雨模様ですが、今年の春は変化の多い年ですね。
さて、このところいろいろと仕事が入り混じって落ち着かない状況でしたが、
遅れていたもう1作品のU-トレベース西武N101系2連が完成しました。
少し前にブログUPしたのは13mmヴァージョンでしたが、今回は16番用。
ゲージ以外は全くの同仕様になります。(行き先・種別は変わりますが。)
上記写真の逆ポジアングル。先頭車にパンタ2丁はやはり恰好イイですゥ。
正面から。なかなか悪のある顔をしています。登場時から某も通学で毎日
乗っていた思い入れのある車両だけに気合入っちゃった感じです。
メインのP付先頭車のフロント周り。鉤外しがワンポイントですね。
クーラーはキットのものを使わずオカさんから分売されている西武用をチョイス。
金網越しに見えるファンが良い感じです。
P付先頭車のリア側。ここが一番の見せ場でしょうか。複雑配管が目に留まります。
妻面側のパンタ梶外しはちょっと該当パーツがないので東武用を改造しています。
実車より引き棒の高さが低いのですが雰囲気はバッチリです。(苦労しました。)
連結面のディテール。各部の手すりをはじめ降りてくる配管処理、手すり下の
捻じれた足掛けまで付けてみました。鉤外し引き棒も更に一段細いφ0,2より
作り、先端は細密パイプを切って「にぎり」までも表現しました。
サイドビュー。雨樋は201系用三角雨樋(現在入手不可)を搭載しましたので
より張り上げらしい車両になりました。ドアー周りのドレスUPは当工房標準装備。
勿論台車フロント排障器も付きます。ステップしたの車止めまで表現しました。
ドアノブもキットでは洋白線を曲げるだけのものからロストパーツに変更。
下廻り。動力はEN-20からLM15へ変更、連結面はエースカプラー、動力装置は
MPシステムです。カプラー横にM1車は1P、M2車は2Pのスイッチを搭載
していますので灯火類のON-OFFの他、動力車はモーター給電カットにより
車輛が停まっていてもインテリアをお楽しみ頂けるようになっています。
っという訳でお待たせしました、納品になります。よろしくお願い致します。
]]>今年は風の強い日が多いですね。おかげで塗装作業がなかなか捗りません。
ここ2日ほど体調がイマイチだったので工作もあまり進まずブログもストップ。
数日ぶりの再開です。(以前に比べれば更新頻度は多くなっていますけど)
さて、オカベースの103系京都線は車体のアウトラインが完成してディテール
UPを進めています。
まずは雨樋からの取付。トリセツに従って雨樋を車体スソから27,5mmの
位置にデジノギで印を付けます。
次に雨樋取付ジグを27,5mmにセットして帯材を当てます。
この手のジグは各社から発売されていますが当工房はチタン製で軽くて劣化
しにくいモデルワム製(サイズ違いで3種販売されています。)を使用しています。
本来の使い方は車体端(写真では右端)に仮止めしてから左側へ少しずつスライド
させてハンダを流すようになっていますが、当工房は左右両端だけこのジグを
用いて仮止めだけするようにしています。
何故かというと結構意外とこの手のジグは上手く使わないと帯材が波打ちして
しまいます。帯材の熱膨張もあってなかなか上手くゆかない。(某の工作力が
無いからかもしれないけど・・・。)
某の場合、両端をジグで所定の位置に帯材を仮止めしてあとは300mmスケールを
クリップで固定してから左手の親指でスケールを押して、人差し指で帯材を押さえ、
中指で帯材を左方向に引っ張るように付けてゆきます。(写真は撮れないの)
ハンダゴテの方は寝かせて熱容量を保って、ハンダを付けるエッジを立てながら
作業をしますとしっかり熱が回ってハンダが流れる面が細くなるので後からの
キサゲ処理が楽になります。
雨樋にハンダ付けが終わりましたら、ハンダ吸い取り線で余分なハンダを取ります。
このあと軽くキサゲすれば綺麗になります。タップリ付けますとキサゲも大変
ですし、車体もキズが付きやすくなりますからハンダは少量で付けるようにしましょ。
さて、雨樋が付いて車体らしくなりましたら車体に小物を取り付けてゆきます。
まず、キットに入っている図面を参考にします。キットを当てず図面を見て一瞬で
気づいた方はなかなか見る目があります。
図面の上に車体を置いていますが、一見1/80サイズ実寸に見えた図面も実は縮尺図。
実測で約96%でした。つまりこの図面からサイズから採寸して作業をするなら
4%拡大して計算しないと位置が狂ってきます。(初めから等寸でやって欲しいな)
パーツ自体も図面と比べて大きさや高さも違っています。なので位置関係だけ
確認して実車を基に取付位置を確認した方が良いです。(キットの図面はじつは
図面じゃなく「絵」と思って下さいね。)
今回の103系は車体1色で塗分け線がないのであまり問題はありませんが、
塗分け線や車体にラインなどが入っている車両などサボとかダクトとかが
色分線に掛かっていると塗装時に泣く羽目になりますので要注意です。
取付位置が決まったらノギスでラインを入れてパーツをハンダメッキ(裏側)して
から所定の位置に取り付けます。車体に付けた丸いマジックの印はダクトの位置が
間違えないように付けているものです。(意外と間違えやすいです。)
すべての車両についたのでキサゲして次は前面・連結面の工作に入ります。
下周りはフロントのユニットだけになりました。空気管の取付に難があったので
ここを調整。すべて仮組してよく点検して、OKならば塗装に入ります。
仮組をしない人が結構いますが、後からベソをかかない為にも必ずやるように
した方がいいです。(プラモの世界では必ずやっています。)
仮組したユニットでロストパーツの歪等がありますので、ここでプライヤーなどで
修正しておきます。スカートが大きく歪んでいました。乗務員ハシゴなども
チェックしておきましょう。
あと2日くらいあれば車体はパンタ配管くらいを残して組み上がりそうです。
下廻りはもう塗装作業が始まっています。
今月は何かと仕事以外の用事が重なったので遅れを取り返さないと・・・。
]]>花粉も飛びまくりで毎年の事とはいえ辛い季節でもあります。
さて、このところ日替わりメニュー的に工作をやっていますが、例の103系
京都線。ちょっとテンション下がっていた原因ですが・・・。
写真の通り車体に床板取付用アングルを取付が終わった図。
しっかし、このアングル実はスソ合わせだった・・・。😿
床下機器にカツミ製を使用することになっていたので単純に車体スソから
3mmに位置に付ければ良いやと考えていたのがそもそも間違い。
雨樋の位置がトリセツに無くクライアントに頼んでお送りして頂いたら
床下アングルの位置合わせが違っていたことにショック!
取付方法はまず、床板に空いている穴の中心をボディーに写し取ります。
反対側もスコヤを使った正確に位置決めしておきます。
床板の穴に嵌ればイイじゃんと思うけど、チキっとしないと気が済まない
某の性格。ここはちゃんと位置決めをします。
長手方向はかなり余裕(つまりブカブカ)なので両端は1,5mmほどの
隙間が空きます。
先頭車はフロント側がユニットになっているので床板本体に取り付けてから
アングルの位置決めをします。
思い込みで取り付けたアングルを泣く泣く一旦取り外します。😿
外した部分の車体スソはそのままハンダメッキしておきます。
再度気を取り直してスソ合わせでアングルを取付ます。仮止めしたら
クリップで押さえてハンダをボディースソから流し込んでゆきます。
このようにガッチリハンダ付けしておきました。
キサゲ処理したあと床板を実際に落とし込んで合いをチェック。オカさんの
キットは総じて床板がユルユルな場合が多いので問題ありませんが、谷川さんの
キットとなるとかなりこの辺がシビアなので床板との合いを確認しておかないと
後から入らなくなって大変な目にあいます。
強度も付いたので前面から仕上げてゆきました。これで前面のディテール工作に
入れます。連結面側も同様にして仕上げてゆきます。
残っていた動力車の動力装置給電カットスイッチの搭載も終わりました。
何とかカプラとギアに隙間に収める事ができました。
このスイッチがあるとモーター車でも動くことなくインテリアをお楽しみ
頂けます。車両が停まっていてもインテリアを楽しめるようなそんな工夫が
今はもうメーカー量産完成品にも求められる時代に来ているのではないかと思う。
メーカー点検ミスで不足していたライト関係パーツ。(どうしたらこんな
パーツを入れ忘れる事があるのでしょうか?)
ここでやって欲しいのはケース本体に必ずレンズを嵌めて具合を確認して
みて下さいね。ライトケースだけじゃなく嵌め合うパーツは必ずぱ「パーツ合わせ」
をする癖を付けておきますと艤装時に泣く事が無くなりますよ!!!
下廻りはこれで終了したので塗装に入ります。ボディーはいよいよ本格的な
ディテール工作にコマを進めて参ります。
]]>今夜から明日いっぱい風が強いみたい。ホコリが舞ってホント困ります。
さて、工作は奮闘しているオカベースの103系京都線の他にあれこれ
別ラインで進めております。今回は客車シリーズのマニ37になります。
昨年製作したマニ36以降のシリーズです。仕様はマニ36に準じます。
岡山模型ブランド(実質フジモデルですが)から発売されていたマニ37を
3態ピックアップして進行しています。
今回製作するのはこの3輌。スロフ53改、スロ51改、そしてキノコ妻の
スロ60改。形態は違えどスペックは同一となります。
キノコ妻のスロ60改なんて欲しい方いそうですね。
実は昨年すでにスタートしていましたが、諸事情により頓挫しておりました。
ボディーの他、各部のパーツの加工等も進めていたので一からのスタートでは
ありませんが、ショートでサクッと仕上げちゃおっかな。
妻板は定評ある「工房ひろ」さんのパーツに交換。
荷客なので妻面のディテールは外せません。ロストパーツも使って細密化。
テールライトもキットのモノじゃデカ過ぎるのでエコー製に振り替えました。
床板も同時に加工中。例によってテールライトON-OFFスイッチを付けます。
また当工房オリジナルのモジュール基盤も搭載します。これでチラ付き防止は
もちろんの事、電源OFFしてもしばらくはテールライトの点灯が楽しめます。
床板そのものは3輌とも同じですが、床下機器は全然違いますのでこちらは
実車を基にそれぞれに作り込みをします。
このブログを書いている時点でボディーの組立は少し進みましたので
もう少し纏まりましたらブログにて公開します。完成は4月上旬の予定です。
]]>みたいです。夜も暖かいので今夜の夕食は海鮮モノにしました。
お刺身、山掛け、生カキのポンズ和え、酢の物と非常にあっさりとした和食。
久しぶりに1本付けて、居酒屋定食を味わいました。
さて、ここからは103系京都線の工作の続き。
先に下廻りを完成させることにしましたので今日もその続き。
Tc車のライトシステムでON-OFFスイッチを搭載しますので、設置場所を
検討した結果リア側の台車後ろに付ける事にしました。
フロントはディテールが密集しているし、運転台仕切り板等もありますので
こちらに決めました。後ろの車輪軸とカプラーとの間に寸法を測ります。
まくらぎ方向は床板から15mmの位置をセンターに、スイッチの止め穴の
間隔が15mmなので床板幅を図り(実寸32,04)から15mmを差し引いた
距離を2で割ると片側の距離が出ます。つまり8,52mmの位置を
ノギスでケガけばスイッチの取付穴が正確に付ける事ができます。
スイッチ本体が入り角穴を開けますのでマジックで黒塗りしておきます。
スイッチ本体を取り付ける角穴は4×6mmなので床板からそれぞれに差し引いた
寸法でケガキを入れておきます。取付穴や糸ノコの入る穴もポンチを打っておきます。
採寸した穴を糸ノコでくり抜いてスイッチがスポっと入るようにヤスリで調整。
床板全体を綺麗に磨いておきます。まだ、M1車のスイッチ穴をどこにするか検討中。
これが終われば床板の加工は終了し塗装に入ります。
今日は天気も良かったので先行して台車と車輪の塗装から入りました。
台車の塗装は塗装ジグを自作して塗装をしています。一般にはダンボールなどに
テープで固定して塗装する事が多いみたいですが、裏表一度に塗装できないので
このようなジグがあると一度の作業で済みます。
(画面左側の旧国用の台車の正体は近日公開します。)
塗装が済んだDT-33台車(日光製)。別パーツを取付ける手間がありますが、
立体感があって好ましい。Tc車の台車は内側のシューが不要なので糸ノコで
切り落としてあります。
このジグを作ったのはもう15年以上前なので元の素材がφ1,5なのに
φ3mmほどあります。このジグで何百両の台車を塗装したんでしょうか。
使い込むほどに愛着が湧くアイテムの一つ。
今週も天気が良さそうなので下廻りは纏まり次第順次塗装に入ってゆきます。
今回クライアントの希望で仕切り板の中央窓が実車で改造時に埋められていると
いう事でモデルでもご希望通り窓を埋める事に。
2枚合わせの仕切り板なので窓のカタチが内外から違います。それぞれに厚さ0,3
mm真鍮版より切り出して埋める事にしました。
車体外側(乗務員側)から角穴を埋めてゆきます。
次に車体内側(乗客側)の穴を埋めてゆきます。
軽く盛ったハンダごとヤスリで研磨して仕上げておきました。
2枚合わせの板を綺麗に仕上げるのはちょっと大変なので正面から見える
運転席側の窓は塗装したらわからないレベルで仕上げておきました。
週明けからは先述の通りボディの組立を中心に作業を進めてゆきます。
アラカルト
昨年少しお手伝いをさせて頂いた「マシ38」ですが、お客様があれから苦労して
艤装し完成した写真をお送り頂きましたのでご覧ください。
ベースは天賞堂製マシ38。程度の良い中古品を手に入れた矢先にボディーを
傷つけてしまったそうで、当方で一部組み直しやリペイントでディテールUPを
施したものになります。内装はきづ工房さんから発売されているアイテムをこちらで
塗装して、室内艤装はユーザーによる仕上げたものになります。
綺麗にならんだテーブルやイス等圧巻ですゥ。調理室のデコレートも恰好良い。
実際にボディーを乗せて室内灯を点灯させた状態。なんとも言えない温かみのある
車輛ですね。1両でも十分楽しめます。手間が非常に掛かるものだけに完成した
喜びは一入でしょう。本当にお手伝いさせて良かったです。
このように部分的な工作等もやりますのでご希望があればお問合せ下さい。
]]>その代わり花粉症がだんだん酷くなってきました。嫌な季節到来です。
仕事以外にもやらないといけない事もあってあまり作業が進みませんでした。
それにもっと急を要すこと、実はコレ作業用のスタンドライト劣化。
2日くらいで急に光量が上がらなくなりました。
作業用のスタンドライトは左右2灯焚きをしていますが、写真のように右側が
劣化してマックスでもこの光量。若い時みたいに暗くても見えるわけじゃない
ので、買い替える事にしました。
アマゾンで早速ポチリました。パソコンデスクに最適との事でしたがかなり
明るいです。光量だけじゃなく色温度も替えられるし、消し忘れタイマーも
付いているし、スイッチがタッチ式なんかも良さそうなのでこれにしました。
さて、そんなこんなで再び103系京都線の続きを・・・。
だんだん暖かくなって塗装するにも良さそうな日が多くなりそうなので
下廻りの作業を続ける事にしました。
先日出来上がった床下機器ユニットを床板に留めれるように加工しました。
キットはオカ製の床下機器ユニットではなくカツミ製なので取付方法が変わります。
M車は既に出来上がっていますのでその他の3両をサクっとまとめました。
今回クライアントの希望により車両端面に空気管ユニットを装着して下さいとの
事でしたので、ロスト製パーツを仮に置いて台車との干渉具合を確認します。
ロストパーツの裏に両面テープで仮止めして状況を確認します。
オカさんのキットの床板はかなりユルユルの設計が多いので車体に実際床板を
落とし込んで現物合わせで確認をしました。(ここから後で大変な失敗が発覚
する事にもなるのですが・・・。話はまた次回にも)
とりあえず空気管ユニットを取り付けて台車の振り角をみます。写真では良い
感じに見えますが、台車の角が空気管に僅かに干渉しました。
中間車にはM2車もありますので台車や実際φ11,5mm車輪を付けて確認を
しておきます。よく当たるのはオイルダンパーや外掛けのブレーキシュなどです。
空気管ユニットは結局車体外側へ目いっぱい逃がして位置を確認、2か所でビス止め
出来るようにしました。台車を回転させて干渉しないかを見てみます。
連結面側はこれでOkとなったのでフロント側も同様に加工する事にしました。
フロント側はユニットになっています。これはナイスアイデア。スカートや
胴受け、乗務員ハシゴ、空気管がひとまとめにできます。しかし・・・。
トリセツを見てみますとカプラー台の形状が図面と違います。高さが合えば
それで問題無いのですが、実際どうなんでしょうか。また、ユニット化は
ナイスアイデアですが、床板本体にどうやって付けるの?
一杯穴が開いていましたのでどれか取付穴と最初は思っていたけどどれも
違いました。つまりユニットと床板本体を取り付けるネジ切りが忘れていたみたい。
調整出来るよう取付穴を長穴にしてありますので、床板のおおよそ中心に
M1,4タップを切りました。これで本体取付ができます。
フロント側の空気管ユニットは最初から開けてありましたのでこの位置で取り付けて
みました。しっかし、反対側の空気管ユニットは取付穴のピッチが床板の穴と
ズレています。・・・とほほ。(ヤスリで調整できるレベルではありますが。)
ユニットと床板を留める穴も開いていません。運転台仕切り板も床上に付くので
干渉を考えながら床板に穴あけしてM1,4mmタップを切りました。
台車もちゃんと取り付けて干渉しないか確認作業を行います。こうゆう所を
ちゃんとしない方が多いですが、後からベソをかかないように確認しましょう。
台車ボルスターの高さ調整もありますが、僅かに台車が上下動時に当たる事が
ありました。右側は空気管が高い位置にあるのでクリアー。
左側は空気管がやや下に降りているので台車の上下動時に干渉するときがあります。
この辺は微調整する事にします。やっぱり空気管が付くとグッと精密感が出ますね。
空気管ユニットの取る付け穴のズレ。台車の干渉具合もあるのでこの辺は当たりを
みながら調整します。
週末は暖かくて天気も良いので台車等の塗装も始めてゆきましょう。
上周りは来週から本格的に作業を進めます。
]]>雨足が強いみたいです。夜には雨は上がりますので憂鬱な気分も晴れそう。
ずっとやっていましたオカベースの103系京都線もちょっと止めて
Uートレベースの西武N101系の方を完成させました。
まずは13mmヴァージョンから仕上げました。
西武では人気のN101系2連(モデルは東急車両タイプ)。やはりツートン
カラーの方が某も好きです。中学・高校と毎日通学に見ていた記憶が
蘇ってきます。
正面から。中期の設定いう事でマスクは黒塗りと致しました。
前面フックはすべて洋白線材の磨き出し処理としてあります。
トップと逆アングルから。2連でまとまられるところが良いですが、西武は
意外と手間が掛かる車両でもあります。
連結面側から。フルディテールと致しました。省略する事が多い量産品と
比べてそのクオリティーの高さは特製品ならでは。
鉤外しの表現は名鉄ではやっていますが、他の車両ではほぼ初めての試み。
先頭屋上のフロント。直ぐにパンタ鉤外しが目に飛び込んできます。
気が付かないところですが、雨樋はキットのものは使用せずU-トレさんから
限定販売されていた三角雨樋(201系用)を使ってみました。(現絶版品)
パンタ先頭車の屋上後部から。見せ場でもあり、工作の中心になるパンタ配管。
結構この工作が非常に時間が掛かります。写真ではよくわからないと思いますが、
一部パイプを介して加工してありますので非常に凝った作りとなっています。
クーラーはカタチが違いますのでオカさんの西武用に交換、ベンチも屋根地の
色と変えてハイコン処理と致しました。上から見ているだけで楽しいです。
屋根色も当工房オリジナル調色です。(西武は青白い明るいグレー)
今回クライアントの強いご希望もあって頭を悩ませていましたパンタ鉤外し。
少し実車と違いますが類似パーツがないので改造でそれらしくまとめました。
極小ガイシが効いています。当工房の基本はパンタ配管も尻切れトンボに
ならないように出来るだけ表現するようにしています。
ボディー側面。もう当工房定番になったドアー突き当てゴム。
今回は他にも乗務員ドアーノブにロストパーツを使いました。
13mmしか味わえない台車が車体の影になっている所が良いですね。
両車の連結面辺り。レタ関係はフルインレタです。今回空気管を取付て
更に妻側の左右に付くハシゴも表現しました。(今回すべてフル加工です。)
下廻り。当工房では過去に1度くらいくらいしか担当した事がない13mm
ヴァージョン。某もプライベートモデルの一部で13mm化をしていますので
今回は非常に勉強にもなりました。
パンタ付き動力車は2Pスイッチ(非M車は1P)搭載によりモーター給電
カットにより動かないでインテリアがお楽しみ頂ける構成となっております。
完成していよいよパッケージングに入りますが、よく各部を点検の上清掃を
必ずします。車体は勿論の事、マドガラスに付いた指紋等も極力綺麗にして
おきます。
お待たせ致しました、納品になります。よろしくお願い致します。
]]>僅かに積雪がありましたが、明日の未明にかけてもまた雪が降りそうです。
来週からは暖かな日が訪れるようで、早く過ごしやすい陽気になって欲しいな。
さて、製作中の103系京都線は前面・妻面の取付へとコマを進めました。
加工が終わった妻板ですが、取り付ける前に確認する事があります。
それは後から取り付ける縦樋。キットは妻板に3か所穴あけ加工がしてあり、
ロストパーツの足を介して取り付けるようになっています。
縦樋パーツは妻板をボディーに付ける前に取付穴に差し込んで「嵌め合い」の
確認をしておきます。パーツ仮合わせは必ずするようにして下さい。
プラモの世界ではパーツ仮合わせは常識となっていますが、テツモの世界では
意外とちゃんとされていません。
勢いで結構作業をしてしまう方が多いのですが、この時点で確認をしておけば
後から慌てる事も少ないです。こういう件は塗装後に取り付けるレンズ類などに
応用できます。ライトケース(車側表示灯も含む)にレンズを仮合わせして
おくと後からレンズがケースに入らなくて困る事がありません。
円状のものは塗装の厚さが360°に渡って掛かるので意外と入らない事が
あります。なのでその点をチェックしておくと後で困る事が少ないのです。
さて、ここからは前面や妻板の取付に入ります。雑誌の昔の工作記事等を
見ますと車体スソと肩の4点を仮止めするように書かれている事が多いのですが、
屋根頂部の5点を仮止めしておきます。
最近のキットは比較的車体との合いも良いのですが、合わないときはスソに
合わせた方が良いのか、肩に合わせた方が良いのか考える必要があります。
こちらは連結面側。本付けする前に製造銘板等はセロテープを貼って動かないように
しておきましょう。
仮止めした面を下側から覗いた図。仮止めとはいえハンダが冷える時収縮しますので
どうしても車体側に変化が出ます。右側は熱で車体が膨らんでいます。左側は
修正したもの。
仮止めしたら前面・妻板をじんわり指の腹で戻しておきます。
本付けした後から歪を戻すとかならず車体側の連結面寄りが「く」の字に跡が
付いてしまいます。これは後から修正が難しいのです。
4両分の仮止めを先にして、全部の歪みを確認・修正しておきます。
1両ずつ仮止め⇒本付けなんてやっていると生産性悪いですからパート毎の流れで
作業した方が効率的です。
ここから本付けに入ります。写真を撮る関係で映っていませんが、左指で妻板下部を
押さえこみながら屋根周りからハンダを流します。スソからハンダを流しますと
屋根頂部が熱膨張で隙間が空くから。膨張した車体はスソへ歪を逃がした方が
綺麗にハンダ付けできます。
屋根部をハンダ付けしたら、車体側面にハンダを流します。こちらも写真を撮る関係で
映す事が出来ませんが左指でベークブロックをサンドイッチして車体側面をハンダ付け
します。ベークブロックの保持はしっかりと当てますが、力が入り過ぎると車体が内側に
反ってしまいますので、強すぎず、弱すぎずって言ったところですか。
ハンダを流す手順としては屋根側からスソへ持ってゆきますが、最後にハンダコテを
離すとき掃う様にコテをさばくとハンダが車体側に引っ張られてスソに付きますので
スソの補強になります。(これで後から妻板が割れる事が防げます。)
この時点で室内灯の金具も取り付けてしまいます。パンタ車の場合配管をハンダ付け
するため後から付けるか、配管を避けてハンダ付けする必要はあります。
今回Tc車はサッシ本体が車体色なのでボディに付けておきます。サッシはアルミなので
こちらはM車同様塗装後後付けになります。
こんなところで段々ボディーのアウトラインが出来上がってきました。
次回はアングルの取付に入ります。アングルが付きますと車体もしっかりしてきますので
雨樋や各部のディテール工作に移ります。
]]>自営業であるので当然の事ですが、これが結構メンドイ。
今年度も税理士さんから案内も来ていたのでそろそろしないと思っていました。
普段からちゃんとしていればバタバタすることも無いのですが、追われないと
なかなか出来ないダメな自分がいます。
って事で週末はたっぷり時間を取られてしまい工作は一時中断していました。
何とか帳簿のまとめが終わったので今日から工作再開ですゥ。
さて、工作の方ですが予定では前面・妻板の取付の予定でしたが、下周りも
検討しなければならないので、予定を変更して床下機器から進めました。
当初はオカ製の床下機器を同梱と思っていたので何も考えていませんでしたが
送られて来たのはカツミ製の床下機器ユニット。
このままではオカ製キットの床板を加工しないと取付できないので先に床下機器を
加工する事にしました。
こちらのクライアントの希望により一部指定箇所がありますので指示通りに
一部機器を変更しました。(今回も加工写真撮り忘れ、最近ボケてきたみたい)
取付自体はカツミ製ユニットにタッピングビス止めするだけなのであまり手間は
掛かりません。クライアントの指示に副って取付穴を開けなおしたり、元穴を
埋めたりしました。(図面は裏から見た図なので模型とは反転しています。)
写真の通り必要のない穴は裏打ちした後、ハンダでちゃんと埋めました。
プロモデラーでも元穴を埋めないで平気でいる方もいますが、某の性格上
それは出来ませんね。(トイレで用を足して流さないようなものですね。)
問題は動力車の加工。オカさんのキットは動力車をモハ103になるように
設計されていますが、今回はカツミ製がモハ102を動力車になるように
なっていますのでこちらへ変更します。保守点検の観点からM車はパンタ無しの
車輛の方が良いと思います。とりあえずパーツを置いてみます。
モーターは指定通りEN-22なので問題ありませんが、モーターブランケットは
エンドウ製ではなくカツミ製なので取付穴の加工が必要です。また、ウェイトも
キットはエンドウ製をセレクトしています。
カツミ製床下機器ユニットはメタルの4ピース構成でユニット化されていますが、
先端の取付位置がキットのアングル穴と干渉(上に被さる)します。
なので取付位置をずらす必要があります。
床下機器ユニットの両端はカットしてしまい、両端の一端は切り詰めてもう一端は
スペースがないので機器の間に取付穴を開けなおしました。
モーター寄りの4か所の取付穴はそのまま生かしてあります。
先端には穴を開けるスペースがありませんので機器の間に穴あけをしましたが、
ズレないように先に床下機器ユニットに穴を開けてからそのまま床板にトレース
しました。これで床下機器のユニット化は完了しました。
後は両端に付く「空気管」の取付位置や台車との干渉具合、先頭部ジャンパー栓周りの
ユニット化の加工、スイッチの取付をすれば早くも下廻りの組立は終了します。
次回はボディーの工作を進めてゆきますが、同時に内装についても検討します。
現在、前面方向幕の常点灯化についてユニット化の検証をしています。続く・・・。
]]>
103系京都線の組立をしながら天気が回復してきましたのでU-トレベースの
西武N101系の塗装作業にも追われます。
ボディー側面の塗装は終了しました。戸袋のHゴムの色差しやレタ貼りを
してゆきます。
ヘッドライト下の飾り帯や幕上のマスクが取付ていないので顔がマヌケです。
前面に付くフックはすべて洋白線から作ってありますので磨き出ししました。
連結面側。塗分け線の乱れも無く綺麗にマスキング出来ています。
屋根のマスキングは塗り重ねによる配管の太さ対策です。
側面から。写真の通り塗分け線もバッチリです。明日からクリアーコートに
入ります。しばらく天気が良さそうなので一気に塗装作業を終わらせます。
さて、ここからは103系京都線の続き。
加工途中の写真を撮り忘れてしまいましたので、加工が終わった状況です。
前面の手すりや妻面のフックなどは面を車体にドッキングしてからの取付に
なります。
写真はモハ103です。クライアントの希望で手すりの位置を修正するため
元の穴をφ0,6mm真鍮線で埋めています。寸法が元々違っていますし、
フックの取付足は0,35mmほどなのでこの妻面のφ0,6mm穴はデカ
過ぎます。
下から3つ目と4つ目はフックの形状が違いますので穴あけは少しズラして
2点止めにしました。埋めた穴はヤスリで綺麗に仕上げておきます。
こちらはモハ102。配電盤の表現をするため厚さ0,3mmの真鍮板より切り出し
て所定の位置にハンダ付け。全車ですが製造銘板もハンダ付けしておきました。
塗装後に別張りする方法もありますが、今回はすべて先にハンダ付けしました。
スソの穴はモハ102−590だけに付く尾灯掛けの名残のようでこちらも
クライアントの強い拘りにより表現しました。
今回の編成は妻面キャンバス止めが撤去されて塗装処理になっていますので
これを表現するためマスク用テンプレートを作っておきました。
妻板から屋根のRをトレースして適当な真鍮板から作成しました。
キットには正規にキャンバス止めは入っていますが、使いませんので幅だけ
採寸して屋根塗装時にケガキ線を入れて形で切ったマスクを貼ろうと思います。
似た加工という事で運転台仕切り板も加工しておきました。
3面折り曲げで左右天地から軽くハンダを流して組み立てておきました。
次回からはいよいよボディーとのドッキング作業に入ってゆきます。
アラカルト
今日は何か海鮮モノが無性に食べたくなったので久しぶりに鮮魚センターへ。
某の大好きな「マグロ」が味比べ盛りで並んでいましたので、サクっと寿司を握り
ました。あと、セグロイワシも売っていたので「ヒリヒリ煮」を作ってみました。
素材を生かしたいのでわさびも本わさびを卸して食しました。
マグロはそれぞれに特徴があって美味しかったけどイワシの味はイマイチ。
やはりカタクチイワシの方が断然美味しいですね。
野菜もたっぷり頂きました。我吃飽了(お腹一杯)
]]>今日は4年ぶりのうるう年である2月29日。毎年あるわけじゃないので
この29日は人によっては特別な日になる方もいるのでしょうか?
このうるう年の定義は日本を含めてほとんどの国に採用されている
「グレゴリオ暦」からなるものですが、すなわちうるう年は西暦年号が
?4で割れる年、?西暦年号が100で割り切れ、400で割れない年
であると記される。
2000年は4および100では割れるけど400でも割れるので
うるう年とならなかったようである。(ウィキより)なかなか奥が深いね。
地球自転は365,24219日なので端数の調整として4年に一度1日を
取って調整しているのだという。一日一日は大切にしたいものですね。
さて、固い話はおしまいにして始まったオカベースの103系京都線から。
まずはクロベンからスタート。意外なパーツからスタートと思われるかも
しれませんが、単純作業こそ先に済ませておいたほうが作業効率が良い。
クリップで左右から挟んで中央にハンダを少量で流し込んゆく。
クリップが片方だけ挟んでいると傾いて付く場合があるので必ず平衡を
保ちます。
次は乗務員ドアーのハンダ付け。裏打ち板と表面本体とドッキング。
ドアノブの位置が1位側と3位側とでは違いますので注意します。
キットの作例では本体をクツズリの下面にドン付けで位置が決まります。
上部に仮止めして確認が出来たら少量のハンダでマドワク周りを軽く流して
おきます。タップリ流し過ぎると裏からマドセルを貼る時浮いてしまうし、
ドアー脇もハンダで埋まってしまいますので注意します。
ここからは定番の客用ドアーの貼り付けとなりますが、先に乗務員ドアーは
付けておきました。客用ドアーに取り付け方ですが、まず先にボディー上部に
ハンダメッキをしておきます。これは後からハンダ付けがやりにくいので
ドアー部を加熱によってハンダ付けし易い為の処置です。
ボディーのドアー部にドアーパーツを裏から嵌めてクリップで押さえます。
このキットはドアー部とパーツの折り返し表現のクツズリの寸法があっています
のでピタっと嵌りました。ドアーパーツが入らないようでしたらクツズリ部の
左右から僅かにやすって調節します。
また、クリップは左右から2本で留めるようにしてください。
大きな目玉クリップで済ませる方もいますが、クツズリがちゃんと嵌っているか
見えなくなりますのでそういう意味からしても左右に止めて正確な位置に
あるか確認する事が必要です。(キサゲ針等の柄でコンコンと下に叩いて密着
させています。)
クリップで留めた状態ですが、左側が僅かに隙間があるのが分かりますか?
ちゃんと確認したつもりでも案外見落としやすいところがこういう点です。
なのでクリップは2方向から止めてパーツがちゃんと所定の位置にあるか確認
する必要があるのです。一度アングルを付けてしまうとやり直しが結構大変なので
基本的なところはしっかりと作業をします。
さて、いよいよドアーパーツの取付になります。まずは仮止めして確認したら本付け
するのですがここで当工房からのアドヴァイス。
右利きならドアー部の右側を先に仮止めするのがセオリーですが、某は左側を仮止め
しています。なぜならば本付けするとき右利きなら右側からのがしっかり付けやすいから。
左側から本付けすると普通はやりにくいでしょ?
ものの少し暖かさを感じるようになりました。
先月から奮闘していたUートレベースの西武N101系もいよいよ大詰め
ですが、指の故障と天候不良で遅れていたホビメイトオカベースの103系
京都線の製作に着手しました。
最近の模型雑誌はブラス工作教室みたいな記事があまりなく、これからブラス
工作をやってみたい人やもう少し上手くなりたい人、プロの技法を盗みたい?
人などなど、前々からリクエストされていた工作教室的な記事を今回ブログで
シリーズ投稿してみようかな〜っと思っています。
少しは模型工作される方の一助となれば幸いです。
さて、前回投稿で竣工式ならぬキット本体及びパーツを記念撮影していよいよ
製作に入ってゆきました。組み立てを始める前にまずキットにあるパーツリストを
よく確認して欠品やエラーが無いかチェックしておきます。
また、出来るだけ実車の資料を集めておきます。今回はクライアント側でかなり
用意して頂いたので助かりました。
ここからは実際に作業に入ってゆきますが、作業手順及び技法は私個人的なもので
あり、これがベストということでもなく、強要するものでもありません。
キットからボディーを取り出してまず、車体裏のプレスのメクレを取ります。
昔のTMS誌なんかは普通に書かれていましたが最近はこんな基本的な事も
書かれていない記事を見ます。
プレスのメクレは「切った缶詰」の裏と同じ状態で非常に手を切りやすいので
ペーパーでしごいて均します。ゴシゴシやるとドア下部の細いところが曲がり
やすいので丁寧に仕上げておきます。
次に車体スソの断面をスティックヤスリで軽く均します。切り口が鋭いので
手を切らないように注意します。
車体スソ表面側にも軽くヤスリでナメておきます。意外と思われる方も
多いと思いますが、要は車体スソが丸くなっていた方が(目に見えない範囲で)
メクレが無い分塗面が剥がれにくいです。当工房の塗装がどうして車体スソが
ハゲにくいはこのカラクリです。
写真は車体幅の修正をしているところ。このキットだけじゃありませんが、
折り曲げがきつくて車体幅より側面が入り込んでいる事があります。
このまま組み立ててしまうと車体幅が狭い分内側に反ってしまいます。
アングルを付けてから修正すると車体にアングルのスジが付いてしまう事も
ありますので必ずこの時点で修正しておきます。
指で曲げると一点だけ力が掛かって歪みますのでスケール等を当てて全体を
平均的に修正しておきます。
車体断面の様子。写真ではちょっと分かりにくいですが、左が修正済、右が
未修正。車体スソが内側に入っているのがお分かりと思います。
気持ち車体が開き気味くらいでちょうどいいです。
各部の磨き出しや修正が終わりましたら中性洗剤で車体を綺麗に洗います。
プレスによる機械油が付いていますのでパーツのパンダ付けにも影響しますので
この時点で綺麗にしておきます。車体がいつも綺麗だと製作意欲も湧きます。
キットを開けてボディー本体とパーツに分けますが、パーツはパートごと(部位ごと)
に分けておくと作業がし易いですし、探す手間も省けます。不用意に全部パーツを
袋から開けるのではなく、必要なパーツから開けてゆくようにすると紛失の心配が
ありません。また、一番先に作業をするパーツ(作例ではドアー部とベンチ)は
更に別に分けておくと作業効率がよくなります。
ここまでで作業開始の準備が整いました。次回からは実際の作業をお見せします。
技法を交えて解説してゆきますのでどうぞお楽しみに!!!
]]>今度は春の嵐。なかなかベストな塗装日和とはならなくて困ります。
何とか合間をぬって塗装作業を進めております。
メインのボディー周りは塗装作業が終了しました。
並べてみますと結構恰好良かったりします。テスリは後から磨き出しで対応。
連結面もディテールフルも相まってなかなか充実した感じに仕上がってきました。
パンタ配管周り。こちらもディテールフルなので屋根色の塗装が終わったら色差しで
デコレートしてゆきましょう。
先頭車前部の側面。特徴ある塗分けも綺麗に決まりました。
塗面境界線のケバ立ちがありますが、これは研ぎ出し処理にて平滑になります。
春と特有の天気が不安定な日々に振り回されていますが、今週中には塗装作業が
完了して来週には完成の予定です。もうしばらくお待ちくださいませ。
ここからは新シリーズ。オカベースのJR103系京都線の製作。
西武N101系の塗装乾燥待ちがあるので次回作のオカ製ベースのJR103系
京都線の製作が始まります。
クライアントよりキット本体およびパーツをご用意して頂きました。
資料も用意して頂きましたのでとても助かります。
103系は某も多少の知識はありますが、最近の車両はまったくわからないので
多くの資料を提供して頂けるとお客様のご希望に副う事ができます。
アマチュアでもプロでも真新しいキットを開ける瞬間ってワクワクしますね。
今回は良い機会なのでこちらを製作しながら当工房なりのハンダ付けの
ノウハウ(ちょっと大げさですが)なんぞ書き記してブログをご覧の方への
ご参考になれば幸いと思います。
どこまで気力・体力が持つか分かりませんが、ブログ閲覧をお楽しみに!
]]>しかし数日後にはまた真冬に戻るみたいでこの気温差に体がついてゆけませんね。
先日のカツミチャンネルさんとのコラボの影響もあって、製作ご依頼もたくさん
頂き本当に有難う御座いました。以前から製作のオファーもありましたし、
10月に開催される日本鉄道模型ショウへの出展の予定ありますので
今年も始まったばかりではありますが、今年度の製作受注を終了させて頂きます。
個人さんのほか、模型店依頼、当工房の企画品など盛り盛りの状態になってしまい、
製作依頼を予定されていた方もいらっしゃると思います。次年度(まだ2月です
けど💦)は模型ショウが終わる10月くらいからスケジュール調整のうえ
ご相談させて頂きます。ご理解のほどよろしくお願い致します。
なお、製作予定に入っている中で同形式や類似の形式の車両はスケジュールに
組み込める場合がございますので、その際はメールホームからご相談下さいませ。
受注品もたくさんある中で当工房の所有キットも400兩を越えてしまい、
いずれにしてもこの車両も消化してゆかなければなりません。
当工房企画品が纏まりましたらまた改めてご案内する予定です。
また、左手中指の「腱鞘炎」ですが一向に良くならず、タイミングを見て
手術する事にしましたので、その影響でしばらく工作が中断がやむおえない
ですのでそのへんもご理解下さいませ。ご迷惑をお掛けすると思います。
作品作りの方に関しては更により良いものをお届け出来るよう努めます。
]]>付いているので2月本来の寒さが戻ってきそう・・・。体調崩さないように
しないとね。
非常に手間が掛かる西武の黄色い車両はやっと生地完成と相成りました。
今回は初めてのパンタ鉤外しの表現をしました。(老眼にはとても辛い。)
試作品を経て実際に取付が済んだU-トレベースの西武N101系。
クモハ101の2輌。(下廻りは違えどボディーは同一加工です。)
前作西武N501系より更にディテールを追求した造りとなっております。
もうこの辺が限界ですかね。
連結面側。こちら側もフル加工で。やっぱり鉤外しのバーまで付くと
精密感タップリですね。
やや上からの図。各部のディテールも相まって西武らしい屋上配管となりました。
やや横から見た図。とりあえず実車を参考に凝れるだけ凝ってみた感じ。
UートレさんからN101系の再生産アナウンスが流れているけど、パンタ鉤外し
の表現は難しいとの事。やはり特製品ならではの一品となりそうです。
これで生地完成となりましたので今後は塗装作業に入ってゆきます。
来週からずっと雨マークですのであまり進まないかも知れませんが・・・。
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