へのステップは今回ロスト製を奢ってみました!

 

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パンタ周り配管は実車を参考にフルでまとめてあります。

パンタ台はアマミヤ製パーツですがちょっとオーバースケールですね。

 

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手前はMc車、奥がTc車。客ドアーにも違いがあって東急車両は興味尽きません。

これで生地完成になりましたので塗装に入りました。

 

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いつものようにサクッとプライマーを吹きます。

本当に久々の塗装作業ですがこのところ天気も良くて塗装には絶好の条件ですね!

 

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同様にサクッと下塗りをしました。塗料はいつもの日光カラーの灰色9号です。

今回から薄め方やプライマーの処理方法を新たに考えました。(モチ企業秘密です。)

 

これからは乾燥を待って車体の研ぎ出しを行い、東急グリーンの本塗装に入ってゆきます。

 

まだまだ本調子が出るまで時間が掛かると思いますがこれからも「あとりえピクタ」を

どうぞよろしくお願い致します。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 16:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
名鉄3780系塗装作業が終るゥ。

とうとうお盆休みも終わってしまって今日からいつもの通りになりました。

おいらはお盆中も仕事やら病院で検査やらでバタバタでした。

 

さて、その間に谷川ベースの名鉄3780系瀬戸線仕様は塗装が終りました。

 

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前回ボディーの塗装が終りましたので今回は屋根回りからです。

いつものようにコントラストを付けたいので機器は明るいグレーを先に吹いてメリハリを

付ける事にしました。

 

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ボディーをマスキングしてパンタ周辺を明るいグレーを吹いておきます。

 

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乾燥を待って屋根の地のところをペーパー掛けしてホコリやブツブツを研磨しておきます。

 

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そして色分けするところをしっかりマスキングしておきます。

パンタ鉤外しは後から筆差しで大丈夫です。むしろ浮かせておかないと

屋根の地に影が出来てしまいます。

 

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ちゃんとマスキングされているのを確認したら屋根色の本塗装をします。

下地に赤色が滲んできますので一度乾燥させて研ぎ出ししてからもう一度吹きなおします。

 

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少し乾燥させたらマスキングテープを剥がします。いつまでもテープを巻いていると

この暑い季節、ノリが車体にベットリ付く可能性がありますので直ぐに剥がすように

します。

 

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実車は全て同色のようですが上から見る模型はやはりメリハリを付けるのも

一つのセンスと考えています。あとは部分修正して塗装作業はこれにて終了です。

今週から艤装作業に入って行きます。

 

週末あたりに完成・納品の予定で進めてゆきます。

 

 

PS・・・

明日、明後日とワタクシは夏休みを取りますのでお問い合わせがあればお返事は

21日夜になってしまいます。すいません、よろしくお願い致します。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 11:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
お盆中も仕事してます。

猛暑はいつまで続くのでしょうか?折角のお盆休みも台風で台無しと嘆きの方も。

おいらは間もなくやって来る日に備えてお盆中も仕事中(入院・手術は確定)。

 

さて、名鉄3780系は塗装に入っています。

 

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前回下塗りをしたところで終了していましたがその後研ぎ出しからスタート。

あとりえピクタの塗装の美しさはその下地処理から始まっています。

 

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下地処理が整ったらいよいよ本塗装。特製調色したスカーレットを吹きます。

薄めに溶いて吹いては研ぎ出し吹いては研ぎ出しを数回重ねて層を形成します。

量産品と違って何層も重ねて吹いているのとその都度面を研いでいるので

塗膜強さ、平滑性が比べもんになりません。そこを評価して下さい。

 

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本塗装が終った状態。まだクリアーコートもかけていません。

これくらい塗面を仕上げなければクリアーコートなんて意味がない!

 

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さらにクリアーコート前にもう一度研ぎ出しを行います。1500番から2000番

くらいのペーパーで最終仕上げを行います。

 

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研ぎだすとこんな感じになります。さらにクロスで吹いて徹底的に磨き上げます。

ここまでやってからナンバーリングやHゴムの色差しへ入ります。

 

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磨き上げた車体にHゴムの色差しを行います。正面貫通扉は黒色をカラス口で入れます。

プレスによるHゴム表現はないので断面にカラス口を引っ掛けて色入れをしますが

これは慣れないと大変難しい。ガイドとなるモノがないので指先の感覚だけで

表現します。

 

また左右のグレーのHゴムも皮一枚の表現を同じくカラス口で入れます。

 

DSC00743.JPG

 

この手の表現は名鉄5200・5500系、6000系系列、7300系、7700系

などに見られますが全てガラス押さえは金属押さえではなくゴム押さえなので

グレーまたは黒色の表現になります。よく見かけるシルバーでべったり塗った例が

プロ組み作品でも拝見されますがこれは間違いですから。

 

皮一枚でカラス口を引くにもコツが要り、綺麗に仕上げるのは至難の業です。

ああー、ピラーはシルバーなので間違えなく。

 

DSC00758.JPG

 

クリアーコート後の名鉄3780系。研ぎ出し、Hゴム色差し、手すり・

ドアノブ、クツズリ等の磨きだし、ナンバーリングと非常に手間が掛かっています。

 

DSC00760.JPG

 

ナンバーリングは当工房標準の金属パーツを一枚一枚貼り付けています。

完成品加工以外はインレタは基本使用しません。

クリアーコートで保護を掛けてボディー周りは仕上がりました。

 

DSC00762.JPG

 

正面と連結面側の様子。連結面のホロの爪はすべて埋没してあります。

 

DSC00764.JPG

 

ボディーが仕上げりましたら最後の屋根回りに移ります。

今回も色分けによるコントラストを狙って屋根の地以外は明るいグレーで先に

塗装しておきます。乾燥を待って屋根の地の色を吹き付ければ塗装作業はすべて

終了して艤装作業に入ります。

 

生地完成の時にまた加工前でしたがパンタ鉤外し装置を追加加工してあります。

来週には完成の予定です。

 

 

今週金曜日に病院の検査結果と入院・手術日のスケジュールが決まりますので

分かり次第今後の予定等をお知らせ致します。

ご迷惑をお掛けしておりますが何卒ご理解下さいませ。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 13:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
体調管理中につき。

今日もうだるような暑さでした。まだ名古屋に住んでいた時の暑さに比べれば

関東の暑さなんてまだマシですが・・・。

 

今日も病院に行って検査(MRI)をしてきましたが来週も引き続き

検査が2回あります。そのあとに入院・手術が決まりそうです。

 

 

薬が効いているせいか体調は以前より良くなってますので工作の方は

再開しています。

 

さて、続けて名鉄3780系瀬戸線仕様を製作中です。

 

DSC00522.JPG

 

秘蔵の谷川製キットの名鉄3780系。個人用にと温存していましたが

特製品として製作する事にしました。

 

DSC00529.JPG

 

ジャンパー栓周りは今回から自社のロスト製パーツを加工してまとめてあります。

 

DSC00531.JPG

 

屋根回りもフル加工となります。写真ではパンタ鉤外しが付けておりませんが

このあとに加工して取り付けは終了しています。

 

また、写真でお判りと思いますがクーラーはカツミ製パーツに振り替えて実車通り
センターからずらした位置に開け直すなど手を加えています。

 

DSC00535.JPG

 

先頭のカプラーは連結出来るようにイモンカプラーを搭載しました。

連結面側のカプラーはACEカプラーになります。

 

DSC00536.JPG

 

組み終わったのでいつものようにサクっとプライマーを吹いて。

 

DSC00543.JPG

 

これまたいつものようにサクっと下塗りをして乾燥させます。

明日から研ぎ出しして本塗装に備えます。

お盆明けくらいには完成の予定です。

この3780系は最後の一品となります。乞うご期待!

 

なお、あとりえピクタでは名鉄各シリーズは手持ちのキットが無くなり次第

製作を終了します。

 

 

話変わって

今月のお買い物。しばらくぶりの買い物でした。

 

DSC00151.JPG

 

しばらく在庫切れしていた日光モデルのD−16やカツミのPT−42Jを入手。

あんだけ在庫していたのに無くなるという事はそれだけ仕事?しているのかしらん。

 

今後は東急の製作も予定しています。(いつになるか分からないけど💦)

 

 

更に話変わって。

6月から珊瑚模型さんに時々買い物に行っています。

今年から蒸気を再開(10年ぶり以上?)しようと思っています。

 

DSC00153.JPG

 

ちょっとパーツ買うだけで数万円が飛んでゆくのが悩みのタネですが

一時絶望視していたサンゴのパーツが入手できることは大変喜ばしい!

間もなく手術日も刻一刻と迫っている中これは元気づけに良い薬になりそう・・・。

| atelierpicta2 | 工作日記 | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
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