PICTA BLOG
またしても雨で足踏み状態。

10月に入り気温が下がって快適かと思うことなく寒いくらいです。

おまけに今年は雨が多くて塗装作業にかなりの影響が出て本当に困ります。

 

さて、今月に入ってからブログ閲覧数が何か急に増えて昨日は1300アクセス

近かった。閲覧を楽しみにしている方からのメールもありましてこれからは

もっとお役に立てる情報や工作技法などを盛り込んでみようと考えております。

 

先日キハ・シリーズの納品が終わって続けて谷川ベースの名鉄6600系を

進めています。この台風が来る前にクリアーコートまで進めてきましたが

それまでの様子をご覧頂きましょう。

 

DSC06523.JPG

 

前回の投稿が下塗りまでご覧頂きましたので今回はその続きから。

しっかり下塗りの塗料が乾燥しましたら車体の「研ぎ出し」作業に入ります。

 

以前にも紹介したことがありますがプライマー塗布時にもすでに研磨作業を

して更に下塗り後また研磨作業をするというものです。

 

プライマー塗布の時点でも結構平滑な面を得られていますから下塗りも比較的

綺麗な面が得られています。ホコリ嚙み等をまず800番くらいのペーパーから

始めて全体を1000番ほどで研ぎ出し、最後は1200番で研ぎあげる。

 

DSC06527.JPG

 

大体こんな感じになります。ペーパーは1000番を使用。

研ぎあげる時に注意点は角を当てて塗面を傷つけないように作業をする事。

優しくスピーディーに掃う様にペーパー掛けをします。

この要領はペーパーキット製作された事のある方は要領はお分かりになるかと。

 

DSC06524.JPG

 

上が未加工、下が研磨済の車体。未加工でもかなり綺麗な車体をしています。

これが当工房の「プライマーから仕上げてゆく」の神髄になります。

 

DSC06528.JPG

 

研ぎあがった車体。一見するとペーパーキット車体のホワイトボディそのもの。

研ぎカスはハケで綺麗に掃っておきます。

 

DSC06529.JPG

 

さてさて、ここで「魔法の液体」で車体を清掃します。静電気で付いた

研ぎ粉や手の油脂等を綺麗にクロスで拭きながら磨いてゆきます。

ああー、この液体は企業秘密です。(直ぐにパクられちゃうので教えません。)

 

DSC06532.JPG

 

ここからボディーの本塗装に入ってゆきます。研ぎだした車体ではありますが

塗装する寸前までブラシでホコリ取りはします。

 

DSC06533.JPG

 

いきなりボディーを吹くのではなく車体内側の方から吹いてゆきます。

特に車体スソは塗装が剥げやすいので入念に吹き付けます。

 

また車体スソは生地完成時までにエッジを軽く丸く仕上げて塗装が剥げにくい

ように加工がしてありますけど。

 

また塗料の入りにくい渡り板、ステップ、ヘッド・テールケースの裏側など

を中心に吹き付けておけば後から吹きムラを防ぐことができます。

 

DSC06534.JPG

 

そして車体裏側が乾燥したらボディの本塗装。今回は6両一気に塗り上げました。

サクッと吹いてしばらく(1時間くらい)乾燥させます。

 

DSC06536.JPG

 

1回目の仕上がり状況。かなり綺麗に仕上がっておりますがまだ車体は

細かいゆず肌がみえます。かなり薄めてもこの状態ですからほとんどの皆さんは

いかに希釈が足りないと思って下さい。

 

DSC06540.JPG

 

一回目の研ぎ出し。ペーパーは1500番。これでかなり塗面が平滑になります。

一回目は研ぎ出すというよりホコリ嚙みを除去する気持ちで。

 

DSC06543.JPG

 

ドアー部から研ぎ出しをしています。また、角は塗膜がハゲ易いのでテープで

養生するとかした方が良いです。

 

DSC06544.JPG

 

上記作業を3回ほど繰り返しながら塗装を施してゆきます。上が塗装直後、

下が表面処理が終わった後。研ぎださなくてもこれだったら量産の完成品

より仕上がりは全然良いと思いますが・・・。

 

このあともう少し希釈した塗料(ここではスカーレット)で仕上げ吹きをすれば

ボディーの塗装は終了。

 

DSC06547.JPG

 

ここからは本塗装したあと、乾燥を待ってクリアーコートに備えて準備します。

当工房の標準は洋白部は基本的に「磨き出し」を採用しております。

作例は乗務員ドアーのクツズリ部の塗装を剥がしているところ。

一発でやっていますが慣れない人はちゃんとテープで養生してくださいね。

 

DSC06550.JPG

 

色差し作業。正面のHゴムは色差ししにくいですがカラス口でサクッと入れます。

貫通ドアほHゴムはモールドが入っていますので入れやすいですが

方向幕はモールド表現が無いのでカラス口を角に当てて色を入れます。

ちょっと難しいですが慣れれば簡単です。

 

DSC06552.JPG

 

左右の窓にもHゴムの色差しをします。よく見る作例ですがこの6000系の

サッシは金属押さえではなくてゴムで押さえていますからサッシの部分を

ベタっと全部塗るとおかしいです。皮一枚の表現になります。

 

こちらもかなり難しい作業ですがカラス口の幅を絞ってやれば簡単にできます。

慣れだけなんで練習をすれば意外と簡単にできるようになります。

 

 

さてさて、クリアー前の作業はあとはサッシを貼るだけとなっています。
現時点では台風が来る前までにクリアーコートが終わっていますので

次回はその後半をお届けします。

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