本来は日曜日は工房は休みなんですが今夜はちょっと工具の紹介を一つ。
毎回少しの事しか触れていませんがもっと仕事はしてるんですヨ!一日仕事してあんだけかよ!
と言われそうですが実はいろいろと仕事しています。公開できない仕事もありまして。(ヤバイ仕事しているわけではありませんヨ)
みなさんは台車の塗装はどういう風にペイントしていますか?バラしてボードにテープで止めて・・・
また裏返して、テープで止めて・・・。たくさんあると結構シンドイ!
大昔マッハ模型さんが出していたと記憶するペイントホルダーを応用しています。
軸穴に挟み込むカタチでホールドします。軸穴の吹込みをマスキングする必要もありませんし、
片手で持って自在に操れます。手元はハンガー状になっていますのでそのまま引っ掛けて乾燥させればOK。超ぉ〜優れモノ!!!
センターベアラーはペイント専用の嵌め替え用を用意しておけば集電のための磨きだしなどいりませんヨ!
作り方は・・・
材料はΦ1,5真鍮線だけ。今回は福原金属の500mmからカットしています。
一個分は250mmにカットを2本、125mmにカットを2本計4本が必要です。
まず、それぞれ2本をハンダ付け。短い方は手元、長い方は中央と手元をハンダ付けします。
先端は組み立てた後折り曲げますからハンダ付けしません。
最終的には4本を抱き合わせるのですがバラバラにならない様にするためと向きを揃えるために
2段階に分けています。次に先端を4本合わせてから束ねてハンダ付けします。ねじれないように。
写真はベークライトで押さえつけています。裏表しっかりとハンダ付けします。
先端から10mmのところと60mmのところに折り曲げのマーカーをします。
マーカーのところをガイドに外側にペンチで開きます。角度は約30度くらいですか。
このあと先端から10mmのところを今度は外側へ折り曲げます。このときに左右で平行が出るように
折り曲げてください。最初に曲げたところも少し開き気味にします。これがホイールベースになります
文章が分かりにくくてすいませんネ。写真を見ていただければ直ぐに理解できると思います。
金属の持つ柔軟さがバネになってフレキシブルに軸穴に合います。微調整は手を調節を行います。
写真は12本で台車6両分を一度に塗ることが出来ます。制作の所要時間はカットから完成まで2時間でした。使い捨てではありませんし、壊れることもほとんどありませんので一度作って置きますと
一生使えますヨ!!!
おいらの使っている工具のこれから少しずつ紹介してゆきますネ。何か、質問やリクエストがありましたらHPのメールフォームからどうぞ。