雨模様ですが、今年の春は変化の多い年ですね。
さて、このところいろいろと仕事が入り混じって落ち着かない状況でしたが、
遅れていたもう1作品のU-トレベース西武N101系2連が完成しました。
少し前にブログUPしたのは13mmヴァージョンでしたが、今回は16番用。
ゲージ以外は全くの同仕様になります。(行き先・種別は変わりますが。)
上記写真の逆ポジアングル。先頭車にパンタ2丁はやはり恰好イイですゥ。
正面から。なかなか悪のある顔をしています。登場時から某も通学で毎日
乗っていた思い入れのある車両だけに気合入っちゃった感じです。
メインのP付先頭車のフロント周り。鉤外しがワンポイントですね。
クーラーはキットのものを使わずオカさんから分売されている西武用をチョイス。
金網越しに見えるファンが良い感じです。
P付先頭車のリア側。ここが一番の見せ場でしょうか。複雑配管が目に留まります。
妻面側のパンタ梶外しはちょっと該当パーツがないので東武用を改造しています。
実車より引き棒の高さが低いのですが雰囲気はバッチリです。(苦労しました。)
連結面のディテール。各部の手すりをはじめ降りてくる配管処理、手すり下の
捻じれた足掛けまで付けてみました。鉤外し引き棒も更に一段細いφ0,2より
作り、先端は細密パイプを切って「にぎり」までも表現しました。
サイドビュー。雨樋は201系用三角雨樋(現在入手不可)を搭載しましたので
より張り上げらしい車両になりました。ドアー周りのドレスUPは当工房標準装備。
勿論台車フロント排障器も付きます。ステップしたの車止めまで表現しました。
ドアノブもキットでは洋白線を曲げるだけのものからロストパーツに変更。
下廻り。動力はEN-20からLM15へ変更、連結面はエースカプラー、動力装置は
MPシステムです。カプラー横にM1車は1P、M2車は2Pのスイッチを搭載
していますので灯火類のON-OFFの他、動力車はモーター給電カットにより
車輛が停まっていてもインテリアをお楽しみ頂けるようになっています。
っという訳でお待たせしました、納品になります。よろしくお願い致します。
]]>今年は風の強い日が多いですね。おかげで塗装作業がなかなか捗りません。
ここ2日ほど体調がイマイチだったので工作もあまり進まずブログもストップ。
数日ぶりの再開です。(以前に比べれば更新頻度は多くなっていますけど)
さて、オカベースの103系京都線は車体のアウトラインが完成してディテール
UPを進めています。
まずは雨樋からの取付。トリセツに従って雨樋を車体スソから27,5mmの
位置にデジノギで印を付けます。
次に雨樋取付ジグを27,5mmにセットして帯材を当てます。
この手のジグは各社から発売されていますが当工房はチタン製で軽くて劣化
しにくいモデルワム製(サイズ違いで3種販売されています。)を使用しています。
本来の使い方は車体端(写真では右端)に仮止めしてから左側へ少しずつスライド
させてハンダを流すようになっていますが、当工房は左右両端だけこのジグを
用いて仮止めだけするようにしています。
何故かというと結構意外とこの手のジグは上手く使わないと帯材が波打ちして
しまいます。帯材の熱膨張もあってなかなか上手くゆかない。(某の工作力が
無いからかもしれないけど・・・。)
某の場合、両端をジグで所定の位置に帯材を仮止めしてあとは300mmスケールを
クリップで固定してから左手の親指でスケールを押して、人差し指で帯材を押さえ、
中指で帯材を左方向に引っ張るように付けてゆきます。(写真は撮れないの)
ハンダゴテの方は寝かせて熱容量を保って、ハンダを付けるエッジを立てながら
作業をしますとしっかり熱が回ってハンダが流れる面が細くなるので後からの
キサゲ処理が楽になります。
雨樋にハンダ付けが終わりましたら、ハンダ吸い取り線で余分なハンダを取ります。
このあと軽くキサゲすれば綺麗になります。タップリ付けますとキサゲも大変
ですし、車体もキズが付きやすくなりますからハンダは少量で付けるようにしましょ。
さて、雨樋が付いて車体らしくなりましたら車体に小物を取り付けてゆきます。
まず、キットに入っている図面を参考にします。キットを当てず図面を見て一瞬で
気づいた方はなかなか見る目があります。
図面の上に車体を置いていますが、一見1/80サイズ実寸に見えた図面も実は縮尺図。
実測で約96%でした。つまりこの図面からサイズから採寸して作業をするなら
4%拡大して計算しないと位置が狂ってきます。(初めから等寸でやって欲しいな)
パーツ自体も図面と比べて大きさや高さも違っています。なので位置関係だけ
確認して実車を基に取付位置を確認した方が良いです。(キットの図面はじつは
図面じゃなく「絵」と思って下さいね。)
今回の103系は車体1色で塗分け線がないのであまり問題はありませんが、
塗分け線や車体にラインなどが入っている車両などサボとかダクトとかが
色分線に掛かっていると塗装時に泣く羽目になりますので要注意です。
取付位置が決まったらノギスでラインを入れてパーツをハンダメッキ(裏側)して
から所定の位置に取り付けます。車体に付けた丸いマジックの印はダクトの位置が
間違えないように付けているものです。(意外と間違えやすいです。)
すべての車両についたのでキサゲして次は前面・連結面の工作に入ります。
下周りはフロントのユニットだけになりました。空気管の取付に難があったので
ここを調整。すべて仮組してよく点検して、OKならば塗装に入ります。
仮組をしない人が結構いますが、後からベソをかかない為にも必ずやるように
した方がいいです。(プラモの世界では必ずやっています。)
仮組したユニットでロストパーツの歪等がありますので、ここでプライヤーなどで
修正しておきます。スカートが大きく歪んでいました。乗務員ハシゴなども
チェックしておきましょう。
あと2日くらいあれば車体はパンタ配管くらいを残して組み上がりそうです。
下廻りはもう塗装作業が始まっています。
今月は何かと仕事以外の用事が重なったので遅れを取り返さないと・・・。
]]>花粉も飛びまくりで毎年の事とはいえ辛い季節でもあります。
さて、このところ日替わりメニュー的に工作をやっていますが、例の103系
京都線。ちょっとテンション下がっていた原因ですが・・・。
写真の通り車体に床板取付用アングルを取付が終わった図。
しっかし、このアングル実はスソ合わせだった・・・。😿
床下機器にカツミ製を使用することになっていたので単純に車体スソから
3mmに位置に付ければ良いやと考えていたのがそもそも間違い。
雨樋の位置がトリセツに無くクライアントに頼んでお送りして頂いたら
床下アングルの位置合わせが違っていたことにショック!
取付方法はまず、床板に空いている穴の中心をボディーに写し取ります。
反対側もスコヤを使った正確に位置決めしておきます。
床板の穴に嵌ればイイじゃんと思うけど、チキっとしないと気が済まない
某の性格。ここはちゃんと位置決めをします。
長手方向はかなり余裕(つまりブカブカ)なので両端は1,5mmほどの
隙間が空きます。
先頭車はフロント側がユニットになっているので床板本体に取り付けてから
アングルの位置決めをします。
思い込みで取り付けたアングルを泣く泣く一旦取り外します。😿
外した部分の車体スソはそのままハンダメッキしておきます。
再度気を取り直してスソ合わせでアングルを取付ます。仮止めしたら
クリップで押さえてハンダをボディースソから流し込んでゆきます。
このようにガッチリハンダ付けしておきました。
キサゲ処理したあと床板を実際に落とし込んで合いをチェック。オカさんの
キットは総じて床板がユルユルな場合が多いので問題ありませんが、谷川さんの
キットとなるとかなりこの辺がシビアなので床板との合いを確認しておかないと
後から入らなくなって大変な目にあいます。
強度も付いたので前面から仕上げてゆきました。これで前面のディテール工作に
入れます。連結面側も同様にして仕上げてゆきます。
残っていた動力車の動力装置給電カットスイッチの搭載も終わりました。
何とかカプラとギアに隙間に収める事ができました。
このスイッチがあるとモーター車でも動くことなくインテリアをお楽しみ
頂けます。車両が停まっていてもインテリアを楽しめるようなそんな工夫が
今はもうメーカー量産完成品にも求められる時代に来ているのではないかと思う。
メーカー点検ミスで不足していたライト関係パーツ。(どうしたらこんな
パーツを入れ忘れる事があるのでしょうか?)
ここでやって欲しいのはケース本体に必ずレンズを嵌めて具合を確認して
みて下さいね。ライトケースだけじゃなく嵌め合うパーツは必ずぱ「パーツ合わせ」
をする癖を付けておきますと艤装時に泣く事が無くなりますよ!!!
下廻りはこれで終了したので塗装に入ります。ボディーはいよいよ本格的な
ディテール工作にコマを進めて参ります。
]]>今夜から明日いっぱい風が強いみたい。ホコリが舞ってホント困ります。
さて、工作は奮闘しているオカベースの103系京都線の他にあれこれ
別ラインで進めております。今回は客車シリーズのマニ37になります。
昨年製作したマニ36以降のシリーズです。仕様はマニ36に準じます。
岡山模型ブランド(実質フジモデルですが)から発売されていたマニ37を
3態ピックアップして進行しています。
今回製作するのはこの3輌。スロフ53改、スロ51改、そしてキノコ妻の
スロ60改。形態は違えどスペックは同一となります。
キノコ妻のスロ60改なんて欲しい方いそうですね。
実は昨年すでにスタートしていましたが、諸事情により頓挫しておりました。
ボディーの他、各部のパーツの加工等も進めていたので一からのスタートでは
ありませんが、ショートでサクッと仕上げちゃおっかな。
妻板は定評ある「工房ひろ」さんのパーツに交換。
荷客なので妻面のディテールは外せません。ロストパーツも使って細密化。
テールライトもキットのモノじゃデカ過ぎるのでエコー製に振り替えました。
床板も同時に加工中。例によってテールライトON-OFFスイッチを付けます。
また当工房オリジナルのモジュール基盤も搭載します。これでチラ付き防止は
もちろんの事、電源OFFしてもしばらくはテールライトの点灯が楽しめます。
床板そのものは3輌とも同じですが、床下機器は全然違いますのでこちらは
実車を基にそれぞれに作り込みをします。
このブログを書いている時点でボディーの組立は少し進みましたので
もう少し纏まりましたらブログにて公開します。完成は4月上旬の予定です。
]]>みたいです。夜も暖かいので今夜の夕食は海鮮モノにしました。
お刺身、山掛け、生カキのポンズ和え、酢の物と非常にあっさりとした和食。
久しぶりに1本付けて、居酒屋定食を味わいました。
さて、ここからは103系京都線の工作の続き。
先に下廻りを完成させることにしましたので今日もその続き。
Tc車のライトシステムでON-OFFスイッチを搭載しますので、設置場所を
検討した結果リア側の台車後ろに付ける事にしました。
フロントはディテールが密集しているし、運転台仕切り板等もありますので
こちらに決めました。後ろの車輪軸とカプラーとの間に寸法を測ります。
まくらぎ方向は床板から15mmの位置をセンターに、スイッチの止め穴の
間隔が15mmなので床板幅を図り(実寸32,04)から15mmを差し引いた
距離を2で割ると片側の距離が出ます。つまり8,52mmの位置を
ノギスでケガけばスイッチの取付穴が正確に付ける事ができます。
スイッチ本体が入り角穴を開けますのでマジックで黒塗りしておきます。
スイッチ本体を取り付ける角穴は4×6mmなので床板からそれぞれに差し引いた
寸法でケガキを入れておきます。取付穴や糸ノコの入る穴もポンチを打っておきます。
採寸した穴を糸ノコでくり抜いてスイッチがスポっと入るようにヤスリで調整。
床板全体を綺麗に磨いておきます。まだ、M1車のスイッチ穴をどこにするか検討中。
これが終われば床板の加工は終了し塗装に入ります。
今日は天気も良かったので先行して台車と車輪の塗装から入りました。
台車の塗装は塗装ジグを自作して塗装をしています。一般にはダンボールなどに
テープで固定して塗装する事が多いみたいですが、裏表一度に塗装できないので
このようなジグがあると一度の作業で済みます。
(画面左側の旧国用の台車の正体は近日公開します。)
塗装が済んだDT-33台車(日光製)。別パーツを取付ける手間がありますが、
立体感があって好ましい。Tc車の台車は内側のシューが不要なので糸ノコで
切り落としてあります。
このジグを作ったのはもう15年以上前なので元の素材がφ1,5なのに
φ3mmほどあります。このジグで何百両の台車を塗装したんでしょうか。
使い込むほどに愛着が湧くアイテムの一つ。
今週も天気が良さそうなので下廻りは纏まり次第順次塗装に入ってゆきます。
今回クライアントの希望で仕切り板の中央窓が実車で改造時に埋められていると
いう事でモデルでもご希望通り窓を埋める事に。
2枚合わせの仕切り板なので窓のカタチが内外から違います。それぞれに厚さ0,3
mm真鍮版より切り出して埋める事にしました。
車体外側(乗務員側)から角穴を埋めてゆきます。
次に車体内側(乗客側)の穴を埋めてゆきます。
軽く盛ったハンダごとヤスリで研磨して仕上げておきました。
2枚合わせの板を綺麗に仕上げるのはちょっと大変なので正面から見える
運転席側の窓は塗装したらわからないレベルで仕上げておきました。
週明けからは先述の通りボディの組立を中心に作業を進めてゆきます。
アラカルト
昨年少しお手伝いをさせて頂いた「マシ38」ですが、お客様があれから苦労して
艤装し完成した写真をお送り頂きましたのでご覧ください。
ベースは天賞堂製マシ38。程度の良い中古品を手に入れた矢先にボディーを
傷つけてしまったそうで、当方で一部組み直しやリペイントでディテールUPを
施したものになります。内装はきづ工房さんから発売されているアイテムをこちらで
塗装して、室内艤装はユーザーによる仕上げたものになります。
綺麗にならんだテーブルやイス等圧巻ですゥ。調理室のデコレートも恰好良い。
実際にボディーを乗せて室内灯を点灯させた状態。なんとも言えない温かみのある
車輛ですね。1両でも十分楽しめます。手間が非常に掛かるものだけに完成した
喜びは一入でしょう。本当にお手伝いさせて良かったです。
このように部分的な工作等もやりますのでご希望があればお問合せ下さい。
]]>その代わり花粉症がだんだん酷くなってきました。嫌な季節到来です。
仕事以外にもやらないといけない事もあってあまり作業が進みませんでした。
それにもっと急を要すこと、実はコレ作業用のスタンドライト劣化。
2日くらいで急に光量が上がらなくなりました。
作業用のスタンドライトは左右2灯焚きをしていますが、写真のように右側が
劣化してマックスでもこの光量。若い時みたいに暗くても見えるわけじゃない
ので、買い替える事にしました。
アマゾンで早速ポチリました。パソコンデスクに最適との事でしたがかなり
明るいです。光量だけじゃなく色温度も替えられるし、消し忘れタイマーも
付いているし、スイッチがタッチ式なんかも良さそうなのでこれにしました。
さて、そんなこんなで再び103系京都線の続きを・・・。
だんだん暖かくなって塗装するにも良さそうな日が多くなりそうなので
下廻りの作業を続ける事にしました。
先日出来上がった床下機器ユニットを床板に留めれるように加工しました。
キットはオカ製の床下機器ユニットではなくカツミ製なので取付方法が変わります。
M車は既に出来上がっていますのでその他の3両をサクっとまとめました。
今回クライアントの希望により車両端面に空気管ユニットを装着して下さいとの
事でしたので、ロスト製パーツを仮に置いて台車との干渉具合を確認します。
ロストパーツの裏に両面テープで仮止めして状況を確認します。
オカさんのキットの床板はかなりユルユルの設計が多いので車体に実際床板を
落とし込んで現物合わせで確認をしました。(ここから後で大変な失敗が発覚
する事にもなるのですが・・・。話はまた次回にも)
とりあえず空気管ユニットを取り付けて台車の振り角をみます。写真では良い
感じに見えますが、台車の角が空気管に僅かに干渉しました。
中間車にはM2車もありますので台車や実際φ11,5mm車輪を付けて確認を
しておきます。よく当たるのはオイルダンパーや外掛けのブレーキシュなどです。
空気管ユニットは結局車体外側へ目いっぱい逃がして位置を確認、2か所でビス止め
出来るようにしました。台車を回転させて干渉しないかを見てみます。
連結面側はこれでOkとなったのでフロント側も同様に加工する事にしました。
フロント側はユニットになっています。これはナイスアイデア。スカートや
胴受け、乗務員ハシゴ、空気管がひとまとめにできます。しかし・・・。
トリセツを見てみますとカプラー台の形状が図面と違います。高さが合えば
それで問題無いのですが、実際どうなんでしょうか。また、ユニット化は
ナイスアイデアですが、床板本体にどうやって付けるの?
一杯穴が開いていましたのでどれか取付穴と最初は思っていたけどどれも
違いました。つまりユニットと床板本体を取り付けるネジ切りが忘れていたみたい。
調整出来るよう取付穴を長穴にしてありますので、床板のおおよそ中心に
M1,4タップを切りました。これで本体取付ができます。
フロント側の空気管ユニットは最初から開けてありましたのでこの位置で取り付けて
みました。しっかし、反対側の空気管ユニットは取付穴のピッチが床板の穴と
ズレています。・・・とほほ。(ヤスリで調整できるレベルではありますが。)
ユニットと床板を留める穴も開いていません。運転台仕切り板も床上に付くので
干渉を考えながら床板に穴あけしてM1,4mmタップを切りました。
台車もちゃんと取り付けて干渉しないか確認作業を行います。こうゆう所を
ちゃんとしない方が多いですが、後からベソをかかないように確認しましょう。
台車ボルスターの高さ調整もありますが、僅かに台車が上下動時に当たる事が
ありました。右側は空気管が高い位置にあるのでクリアー。
左側は空気管がやや下に降りているので台車の上下動時に干渉するときがあります。
この辺は微調整する事にします。やっぱり空気管が付くとグッと精密感が出ますね。
空気管ユニットの取る付け穴のズレ。台車の干渉具合もあるのでこの辺は当たりを
みながら調整します。
週末は暖かくて天気も良いので台車等の塗装も始めてゆきましょう。
上周りは来週から本格的に作業を進めます。
]]>雨足が強いみたいです。夜には雨は上がりますので憂鬱な気分も晴れそう。
ずっとやっていましたオカベースの103系京都線もちょっと止めて
Uートレベースの西武N101系の方を完成させました。
まずは13mmヴァージョンから仕上げました。
西武では人気のN101系2連(モデルは東急車両タイプ)。やはりツートン
カラーの方が某も好きです。中学・高校と毎日通学に見ていた記憶が
蘇ってきます。
正面から。中期の設定いう事でマスクは黒塗りと致しました。
前面フックはすべて洋白線材の磨き出し処理としてあります。
トップと逆アングルから。2連でまとまられるところが良いですが、西武は
意外と手間が掛かる車両でもあります。
連結面側から。フルディテールと致しました。省略する事が多い量産品と
比べてそのクオリティーの高さは特製品ならでは。
鉤外しの表現は名鉄ではやっていますが、他の車両ではほぼ初めての試み。
先頭屋上のフロント。直ぐにパンタ鉤外しが目に飛び込んできます。
気が付かないところですが、雨樋はキットのものは使用せずU-トレさんから
限定販売されていた三角雨樋(201系用)を使ってみました。(現絶版品)
パンタ先頭車の屋上後部から。見せ場でもあり、工作の中心になるパンタ配管。
結構この工作が非常に時間が掛かります。写真ではよくわからないと思いますが、
一部パイプを介して加工してありますので非常に凝った作りとなっています。
クーラーはカタチが違いますのでオカさんの西武用に交換、ベンチも屋根地の
色と変えてハイコン処理と致しました。上から見ているだけで楽しいです。
屋根色も当工房オリジナル調色です。(西武は青白い明るいグレー)
今回クライアントの強いご希望もあって頭を悩ませていましたパンタ鉤外し。
少し実車と違いますが類似パーツがないので改造でそれらしくまとめました。
極小ガイシが効いています。当工房の基本はパンタ配管も尻切れトンボに
ならないように出来るだけ表現するようにしています。
ボディー側面。もう当工房定番になったドアー突き当てゴム。
今回は他にも乗務員ドアーノブにロストパーツを使いました。
13mmしか味わえない台車が車体の影になっている所が良いですね。
両車の連結面辺り。レタ関係はフルインレタです。今回空気管を取付て
更に妻側の左右に付くハシゴも表現しました。(今回すべてフル加工です。)
下廻り。当工房では過去に1度くらいくらいしか担当した事がない13mm
ヴァージョン。某もプライベートモデルの一部で13mm化をしていますので
今回は非常に勉強にもなりました。
パンタ付き動力車は2Pスイッチ(非M車は1P)搭載によりモーター給電
カットにより動かないでインテリアがお楽しみ頂ける構成となっております。
完成していよいよパッケージングに入りますが、よく各部を点検の上清掃を
必ずします。車体は勿論の事、マドガラスに付いた指紋等も極力綺麗にして
おきます。
お待たせ致しました、納品になります。よろしくお願い致します。
]]>僅かに積雪がありましたが、明日の未明にかけてもまた雪が降りそうです。
来週からは暖かな日が訪れるようで、早く過ごしやすい陽気になって欲しいな。
さて、製作中の103系京都線は前面・妻面の取付へとコマを進めました。
加工が終わった妻板ですが、取り付ける前に確認する事があります。
それは後から取り付ける縦樋。キットは妻板に3か所穴あけ加工がしてあり、
ロストパーツの足を介して取り付けるようになっています。
縦樋パーツは妻板をボディーに付ける前に取付穴に差し込んで「嵌め合い」の
確認をしておきます。パーツ仮合わせは必ずするようにして下さい。
プラモの世界ではパーツ仮合わせは常識となっていますが、テツモの世界では
意外とちゃんとされていません。
勢いで結構作業をしてしまう方が多いのですが、この時点で確認をしておけば
後から慌てる事も少ないです。こういう件は塗装後に取り付けるレンズ類などに
応用できます。ライトケース(車側表示灯も含む)にレンズを仮合わせして
おくと後からレンズがケースに入らなくて困る事がありません。
円状のものは塗装の厚さが360°に渡って掛かるので意外と入らない事が
あります。なのでその点をチェックしておくと後で困る事が少ないのです。
さて、ここからは前面や妻板の取付に入ります。雑誌の昔の工作記事等を
見ますと車体スソと肩の4点を仮止めするように書かれている事が多いのですが、
屋根頂部の5点を仮止めしておきます。
最近のキットは比較的車体との合いも良いのですが、合わないときはスソに
合わせた方が良いのか、肩に合わせた方が良いのか考える必要があります。
こちらは連結面側。本付けする前に製造銘板等はセロテープを貼って動かないように
しておきましょう。
仮止めした面を下側から覗いた図。仮止めとはいえハンダが冷える時収縮しますので
どうしても車体側に変化が出ます。右側は熱で車体が膨らんでいます。左側は
修正したもの。
仮止めしたら前面・妻板をじんわり指の腹で戻しておきます。
本付けした後から歪を戻すとかならず車体側の連結面寄りが「く」の字に跡が
付いてしまいます。これは後から修正が難しいのです。
4両分の仮止めを先にして、全部の歪みを確認・修正しておきます。
1両ずつ仮止め⇒本付けなんてやっていると生産性悪いですからパート毎の流れで
作業した方が効率的です。
ここから本付けに入ります。写真を撮る関係で映っていませんが、左指で妻板下部を
押さえこみながら屋根周りからハンダを流します。スソからハンダを流しますと
屋根頂部が熱膨張で隙間が空くから。膨張した車体はスソへ歪を逃がした方が
綺麗にハンダ付けできます。
屋根部をハンダ付けしたら、車体側面にハンダを流します。こちらも写真を撮る関係で
映す事が出来ませんが左指でベークブロックをサンドイッチして車体側面をハンダ付け
します。ベークブロックの保持はしっかりと当てますが、力が入り過ぎると車体が内側に
反ってしまいますので、強すぎず、弱すぎずって言ったところですか。
ハンダを流す手順としては屋根側からスソへ持ってゆきますが、最後にハンダコテを
離すとき掃う様にコテをさばくとハンダが車体側に引っ張られてスソに付きますので
スソの補強になります。(これで後から妻板が割れる事が防げます。)
この時点で室内灯の金具も取り付けてしまいます。パンタ車の場合配管をハンダ付け
するため後から付けるか、配管を避けてハンダ付けする必要はあります。
今回Tc車はサッシ本体が車体色なのでボディに付けておきます。サッシはアルミなので
こちらはM車同様塗装後後付けになります。
こんなところで段々ボディーのアウトラインが出来上がってきました。
次回はアングルの取付に入ります。アングルが付きますと車体もしっかりしてきますので
雨樋や各部のディテール工作に移ります。
]]>自営業であるので当然の事ですが、これが結構メンドイ。
今年度も税理士さんから案内も来ていたのでそろそろしないと思っていました。
普段からちゃんとしていればバタバタすることも無いのですが、追われないと
なかなか出来ないダメな自分がいます。
って事で週末はたっぷり時間を取られてしまい工作は一時中断していました。
何とか帳簿のまとめが終わったので今日から工作再開ですゥ。
さて、工作の方ですが予定では前面・妻板の取付の予定でしたが、下周りも
検討しなければならないので、予定を変更して床下機器から進めました。
当初はオカ製の床下機器を同梱と思っていたので何も考えていませんでしたが
送られて来たのはカツミ製の床下機器ユニット。
このままではオカ製キットの床板を加工しないと取付できないので先に床下機器を
加工する事にしました。
こちらのクライアントの希望により一部指定箇所がありますので指示通りに
一部機器を変更しました。(今回も加工写真撮り忘れ、最近ボケてきたみたい)
取付自体はカツミ製ユニットにタッピングビス止めするだけなのであまり手間は
掛かりません。クライアントの指示に副って取付穴を開けなおしたり、元穴を
埋めたりしました。(図面は裏から見た図なので模型とは反転しています。)
写真の通り必要のない穴は裏打ちした後、ハンダでちゃんと埋めました。
プロモデラーでも元穴を埋めないで平気でいる方もいますが、某の性格上
それは出来ませんね。(トイレで用を足して流さないようなものですね。)
問題は動力車の加工。オカさんのキットは動力車をモハ103になるように
設計されていますが、今回はカツミ製がモハ102を動力車になるように
なっていますのでこちらへ変更します。保守点検の観点からM車はパンタ無しの
車輛の方が良いと思います。とりあえずパーツを置いてみます。
モーターは指定通りEN-22なので問題ありませんが、モーターブランケットは
エンドウ製ではなくカツミ製なので取付穴の加工が必要です。また、ウェイトも
キットはエンドウ製をセレクトしています。
カツミ製床下機器ユニットはメタルの4ピース構成でユニット化されていますが、
先端の取付位置がキットのアングル穴と干渉(上に被さる)します。
なので取付位置をずらす必要があります。
床下機器ユニットの両端はカットしてしまい、両端の一端は切り詰めてもう一端は
スペースがないので機器の間に取付穴を開けなおしました。
モーター寄りの4か所の取付穴はそのまま生かしてあります。
先端には穴を開けるスペースがありませんので機器の間に穴あけをしましたが、
ズレないように先に床下機器ユニットに穴を開けてからそのまま床板にトレース
しました。これで床下機器のユニット化は完了しました。
後は両端に付く「空気管」の取付位置や台車との干渉具合、先頭部ジャンパー栓周りの
ユニット化の加工、スイッチの取付をすれば早くも下廻りの組立は終了します。
次回はボディーの工作を進めてゆきますが、同時に内装についても検討します。
現在、前面方向幕の常点灯化についてユニット化の検証をしています。続く・・・。
]]>
103系京都線の組立をしながら天気が回復してきましたのでU-トレベースの
西武N101系の塗装作業にも追われます。
ボディー側面の塗装は終了しました。戸袋のHゴムの色差しやレタ貼りを
してゆきます。
ヘッドライト下の飾り帯や幕上のマスクが取付ていないので顔がマヌケです。
前面に付くフックはすべて洋白線から作ってありますので磨き出ししました。
連結面側。塗分け線の乱れも無く綺麗にマスキング出来ています。
屋根のマスキングは塗り重ねによる配管の太さ対策です。
側面から。写真の通り塗分け線もバッチリです。明日からクリアーコートに
入ります。しばらく天気が良さそうなので一気に塗装作業を終わらせます。
さて、ここからは103系京都線の続き。
加工途中の写真を撮り忘れてしまいましたので、加工が終わった状況です。
前面の手すりや妻面のフックなどは面を車体にドッキングしてからの取付に
なります。
写真はモハ103です。クライアントの希望で手すりの位置を修正するため
元の穴をφ0,6mm真鍮線で埋めています。寸法が元々違っていますし、
フックの取付足は0,35mmほどなのでこの妻面のφ0,6mm穴はデカ
過ぎます。
下から3つ目と4つ目はフックの形状が違いますので穴あけは少しズラして
2点止めにしました。埋めた穴はヤスリで綺麗に仕上げておきます。
こちらはモハ102。配電盤の表現をするため厚さ0,3mmの真鍮板より切り出し
て所定の位置にハンダ付け。全車ですが製造銘板もハンダ付けしておきました。
塗装後に別張りする方法もありますが、今回はすべて先にハンダ付けしました。
スソの穴はモハ102−590だけに付く尾灯掛けの名残のようでこちらも
クライアントの強い拘りにより表現しました。
今回の編成は妻面キャンバス止めが撤去されて塗装処理になっていますので
これを表現するためマスク用テンプレートを作っておきました。
妻板から屋根のRをトレースして適当な真鍮板から作成しました。
キットには正規にキャンバス止めは入っていますが、使いませんので幅だけ
採寸して屋根塗装時にケガキ線を入れて形で切ったマスクを貼ろうと思います。
似た加工という事で運転台仕切り板も加工しておきました。
3面折り曲げで左右天地から軽くハンダを流して組み立てておきました。
次回からはいよいよボディーとのドッキング作業に入ってゆきます。
アラカルト
今日は何か海鮮モノが無性に食べたくなったので久しぶりに鮮魚センターへ。
某の大好きな「マグロ」が味比べ盛りで並んでいましたので、サクっと寿司を握り
ました。あと、セグロイワシも売っていたので「ヒリヒリ煮」を作ってみました。
素材を生かしたいのでわさびも本わさびを卸して食しました。
マグロはそれぞれに特徴があって美味しかったけどイワシの味はイマイチ。
やはりカタクチイワシの方が断然美味しいですね。
野菜もたっぷり頂きました。我吃飽了(お腹一杯)
]]>今日は4年ぶりのうるう年である2月29日。毎年あるわけじゃないので
この29日は人によっては特別な日になる方もいるのでしょうか?
このうるう年の定義は日本を含めてほとんどの国に採用されている
「グレゴリオ暦」からなるものですが、すなわちうるう年は西暦年号が
?4で割れる年、?西暦年号が100で割り切れ、400で割れない年
であると記される。
2000年は4および100では割れるけど400でも割れるので
うるう年とならなかったようである。(ウィキより)なかなか奥が深いね。
地球自転は365,24219日なので端数の調整として4年に一度1日を
取って調整しているのだという。一日一日は大切にしたいものですね。
さて、固い話はおしまいにして始まったオカベースの103系京都線から。
まずはクロベンからスタート。意外なパーツからスタートと思われるかも
しれませんが、単純作業こそ先に済ませておいたほうが作業効率が良い。
クリップで左右から挟んで中央にハンダを少量で流し込んゆく。
クリップが片方だけ挟んでいると傾いて付く場合があるので必ず平衡を
保ちます。
次は乗務員ドアーのハンダ付け。裏打ち板と表面本体とドッキング。
ドアノブの位置が1位側と3位側とでは違いますので注意します。
キットの作例では本体をクツズリの下面にドン付けで位置が決まります。
上部に仮止めして確認が出来たら少量のハンダでマドワク周りを軽く流して
おきます。タップリ流し過ぎると裏からマドセルを貼る時浮いてしまうし、
ドアー脇もハンダで埋まってしまいますので注意します。
ここからは定番の客用ドアーの貼り付けとなりますが、先に乗務員ドアーは
付けておきました。客用ドアーに取り付け方ですが、まず先にボディー上部に
ハンダメッキをしておきます。これは後からハンダ付けがやりにくいので
ドアー部を加熱によってハンダ付けし易い為の処置です。
ボディーのドアー部にドアーパーツを裏から嵌めてクリップで押さえます。
このキットはドアー部とパーツの折り返し表現のクツズリの寸法があっています
のでピタっと嵌りました。ドアーパーツが入らないようでしたらクツズリ部の
左右から僅かにやすって調節します。
また、クリップは左右から2本で留めるようにしてください。
大きな目玉クリップで済ませる方もいますが、クツズリがちゃんと嵌っているか
見えなくなりますのでそういう意味からしても左右に止めて正確な位置に
あるか確認する事が必要です。(キサゲ針等の柄でコンコンと下に叩いて密着
させています。)
クリップで留めた状態ですが、左側が僅かに隙間があるのが分かりますか?
ちゃんと確認したつもりでも案外見落としやすいところがこういう点です。
なのでクリップは2方向から止めてパーツがちゃんと所定の位置にあるか確認
する必要があるのです。一度アングルを付けてしまうとやり直しが結構大変なので
基本的なところはしっかりと作業をします。
さて、いよいよドアーパーツの取付になります。まずは仮止めして確認したら本付け
するのですがここで当工房からのアドヴァイス。
右利きならドアー部の右側を先に仮止めするのがセオリーですが、某は左側を仮止め
しています。なぜならば本付けするとき右利きなら右側からのがしっかり付けやすいから。
左側から本付けすると普通はやりにくいでしょ?
ものの少し暖かさを感じるようになりました。
先月から奮闘していたUートレベースの西武N101系もいよいよ大詰め
ですが、指の故障と天候不良で遅れていたホビメイトオカベースの103系
京都線の製作に着手しました。
最近の模型雑誌はブラス工作教室みたいな記事があまりなく、これからブラス
工作をやってみたい人やもう少し上手くなりたい人、プロの技法を盗みたい?
人などなど、前々からリクエストされていた工作教室的な記事を今回ブログで
シリーズ投稿してみようかな〜っと思っています。
少しは模型工作される方の一助となれば幸いです。
さて、前回投稿で竣工式ならぬキット本体及びパーツを記念撮影していよいよ
製作に入ってゆきました。組み立てを始める前にまずキットにあるパーツリストを
よく確認して欠品やエラーが無いかチェックしておきます。
また、出来るだけ実車の資料を集めておきます。今回はクライアント側でかなり
用意して頂いたので助かりました。
ここからは実際に作業に入ってゆきますが、作業手順及び技法は私個人的なもので
あり、これがベストということでもなく、強要するものでもありません。
キットからボディーを取り出してまず、車体裏のプレスのメクレを取ります。
昔のTMS誌なんかは普通に書かれていましたが最近はこんな基本的な事も
書かれていない記事を見ます。
プレスのメクレは「切った缶詰」の裏と同じ状態で非常に手を切りやすいので
ペーパーでしごいて均します。ゴシゴシやるとドア下部の細いところが曲がり
やすいので丁寧に仕上げておきます。
次に車体スソの断面をスティックヤスリで軽く均します。切り口が鋭いので
手を切らないように注意します。
車体スソ表面側にも軽くヤスリでナメておきます。意外と思われる方も
多いと思いますが、要は車体スソが丸くなっていた方が(目に見えない範囲で)
メクレが無い分塗面が剥がれにくいです。当工房の塗装がどうして車体スソが
ハゲにくいはこのカラクリです。
写真は車体幅の修正をしているところ。このキットだけじゃありませんが、
折り曲げがきつくて車体幅より側面が入り込んでいる事があります。
このまま組み立ててしまうと車体幅が狭い分内側に反ってしまいます。
アングルを付けてから修正すると車体にアングルのスジが付いてしまう事も
ありますので必ずこの時点で修正しておきます。
指で曲げると一点だけ力が掛かって歪みますのでスケール等を当てて全体を
平均的に修正しておきます。
車体断面の様子。写真ではちょっと分かりにくいですが、左が修正済、右が
未修正。車体スソが内側に入っているのがお分かりと思います。
気持ち車体が開き気味くらいでちょうどいいです。
各部の磨き出しや修正が終わりましたら中性洗剤で車体を綺麗に洗います。
プレスによる機械油が付いていますのでパーツのパンダ付けにも影響しますので
この時点で綺麗にしておきます。車体がいつも綺麗だと製作意欲も湧きます。
キットを開けてボディー本体とパーツに分けますが、パーツはパートごと(部位ごと)
に分けておくと作業がし易いですし、探す手間も省けます。不用意に全部パーツを
袋から開けるのではなく、必要なパーツから開けてゆくようにすると紛失の心配が
ありません。また、一番先に作業をするパーツ(作例ではドアー部とベンチ)は
更に別に分けておくと作業効率がよくなります。
ここまでで作業開始の準備が整いました。次回からは実際の作業をお見せします。
技法を交えて解説してゆきますのでどうぞお楽しみに!!!
]]>今度は春の嵐。なかなかベストな塗装日和とはならなくて困ります。
何とか合間をぬって塗装作業を進めております。
メインのボディー周りは塗装作業が終了しました。
並べてみますと結構恰好良かったりします。テスリは後から磨き出しで対応。
連結面もディテールフルも相まってなかなか充実した感じに仕上がってきました。
パンタ配管周り。こちらもディテールフルなので屋根色の塗装が終わったら色差しで
デコレートしてゆきましょう。
先頭車前部の側面。特徴ある塗分けも綺麗に決まりました。
塗面境界線のケバ立ちがありますが、これは研ぎ出し処理にて平滑になります。
春と特有の天気が不安定な日々に振り回されていますが、今週中には塗装作業が
完了して来週には完成の予定です。もうしばらくお待ちくださいませ。
ここからは新シリーズ。オカベースのJR103系京都線の製作。
西武N101系の塗装乾燥待ちがあるので次回作のオカ製ベースのJR103系
京都線の製作が始まります。
クライアントよりキット本体およびパーツをご用意して頂きました。
資料も用意して頂きましたのでとても助かります。
103系は某も多少の知識はありますが、最近の車両はまったくわからないので
多くの資料を提供して頂けるとお客様のご希望に副う事ができます。
アマチュアでもプロでも真新しいキットを開ける瞬間ってワクワクしますね。
今回は良い機会なのでこちらを製作しながら当工房なりのハンダ付けの
ノウハウ(ちょっと大げさですが)なんぞ書き記してブログをご覧の方への
ご参考になれば幸いと思います。
どこまで気力・体力が持つか分かりませんが、ブログ閲覧をお楽しみに!
]]>しかし数日後にはまた真冬に戻るみたいでこの気温差に体がついてゆけませんね。
先日のカツミチャンネルさんとのコラボの影響もあって、製作ご依頼もたくさん
頂き本当に有難う御座いました。以前から製作のオファーもありましたし、
10月に開催される日本鉄道模型ショウへの出展の予定ありますので
今年も始まったばかりではありますが、今年度の製作受注を終了させて頂きます。
個人さんのほか、模型店依頼、当工房の企画品など盛り盛りの状態になってしまい、
製作依頼を予定されていた方もいらっしゃると思います。次年度(まだ2月です
けど💦)は模型ショウが終わる10月くらいからスケジュール調整のうえ
ご相談させて頂きます。ご理解のほどよろしくお願い致します。
なお、製作予定に入っている中で同形式や類似の形式の車両はスケジュールに
組み込める場合がございますので、その際はメールホームからご相談下さいませ。
受注品もたくさんある中で当工房の所有キットも400兩を越えてしまい、
いずれにしてもこの車両も消化してゆかなければなりません。
当工房企画品が纏まりましたらまた改めてご案内する予定です。
また、左手中指の「腱鞘炎」ですが一向に良くならず、タイミングを見て
手術する事にしましたので、その影響でしばらく工作が中断がやむおえない
ですのでそのへんもご理解下さいませ。ご迷惑をお掛けすると思います。
作品作りの方に関しては更により良いものをお届け出来るよう努めます。
]]>付いているので2月本来の寒さが戻ってきそう・・・。体調崩さないように
しないとね。
非常に手間が掛かる西武の黄色い車両はやっと生地完成と相成りました。
今回は初めてのパンタ鉤外しの表現をしました。(老眼にはとても辛い。)
試作品を経て実際に取付が済んだU-トレベースの西武N101系。
クモハ101の2輌。(下廻りは違えどボディーは同一加工です。)
前作西武N501系より更にディテールを追求した造りとなっております。
もうこの辺が限界ですかね。
連結面側。こちら側もフル加工で。やっぱり鉤外しのバーまで付くと
精密感タップリですね。
やや上からの図。各部のディテールも相まって西武らしい屋上配管となりました。
やや横から見た図。とりあえず実車を参考に凝れるだけ凝ってみた感じ。
UートレさんからN101系の再生産アナウンスが流れているけど、パンタ鉤外し
の表現は難しいとの事。やはり特製品ならではの一品となりそうです。
これで生地完成となりましたので今後は塗装作業に入ってゆきます。
来週からずっと雨マークですのであまり進まないかも知れませんが・・・。
]]>今日も夕方まで結構風が吹いていましたが、やっと収まりつつありそうで、
明日は塗装日和になりそう・・・。
奮闘中のU-トレベースの西武N101系は下周りの加工が終わり、各部の
塗装も進めています。
今回は床下空気管を取り付けてみました。パーツは昔分売されていました
U-トレさんのものですが西武用なのでぴったりと収まりました。
写真は16番にまずは取り付けて台車の振り角を調整してみました。
何とか台車が振っても引っ掛からないように調整出来ました。
カプラー取付台横にある穴はライト切り替えスイッチですが、M車は動力給電
カットが出来る2Pスイッチを搭載するので幅を広げる加工を施してあります。
連結面端部に付くステップもロスト製を取付ました。
動力車の様子。既に16番用は塗装・組立済。
真横からの様子。良い感じに仕上がったと思います。
こちらは13mmヴァージョン。(ご依頼品です。)
狭軌感あってなかなか13mmっていいですね。
13mm用も台車マクラバリは幅寄せしていません。振り角のクリアー確保も
ありますが、実車写真からも位置関係はあっています。台車そのものが実物と
比べて薄くて来ているので下から見ると隙間が空いて見えますが、横からでは
それほどでもありません。
13mmヴァージョンの下廻り。排障器の加工は苦労しましたが何とか台車枠内に
収まりました。
16番と同様に真横からのアングル。更に狭軌感が出てとても良い感じです。
台車が陰になるあたり13mmの魅力の一つですね。
(某も一部マイモデルでは13mm化をしています。)
さて、上回りで難問を極めていたパンタ鉤外しの表現。(試作品です。)
オカさんから発売されている「東武用」を加工しました。実車はもう少し
背が高いのですが改造できるパーツがこれしかないので少し背が低めですが
写真の様に纏まりました。
連結面側。引き棒はφ0,25m燐銅線を使用。φ0,2mmでは強度的に
難しいのと碍子との大きさのバランスに合わせていますのでこちらを採用。
妻面下に降りる引き棒はφ0,2mmを採用致します。
こちらは先頭車フロント側のパンタ鉤外しのディテール。
滑車はモデルワム製をチョイス。線材と当工房パーツ極小ガイシとの組み合わせで
表現しました。前回作品はピン留めでしたので今回はかなりディテールUP
したと思います。
最近KSモデル製の素材パーツの供給が全くなくて本当に困ります。
当工房もかなりのストックがありましたが、補充ができませんので行き先が
心配です。
]]>ようになりそうです。半面、暖かくなれば恐怖の花粉症との戦いになりそう。
左手指の腱鞘炎も酷く、工作もさることながらブログ更新まで進みません。
キーボード叩くのもシンドイので筆不精にも加速してゆきます。
仕事が遅れに遅れているので気だけが焦りますが、Uートレベースの西武
N101系2連のボディーがほぼ生地完成となりました。
今回のご依頼は2連東急車両製がそれぞれに2編成。1つは16番、もう一つは
なんと13mm。13mmを本格的に手掛けるのは初めてのケースになります。
元来13mmゲージャーはほとんどが工作派なのでご自分で組む方が多いと
聞きます。
西武車両の見どころでもありますパンタ周りの配管。手前がちょっとピンボケなんで
見えにくいと思いますが、ヒューズ箱に入る配管を細密パイプを使ってリアルに
仕上げたので大変でした。しかし、その効果は絶大で特製品冥利につきます。
簡素化されやすい連結面もちゃんと表現できます。左右の足掛けはUトレさんが
昔出していたパーツを採用。(これだけで結構ディテール感がでます。)
あとは今一番悩ませている西武車両の特徴の一つ「パンタ鉤外し」。
こちらは現在試作中です。近く纏まると思います。
13mm化に伴い排障器等加工も悩みの種でした。写真は16番用を仮付けして
様子を見た図ですが、13mmは結構奥まっていますね。
加工としてキット付属の排障器取付板を詰めて排障器の取付位置も内側にオフセット。
何とか収まりました。
写真の様に良い感じで収まりました。
動力車側の台車は当然取付出来ないので台車マウントで対応。
これで台車の加工が終わり、下周りの全体の加工に入ってゆきます。
]]>明日は立春で暦の上では春ですが、週明けからの南岸低気圧が心配なところ。
毎年の事ですが節分は「恵方巻」を作るようにしています。(買うと結構高いし。)
元々は関西地区の習わしだったこの恵方巻、今では広く浸透して毎恒例に。
縁起物とは言え結構するので毎年自分で作ります。(料理は得なので)
酢飯作って短冊に切った素材を巻き上げるだけですから簡単ですゥ。
やはりおかずも欲しいので残った素材は刺身に、ドンコ椎茸が安かったので
テンプラにしました。吉方である東北東に向いて丸がぶりしました。
さて、工作の方は今月もいろいろとやらなくてはならないもの目白押しですが、
昨年も模型ショウから熟成中だったU-トレベースの西武N101からスタート。
別件の1編成も加わって2連2編成で製作中。
西武でも人気のN101系2両編成。実車でも重宝された車両ですね。
アウトラインの組立も終わって現在はパンタ配管の作業に取り掛かっています。
前面はロストなので歪みの修正をしたらボディーとドッキングします。
Uートレ製は妻面もぬかりなく表現されていますのでしっかりと作り込みます。
妻面。今回は何処まで追求しようか悩むところ。西武って結構ディテールが
細かくて大変な作業が続きます。
大枠で組み上がたボディー。雨樋は以前同社から分売されていた201系用の
断面三角のものを使用してみました。(但し取付は結構難しい)
これから先は見せ場でもありますが一番大変なパンタ周り配管の作業に入って
ゆきます。纏まるまで数日かかりそう・・・。
下廻りは別段変わったところはありませんが、妻面あたりのディテールを
中心に加工してみようと思っています。
スイッチは例によって照明ON-OFFだけじゃなく動力カットのスイッチの
変更にします。(もう当工房の標準装備となりました。)
今月からは新たなシリーズの他、頓挫していた物の再スタートもします。
企業モノで公開できないもののありますが、完成時にチラ見せくらいは
出来るかもしれません。
ただ、指が痛くて・・・、どこまで持つかなぁ〜。
]]>
週末に2回目の腱鞘炎の診断に行きましたが、痛みがまた出てしまい
医師曰く「手術」しか見込み無しと診断されていしまいました。
とりあえず2回目の注射をしてもらい、経過見ですが少しずつ回復に
向かっているような感じでしばらく無理をしない程度に様子をみます。
っという訳で指が痛くてパソコンのキーボードも打てなくてブログ更新も
なかなか出来ませんでした。
予定よりかなり遅くなってしまいましたが名鉄デキ400が完成しました。
既に一部は納品済ですが、完成した画像を載せていませんでしたので
本日のUPとなりました。
ドーンと並んだデキ400が5輌。こうゆう光景は製作工房ならではですね。
上から見てみる。なかなか壮観ですゥ。
デキ401と僚機402号機。2輌の差異はナンバーだけです。
落ち着いたグレーの下廻りにブルーのボディーカラーを身に纏い、なかなか
趣のある車両に仕上がりました。
逆ポジから。野暮ったかった原型仕様の黒い車体からは洗練された更新車体が
何とも良い雰囲気を醸し出しています。
正面から。ゼブラ模様の警戒色がギョウギョウしいですが、デッキ手すりに
付いたチェーンがワンポイントです。
屋上から。探した画像から出来るだけの配管を施しました。
ここでも名鉄独自のパンタ鉤外しが効いています。
ちょっと分かりにくいと思いますが、正面に付く三角状の砂箱からチューブを介して
砂巻管の表現をしてみました。(ここ今回の拘りでもあります。)
今回もプッシュ・プルでお遊び頂けるようにヘッド・テールライトの消灯スイッチを
搭載して御座います。台車内側に付くエンドビームはキットには入っていませんので
板材から切り出して組立式で取り付けました。
走行テスト。ヘッドは点灯もちろん点灯しますが(2灯式にしてあります)、
何と下の標識灯も点灯するように致しました。(つまりテールと切り替えができます。)
後退時テールライト点灯。ケース内に2色のチップを内蔵してありますので
前後進で切り替えが楽しめるようにしました。(こちらはサプライズです!)
走行状態ですが、天賞堂製ニューパワトラ2個搭載で僅か0,44Aほどしか
消費していません。パックはUトレさんでお取り扱いしているポータブルパックで
専用アダプターの他、モバイルバッティリーで運転をお楽しみ頂けます。
コンパクトで高性能ですから当工房からもイチオシアイテムです。
業務連絡
上記名鉄デキ400のご依頼のお客様へ。
完成のご案内メールをお送り致しましたがまだ連絡を頂いていないお客様、
すいません、ご確認の上連絡を下さいませ。よろしくお願い致します。
]]>雪にならなくてよかった。
今日は午前中整形外科に行ってきました。12月半ばから左手中指が痙攣
し始めていまして、しばらく様子を診ていましたが一向によくなるばかりか
痛みも酷くなってので耐え切れず病院へ。(自分の体は大切にしないとね。)
結果、「腱鞘炎」と診断されました。酷くなると手術も必要と言われてかなり
心配になってしまい、応急処置として注射を打ってきました。(かなり痛い)
現在は痛みも大分治まりましたのでそのまま様子見です。
感情線の上あたりに黒いマーキングが注射されたところ。結構痛い注射でした。
病院へ行く前は写真のように中指が元に戻らない状態でした。ちなみに
小指の曲がりは生まれつきです。
某はもともと左利きを後から右利きに直されたので箸と筆以外は結構左手を
使いますので指い1本使えないだけで生活に影響が出てしまいます。
模型製作で腱鞘炎なんて一種の職業病ですね。しばらくは無理をしないように
致します。(なので工作やブログ更新あまり出来なかったのです。)
さて、製作中の名鉄デキ400はいよいよ艤装作業に入っています。
前回ボディーのクリアーコートまで終わっていましたが、屋根色の塗装作業で
塗装は終了。艤装作業に入りました。
こちらはテールライトのレンズ。キットには当然レンズ等も入っていません
のであれこれ探してNゲージ用が使えるものをチョイスしました。
なぜ、クリアーレンズなんかと言いますと・・・。それは完成時にお教えします。
下廻りは塗装・組立が終わりました。プッシュ・プルでお遊び頂けるよう前後進の
ライト点灯・消灯スイッチを搭載しております。
斜め横から見た下廻り。これで700Rはクリアーできます。
前に投稿した砂巻管はボディードッキング後に後付けとなります。
現在は車体電装作業が終わりましたので内装作業に入り、週明け半ばには完成の
予定です。もうしばらくお待ちくださいませ。
]]>戦いになりそうです。
先日カツミチャンネルさんでユーチューブ公開されてからたくさんのエールを
頂き、ありがとうございました。これで製作の励みになりそうです。
正月休みもしっかり頂いたんですが、昨年から旅行を予定しておりまして
このタイミングで行くのも躊躇していましたが今週初め「加賀山中温泉」へ
カニ喰い旅行に行って参りました。
被害の無い地区なのでキャンセル料も掛かるし、何より石川県に義援したい
気持ちもあったし、3月で新幹線が敦賀まで伸びて北陸本線の旅も最後に
なりますので予定通り出かける事にしました。
十数年ぶりに訪れた「加賀温泉駅」。昨年まで3年間和倉温泉へ行っていました
ので今年は北陸本線の事もあってこちら方面にしたのでした。
今回はカニをたらふく食べる事を目的にしましたのでガッツリ頂いてきました。
当日は雪がまったく無くてちょっとこの季節の風情がないのが残念でした。
温泉もたっぷり浸かってリフレッシュしてきました。
2日目は定番の金沢へ行って、近江町市場で買い物、兼六園での散策、東茶屋
での散策と喫茶などを楽しんできましたが、思っていた以上に観光客がいなくて
コロナ禍明けでこれからとゆう時にこの震災は本当に深刻と思いました。
すこしでもと思い、旅先で募金やお買い物をして気持ちだけでも義援してきました。
さて、ここからは製作の続き。
旅行前に更新する予定でしたがパソコンの調子が悪くて(かなり深刻な状況)
出来なかったため今日になってしまいました。
全車ボディーの塗装に入っています。ブルーは以前製作したデキ370に
使ったものを使用しています。
先に下塗りの後、黄色から始めてブルーの塗装の順で進めました。
真横から。今回はHゴムを別塗装の上、貼り付け方式にしましたのでHゴムは
ボディーにハンダ固定していません。これは次に製作中の73系シリーズの
技法に取り入れてゆくためのポイント掴みも兼ねています。
あとは研ぎ出ししてHゴム等パーツ取付、車番を貼ったらクリアーコートに
進みます。
下廻りはデッキ周りが中心の塗装作業になります。ひとつひとつ時間の掛かる
作業ですが根気よく進めました。
こちらもクリアーコートを終えたら各部の色差しをして仕上げます。
ちょっと予想外に手間が掛かり計画より2種間ほど遅れていますが、
現在はクリアーコートも終わって明日くらいに屋根色を吹いて塗装作業は
終了の予定です。週末は天気も悪いみたいなのでその前に塗装を終わらせて
来週初めまで内装・電装等艤装作業をして半ばくらいまでに完成の予定です。
お待たせしております。もうしばらくお時間を下さいませ。
話変わって。
昨夜、旅行先で買った海産物が我が家に届きましたので早速頂きました。
カニはガッツリ食べてきましたので買い物は富山産の「ボタンエビ」をチョイス。
生わさびも格安で売っていましたのでこれを卸して「エビ丼」にしました。
頭は美味しい出汁が取れますので10月に行った信州キャンプで買った「信州みそ」
を使いました。(赤味噌派なので他の味噌を食すのは非常に珍しいです。)
それとお供に焼きフグ(多分サバフグと思います。)で夕飯を盛り上げました。
さて、気分転換もしたし、美味しいもんもたらふく食べましたので今週はしっかり
製作に打ち込みましょう。
]]>寒さとの戦いになりそう・・・。
さて、少し前にブログでアナウンスしましたが、カツミ模型さんの「カツミ
チャンネル」で当工房とのコラボ動画が本日公開になりました。
収録日は昨年12月過日、カツミ模型有楽町店内にて。
打ち合わせ無し、リハ無しの一発撮り。いきなりのカメラ撮りなので
当日何を言っていたのかも覚えがないくらい緊張しています。
顔の表情が固いですね。(まあ、カメラ慣れしていませんので。)
何とかトークも作品画像も尺に収めて頂き、ホッとしています。
カツミ模型の営業森さん、そのほかスタッフのみなさんお世話になりました。
このチャンネルを通して当工房の作品をご覧頂ければ幸いです。
ではでは、ここからは工作の続き。
塗装は下回りから入っています。写真はデッキ部分。
そして台車。下周りは明るいグレーとしました。
並行して内装加工も進めております。写真は運転台仕切り。
プラ板より切り出して正面からのポッカリ感を消します。
マスコン周りはエコーモデルさんのパーツを使って組み合わせてゆきます。
実際の取る付けはこんな感じで。仮合わせが終わりましたのでパート毎の
塗装に入ります。
正面から。窓の向こうが筒抜けが嫌なので締まった感じになりました。
窓枠は今回塗装後の取付になります。
やや上から運転台辺りを見てみる。マスコンやイスが効いていますね。
内装パーツがまとまりましたので、続けてボディーの塗装に入りました。
このデキ400の他、その他の作品も同時進行中です。こちらもある程度
纏まりましたらブログUP致します。
]]>ようにしています。
お約束の飾り餅を割って簡単にぜんざい作って食べました。
寒い日には結構嬉しい一品。
さて、結構手間が掛かっているマスピベースの名鉄デキ400。
何とか砂巻管のと台車の端梁の加工が終わりました。
キットには入っていなかった台車端梁。厚板から切り出してスペーサーを
介してビス止めできる構成と致しました。
試作では強度不足と可動部分の接続が決まらなかったので本工作では
細密パイプとリン青銅線の組み合わせでまとめました。
台車に2か所管押さえを介して取付ました。これだけでもグッと精密感が
出てきます。
前面左右に付く砂箱から出てくる砂巻管。これを表現したくて苦戦して
いましたが、可動部は被覆チューブでジョイント。
強度と実用を兼ねて少し太くなりましたが見た目の感じはとても良くなりました。
これでボディーは完成しましたので塗装作業に入ってゆきます。
内装も同時に進行していますので次回はそのあたりを投稿の予定です。
]]>救済に尽力されている方に頭が下がります。
被災され被害に遭われた方にお見舞い、犠牲になられた方へのご冥福をお祈り
致します。
あまりにも震災がショックでしたのでブログの更新も手が止まってしまいました。
昨年まで3年間連続で「和倉温泉」へ旅行に行っていましたし、北陸地方は
昔から縁があって思い出の深いところでしたので本当に辛いです。
しかし、仕事はしなければなりませんので気持ちを切り替えて今年度の製作を
スタートしました。
今日は1月7日なので「七草粥」を食すことにしました。
七草粥も地方によっていろいろあるみたいですが、某は毎年七草の1つ
である「すずな」(カブ)だけを食べています。
おめでたい状況ではありませんが、自家栽培の赤カブと白カブを朝採りした
ものを使って作りました。味はシンプルに「塩」のみです。
さて、現在マスピベースの名鉄デキ400の状況は・・・。
大枠で5両すべて生地完成となりました。
横位置で並ぶデキ400,工房でしか見れない光景ですね。
撮影用に小パーツも取り付けた状態です。
正面から。やはり中央に付く「クサリ」が効いていますね。
今回の拘りの一つに砂巻管の表現があります。前面左右に付く砂箱から台車へ
管が通っているのですが、結構表から見えますのでこれを表現する事に。
試作はφ0,4mm線材を使用して砂箱からのホースは実車通りにホース
表現として被覆チューブの組み合わせをしてみました。
結果は良い感じですが、強度的にも問題がありますので細密パープにリン青銅線
の組み合わせで検討中です。
ピンボケ写真で申し訳ありませんが、配管等も全て取り回しが完了。
下周りの裏側から。台車内側のビームは厚板からの切り出しで取付。
スカスカのキットからかなり下廻りが落ち着いた感じになりました。
そして、ここからがこのメーカーの落とし穴。台車がトラックとショート。
フランジの高さは計算しているみたいですが、タイヤの厚みはあまり計算
されていない模様。なのでそのまま付けると100%ショートします。
台車を少し加工して車軸に絶縁ブッシュをぶち込んでおきました。
さて、走行テストです。動力は天賞堂さんのニューパワトラWB31ですが
2基搭載でスタート時0,04アンペアとかなり優秀です。
これならば走行はパワトラ最良という事になります。
因みにパックは昨年末に購入したUートレさんのポータブル式を導入しました。
電源をモバイルから取ればどこでも「お座敷運転」ができるスグレモノ。
お値段も手ごろでなかなか良いアイテムで当工房イチオシです。
さて、今年も製作が新たにスタート致しました。今年度の製作計画等
プランが纏まりましたら日々のブログにて情報をお伝え致します。
それでは今年度も当工房をよろしくお願い致します。
]]>今年もよろしくお願い致します。
工房は1月3日まで正月休みを頂き、翌4日より通常業務開始となります。
毎年の事ですが元旦はお雑煮を頂くことに。のんびり3日間ほど過ごさせて
頂き、リフレッシュさせて頂きます。
今年度の予定ですが、ご依頼品はもちろんの事、昨年仕掛途中で終わって
いました旧国シリーズの再開や東急青電シリーズ、旧客車シリーズを
展開の予定です。
詳細については日々のブログにて情報を発信して参ります。
重ねて本年も「あとりえピクタ」をよろしくお願い致します。
]]>いう間でしたね。年々現実化する「老化」に怯えながらの製作の日々でした。
昨年は酷く体調が思わしくなく製作スピードもダウンして、またブログ更新も
出来ない月もあったりしてご心配まで掛けてしまいましたので、今年は製作の
傍らブログも出来るだけ更新できるように努めました。
その甲斐もあってだんだんと見てくれる方も戻ってきた感じがします。
今月12月は最低でも一日あたり250アクセスを下回る事も無かったです。
来年も毎日更新とはゆきませんが、月当たり10回を目途に投稿しようと
思います。(いつも楽しみに見て頂き感謝です。)
さて、工作の方ですが・・・。
実はこれまでのハードスケジュールで製作していたのか左手の指(特に中指)が
痙攣してしまい、ここ数日あまり仕事ができませんででした。少しずつ動くように
なってきたので大事には至らないと思います。
1両を先行しながら進めているマスピベースの名鉄デキ400。
フロント周りは大体カタチになりました。前面左右のホッペに付く砂箱ですが、
砂巻管の表現をしようかと更に泥沼突入の予感です。上手く再現できましたら
また投稿をします。
あと、気になったのは台車のエンドビーム。キットではこれが表現されていません。
結構横から目立ちますのでビームを新製中。(写真は試作品です。)
トラックとの距離があるのでどうしてもスカスカなんですね。試作品は薄板ですが
もう少し厚板から切り出し、ネジ頭も小さいもので留めてゆく予定です。
今回もちゃんとライト切り替えスイッチは搭載しています。でないとプッシュプルで
遊べないですからね。
屋上機器も大体カタチが付きましたのでこのディテールで残り4両を進めます。
現在は5両大方纏まりました。台車周り、フロント周りの工作が終われば
ボディーはいよいよ生地完成でしょうか。
ボディー本体と分割できるデッキ周りの様子。やっぱデッキ正面のクサリは効いて
いますね。あとは車内の艤装について更に検討を重ねてゆきます。
本当は何内UPを目指しておりましたがすいません、年越しになってしまいました。
1月末までには完成・納品の予定で年明け作業を開始致します。
他にも年内中に上げる予定のものを少し残ってしまい、こちらも申し訳ありません。
年明け早々に作業を開始致しますのでもうしばらくお待ち下さいませ。
こちらも再生産が出来ました。
6月にリリースして瞬売してしまったトラムウェイベースのスユニ61改造の
500番台北海道型。チョンの間に再生産しました。
一般車をベースに500番台改造をしたのですが、バッティリーは取付位置の
関係で一般タイプのままです。その他の改造点はガラベン2か所を撤去して
工房ひろ製パーツの煙突を取付、ぶっとい荷物室に付く格子をフジモデルの
パーツに交換しました。
付属品取付してレタ貼り、クリアーコートをしてあります。
屋根は車体先端の手鉤、2か所の煙突の取付をして明るすぎる屋根色を一旦
ダークグレーで吹いた後、ガラベンをマスキングしてハイコン処理を施しました。
これで上から見た感じが良くなりました。
車番は505・釧路所属としました。また、下周りは台車も含めて艶消し黒に
リペイントしてあります。
ぶっとく気になる荷室の保護の格子はフジモデルから出ているパーツに交換して
スッキリさせてあります。
軽加工ではありますが、発売されていない北海道500番台の再生産でした。
納品先は「天賞堂銀座本店」さま。1両限りですのでご希望の方はお早めに。
話変わって。
先日カツミ模型有楽町店へ行って参りました。何をしに行ったかと言いますと
カツミ模型店さんのご厚意でカツミチャンネルへのコラボをしてきました。
当日はコンテ(打ち合わせ)も無く、リハも無い一発本番撮りでしたが、何とか
収録できたようです。写真は車両がちょっと隠れてしまいましたが、名鉄7000系を
題材にトーク・車両の紹介・走行シーンの三構成にて収録がまとまりそうです。
公開は1月との事です。(カツミ模型様収録有難う御座いました。)
顔見せなのでちょっと恥ずかしいですが、どうなる事でしょう。
今宵はイヴ。皆様、メリークリスマス〜!
]]>暑いのも寒いのも苦手な某、しばらくは我慢でしょうか。
さて、このところスポット的な記事投稿ばかりででしたが、名鉄デキ400は
どうなっていたかと言いますと非常に悩んでおりました。
やはりこのメーカーのキットは随所に落とし穴があるし、完成品を前提として
設計されていませんのでまとめ上げるのに時間が掛かります。
受注は全部で5両ですが、先行して1両を進めながら問題点などを探って
クリアーできたら残り4両を並行して作業をするようにしています。
じゃないと上手くゆかなくなったり、変更があったりすると全車両作り直さない
といけなくなるので。
フロントデッキは全て纏まりました。ネジ止め式なので塗装時はちょっと
楽ですね。
先行中の1両。大枠で仕上がってきました。デッキと車体とのクリアランスも
OKです。キットのまま組むと車体に当たって直線専用仕様になります。(笑)
手ブレピンボケですいません。デッキ手すりにチェーンを付けてみました。
少しオーバースケールですが良い感じです。
これでフトント周りもまとまりました。
屋上配管。実車の写真がないので苦労しましたが、何とかまとまりました。
また、車体に付く補強のリブですがこちらは中央がエッチングエラーで抜けて
います。なので洋白帯材で貼り足してあります。(こうゆう所に落とし穴がある)
今回もパンタ鉤外しはバッチリ付けますよ!!!
横位置フォルム。だんだんとそれらしくなってきました。今回マドワク等は
別塗装・別付けでやる事にしました。
あとは運転台周りをどうまとめるかですね。このキットに限らず同社キットは
まったくその辺のパーツが一切入ってないので非常に悩みの種です。
何とか来月半ばくらいに完成させる予定で進めております。
お待ちのお客様もうしばらくお待ちくださいませ。
]]>12月に入ってからもいろいろと製作に打ち込み続けていましたが、
まだまだ予定のすべてを完了できるまでに到達できませんでした。
年末までにはあと少し時間もあるので出来る限り最後まで作業は続行します。
先週から別ラインで製作していた「リアルフィニッシュ仕上げ」の貨車シリーズ。
完成致しました。今回は新作も含めてのご紹介します。ベースはすべてKATO製。
ドドーンと今回は20数輌一気にまとめ上げました。
今回製作したものは定番のワム80000とタキ43000の他、トラ45000,
ホキ2200、ワム80000のヴァージョン違いなるもの。
安定のワム80000ですが、今回から更にリアル感を追求した仕上げとなりました。
同じく数が欲しいワム90000があればもっと良いんですが・・・。
KATOさん再生産してくださーい!!!
ボディーカラーがトビ色なので汚れやサビの表現にちょっとしたコツが要ります。
パレット貨車の特徴であるリブに掛かるトーンを改善してみました。
こちらは屋根に腐食防止樹脂が塗布してあるタイプを表現したうえにリアル仕上げを
施したヴァージョン。380000代で一度生産した事がありますが、今作は
初登場です。KATOさん、380000代も再生産して欲しいですね!
上記一般的なワム8と同様のリアル仕上げとなっています。
こちらも定番のタキ43000。今回も変化を付けるため台車をグレーに塗装した
ヴァージョンとなります。日石黒とオイル青の2種。
台車をグレーに塗装しただけでもヴァージョン違いがお楽しみ頂けますし、
ウェザリングしてあればなおさらモデルが生き生きとしてきます。
実車は所属間の移動が結構ありみたいですが、車番は実際に調べたうえで施工して
おります。
こちらは今回初登場のホキ2200。この貨車が一番難しかったですね。
実車の写真があまり無いのと食物を運ぶ貨車の為、あまり車体が汚れていませんので
その表現をどのくらいにするのかで悩みました。
しかし、オリジナルのプラのままと横にならべるとその差は一目瞭然です。
こちらも初登場のトラ45000。製品では黒塗りでまったく貧相な状態ですが、
内側をレンガ色に塗装してそれぞれにウェザリングを施してあります。
見栄えしなかったトラですが写真のようにサマになっていると思います。
某もお気に入り、お勧めの1品。ちょっと強めのウェザリングがくたびれた感じで
強調されている気がします。ワム同様2輌セットなので収納されている2輌は
トーンの強弱の2種を表現したものを入れてあります。
っという訳で今回もある程度まとめて製作いたしました。
そして、「エコーモデル」さんでこのリアル仕上げシリーズをお取り扱いして
頂ける事になりました!!!今週からウィンドーに展示販売されています。
写真ですべてをご紹介するのはとても難しい商品になりますので、同店にて
お手に取って是非ご覧ください。
仕様は付属品取付、標記添付、色差し、ウェザリングをすべてを処理して
ありますから箱から出して直ぐにお遊びいただけます。
今後はKATO製の他、トミックスやトラムウェイ製の貨車やヴァージョン違い等の
シリーズ化を進めて参りますのでご希望があれば同店にてお声がけしてみては
如何でしょうか。よろしくお願い致します。
]]>しょうが今まで暖かかったので結構体には堪えます。
今回はレストアをしていた天賞堂製マシ38が完成しましたので、完結編と
しての投稿です。
では、前回からの続き・・・。
前回は本塗装が終了。今回は研ぎ出しから始めます。
1000番くらいのペーパー掛けから始めて仕上げは1500番くらいで
磨き上げます。シル・ヘッダーの角の塗装が欠けやすいのでテープで養生を
しておきますと研ぎ出しの際擦れてしまうのを防ぐことができます。
サボ下の車体スソ辺りのキズは全く分かりません。
車体の研磨が終わってこれからインレタ貼りに移行するのですが、その前に
削りカスを綺麗に拭い取っておきます。(これ非常に需要です。)
お客様に支給されたインレタを指定の標記にて貼り付けを施します。
インレタの転写は無精せず一部分ずつ切り離して粘着を弱めたセロテープで
仮止めしてからやるようにしましょう。
結構小さい文字ですので水平など注意して貼り付けします。転写が終わりましたら
台紙で軽く鎮圧しておくと良いでしょう。
インレタが終わりましたら全体的にクリアーコートを掛けます。
屋根はそのままマスキングをしておきます。
しばらく乾燥を待って車体をマスキングして最後の屋根色を吹きます。
ベースのままを使用する予定でしたが少しカスリキズがあるのでこれもリペイント
する事にしました。
車体のテープをソッと剥がします。今回も一か所も吹き込みなく一発OKでした。
塗装が終わって乾燥させたらマドセルを貼ります。当工房では基本的にマドセルは
エコーモデルさんのポリカセルを使用しています。透明度も高くキズが付きにくい
のでお勧めです。
食堂車の調理側から見た図。オリジナルは何と裏から白い紙が貼ってしましたが、
レストア品ではちゃんとスリガラスを貼り付けてあります。
換算標記のバッチリ綺麗に入っています。
マドセル貼り等で車体に手跡が付きますので綺麗に拭き取ります。
溶剤はいつもの秘密兵器?です。
こちらは車体の他内装の塗装もご依頼されていましたのでそれぞれに塗装を
施して小分け袋に収納しました。車内艤装はクライアントによる作業ですので
当工房のお手伝いはここまでです。
っという事でレストアが完了致しました。車内艤装をされる事なので車体とは
ドッキングさせないでそれぞれに収納して送付致します。
年末かお正月のお休みにごゆっくり内装をまとめ上げて完成させて下さいませ。
本日送付して御座います。よろしくお願い致します。
]]>本格的な冬の到来になりそうです。やっぱ寒いのは嫌ですねぇ。
今週も日替わりメニュー的なスクランブル・ミッションでの作業。
やっとプラシリーズである豊鉄1800系と上田交通7200系の再生産が
出来ました。
まずは豊橋鉄道1800系から。
2年ほど前に一度製作していますが、今回も仕様は変わりません。
正面から。中間に入る先頭車の前面赤は巻いていませんので写真のように
なります。
先頭車上部から。やはり何といってもクーラーの別塗装ですね。
上から見る機会の多い模型ではこれは外せません。
妻面側から。妻の表記は生かすようにしました。
先頭車側面から。赤いところを部分塗装して市販のインレタパーツを貼り付け、
全体をクリアーコートしてあります。後はお決まりの当工房オリジナルパーツの
「ドアー突き当てゴム」や「ドアーレール」でフィニッシュ。
クーラーの別塗装だけでも十分効果がありますが、その他屋上機器や配管の
色分けを行い見た目の楽しさも確保しております。
プラ製とはいえ細部に手を加える事により作品的ななります。
続いて上田交通7200系。
こちらは何度か再生産をしています上田交通7200系。側面の丸窓が印象的。
正面から。Tc車には前面ステップが付きます。豊鉄も同様ですが正面右のステップや
ワイパーなどの追加加工がしてあります。
写真ではちょっと見えにくいですが運転周りも搭載しておりますので見た目
充実しております。
屋上から見てみる。豊鉄同様にクーラーの別塗装化は勿論の事、Tc車の無線
アンテナ周りの名残も表現。こちらは7255F編成を模型化しています。
屋上周りも豊鉄同様のディテールUPを施してあります。
チラっと見えるイスは実車同様2色塗のイスを表現してあります。
側面から。特注で作った大きな丸窓が目を引きます。このパーツは厚さ0,2mm
の洋白板から作ってありますので抜けも綺麗で薄いので見た目のシャープさが
あります。ドアー周りも同様のフィニッシュ。
っと、いう訳で2作品の再生産が完了致しました。共にヘッド・テールそして
方向幕点灯、室内灯点灯、シートやマスコン周り等プラ製品とはいえ充実した
作りとなっております。
販売先は「天賞堂銀座本店」様にて納入いたしました。
価格等は同店にてお問合せ下さいませ。なお、各1セット限りですのでご希望の
方はお早めにお問合せ下さい。上田交通7200系についてはもう1セット製作中で
不足パーツが届き次第完成させますのでこちらはその時に改めてご案内致します。
それではよろしくお願い致します。
]]>昨年は丸10年を迎えました。更にあれから1年経ったことに時間の早い
流れを感じられずにいました。そりゃ歳も食う訳ですね。
さて、夏以来久しぶりに再生産となったプラ貨車ベースのリアルフィニシュ。
そのやり方をちょっと披露しましょう。(あくまでも私流のやり方ですよ)
まず薄溶きしたアクリル塗料を用意します。今回は全部で5色。
白色はタンカーやホッパー車などの色褪せ表現をする時に使用します。
黒色は有蓋・無蓋車ともに黒車体のプラの生っぽさを消す為に使用。
黄土色1は土ホコリ表現などに使用します。
黄土色2は土ホコリの他、パレット貨車など濃淡を付ける時に使用
赤茶色はサビ表現などに使用します。
ベースとなる貨車は事前に付属品の取付とレタ貼りを済ませておきます。
まずはタンカー(作例はKATO製タキ43000)から。手前の黒・紺色の
2両が前処理をしたもの。やり方は白色をかなり薄く希釈してピースの
ノズルをやや開けて、圧もやや上げて少し車体から離して吹き付けます。
近づけ過ぎて強く吹き付けるとタレて失敗になります。遠くから振りかける
ようなイメージですね。ミストにくぐらせる感じで。
逆に艶ありクリアーで吹き付けると新車登場時のような感じに仕上がります。
さて、今週も日替わりメニュー的な工作に追われています。
前回の投稿時は下地処理が終わりましたので本塗装に備えて作業準備。
屋根色はリペイントしますが、余分な茶色が掛からないよう屋根部を
養生しておきます。
まずは下回りの塗装から。前回修正したカプラーポケット。所定の正しい
位置にハンダ付けしなおして床下からリペイント開始。
いつものようにサクっとプライマーを吹いて。(両面に吹きます。)
床板は黒色塗装ですが、完全なつや消しではなく製品オリジナルの僅かに
艶が残った黒色に仕上げて床下機器ユニットや台車と違和感のない仕上がりに
しました。
乾燥を待って下廻りは組付けておきました。(違和感が無いと思います。)
先ずは本塗装に入る前に色合わせ。マッハのブドウ2号をベースにプラ客車の
色に合わせての調色。僅かにアンダーなので黒を入れて微調整しました。
本塗装に入ります。修正した箇所(下のサボ差し左下の車体スソ辺り)が
僅かに修正跡が見えます。色を乗せてみないと感じが分からないので本塗装を
しながら研ぎ出しを重ねて「積層」処理を施し、最後に全体を塗装すれば
綺麗にまとまります。
反対側の接着剤付着のキズ面(中央辺り)ですが全くどこにキズがあったか
わかりませんね。一度吹きでもこのくらい下地処理をちゃんとすれば綺麗な
面が得られます。
積層処理したところ。全くこちらもキズは分かりません。
最後は車体の全体に濡らすように塗装すれば本塗装は終了。このあと
乾燥を待って研ぎ出し作業に入ります。
現在は研ぎ出しも終わってクライアントの指示のもと、レタリング作業中。
今日中にレタ貼りして明日は天気が良さそうなのでクリアーコートまで
コマを進めます。何とか今週末くらいに仕上げたいところです。
]]>乾燥も相まって指先がボロボロですゥ。
さて、今回はご好評をいただいておりますリアルフィニッシュ仕上げの
貨車シリーズの再生産です。
前作はほぼ完売してようなので今回は更にライナップと形式のヴァリエー
ションを加えての製作になります。
今回も安価でクオリティーが高いKATO製の貨車をご用意しました。
今回の新作はホキ2200とトラ45000。(初登場ですよ!)
トラ45000。黒一色でなんとも冴えない貨車でしたが内面を分解して
塗装しました。これでグッと作品っぽくなってきます。
ここからレタ貼り、色差し、そしてフィニッシュ仕上げに入ります。
こちらも初登場ホキ2200。所属と屋上ハッチの違いでヴァリエーションを
付けてゆきます。
定番のワム80000。いつく有っても良いですね。本当はワム90000も
欲しいところですが現在入手難。いち早く再生産して欲しいです・・・。
今回ワム80000はこのヴァージョンも追加します。こちらも380000代の
再生産も早くして欲しいですね。
屋根を分解して白色に塗装してレタ入れ完了、色差しも終わっていよいよ
ウェッザリング待ち。
内側の塗装、レタ貼り、色差しが終わってこちらもウェッザリング待ち状態。
やはり内側の塗装だけでもかなりの効果があります。
こちらも定番のタキ43000。日石社とオイル社。共に台車がグレーの
タイプをチョイス。台車はもちろん当工房にて車輪を含めてグレーに塗装済。
レタ貼りだけでも車両が生きてきますが台車をグレーに塗装するとまた一段と
作品っぽくなってきます。更にこちらもリアル仕上げになります。
ボギー車は全て車体と切り離し。全車下準備が終わりましたので明日から
20数輌まとめてウェッザリングを開始します。
週末には多分すべて終える予定です。完成時はまたブログUPします。
]]>陽気になるとの予報で体の感覚がマヒしそうです。
毎日いろいろとやる事が多くて日替わりで追われる作業が続いています。
急きょ、天賞堂製TMシリーズ東急7200系改造ベースの上田交通7200系
豊橋鉄道1800系の再生産を進めています。
ブラス製車両の製作の間合い作業でプラ製の作品も進めています。
写真は上田交通7200系。これが結構人気があってすぐに売れてしまいます。
東急の社紋座をキサゲで綺麗に削り取り(かなり難しい作業です。)
サクッと下塗りをしておきます。
屋根部をマスキングしてまずはクリームから塗装を始めます。
クリーム吹いて翌日、幕上をマスキングして幕下の濃紺色を塗装します。
さらに乾燥させたら車体スソを銀色で吹き付ければ塗装作業は終了。
ソッとテープを剥がします。いつもの事ですがこの瞬間は本当に緊張します。
ほぼ吹き込み無しで一発OKでした。マスキングは丁寧にやる事をお勧めします。
タッチUPを前提にマスキングするとどうしても作業が雑になります。
塗装技術を上げたい方はタッチUPは最終手段と認識して、マスキングを丁寧に
やると見栄えばかりだけじゃなく結果、時間短縮にもつながります。
同時に豊橋鉄道1800系も作業を進行中。こちらは久しぶりの再生産。
ボディーのシルバーは吹き直してクリアーコートして仕上げています。
前作同様にクーラーもひとつひとつ色分けして再塗装しましたのでプラ製と
いえど作品レベルにもってゆきます。
シートはオリジナルには搭載されていませんのでパーツを切り出して実車同様に
2色塗り(写真は途中)でまとめます。
このシリーズは動力化だけじゃなくヘッド・テールの点灯化(遮光仕様)して
導光材から光が漏れない構造にしてあります。更に中央方向幕も常点灯します。
こちらの作品は12月15日から始まる天賞堂銀座本店様のフェア作品と
なります。
]]>とかのご依頼も入ります。
今回は天賞堂製マシ38をレストアのご依頼。程度の良い中古品を入手して
ディテールUP中にアクシデントに見舞われたとの事。
キズの修正及びリペイント、インレタ貼り、床下加工等・・・。
天賞堂マシ38、1988年モデル。古き良き時代の食堂車。
とても1988年モデルとは思えない綺麗な状態をゲットしたとの事で
元箱の状態からみても前オーナーがとても大事にしていたことが伺えます。
今回のご依頼はディテールUP中に瞬着を車体に付けてしまい、塗膜を傷めて
しまったそうです。地肌も少し出てきてしまっています。
反対側の側面も同様に塗面が荒れています。ただ、この程度なら全剥離ではなく
部分修正のうえ、リペイントをお勧めして加工する事になりました。
この方が工賃がお安くなります。
まずは上周りと下廻りを分解します。配線がないので分離は楽です。
室内灯はクライアントが加工したそうでこのまま活かします。
更に下廻りを分解します。室内を加工したいとの事で床板は全剥離して室内の
仕切り板も全部取っ払う事になりました。
床下機器ユニットと台車はそのまま使います。
まず、地肌が見えているところから修正することにしました。
周りを一旦ペーパーで綺麗に研磨しております。
反対側の側面はペーパー掛けで写真の通り綺麗になりました。
下地が出ているところにプライマーを塗布します。
次に下塗りをします。削れたところが肉痩せしていますのでこれを調整するため
です。
乾燥を待って研ぎ出しをします。これで下地処理は完了。後はブドウ2号を一度
吹いてみて積層仕上げに入ってゆきます。
オールリペイントをしますので貼り付けてある標記をすべて拭い取ります。
綿棒にエナメル溶剤を含ませて優しくソッと拭き取ります。
あとはオールペイントに備えて付属品なども一旦ボディーから取り外しておきます。
床下上板はアセトンの海に沈めて綺麗に剥離しました。
あとは仕切り板を全部取り外します。
よく見るとカプラーポケットがズレてハンダ付けされていましたし、センターも
ズレていましたのでこれは修整します。
まだ、キサゲ処理していませんが正しい位置にハンダを付け直しました。
やっぱりこうゆう所が気になってしまうところがモデラー気質でしょうか?
次の工程でボディーと床板のリペイントをご紹介してゆきます。
]]>追われまくりで気が付いたら今年も残り一月を切りました。
ここ一週間くらいは日替わりメニュー的に作業をしていました。
さすがにこれだけ仕事が集中するとどこから手を付けてよいか分からなく
なります。まだ1か月近くあるので目いっぱい作業をします・・・。
まずは先日完成したエンドウベースの西武N501系。
やはり気になるところがひとつありまして。それは前面エプロンの高さ。
実車と比べると1mmほど長さが足りませんでしたので新規にパーツを
製作して付け替える事にしました。
右が作り直したエプロン。やはりこのくらいでないとバランスが悪いです。
気になるところは直さないと後から悔いが残ります。
お待たせしました即納可能状態です。ご連絡をお待ちしております。
続いて苦戦に次ぐ苦戦中のマスピの名鉄デキ400更新車。
1両だけ先行して作業を進めています。なぜ1両だけと言いますと、一気に
全車取り掛かると問題点が発生した時にすべてをやり直さないといけなく
なりますので1両ずつ現物あわせで確認しながらの製作になります。
非常に効率が悪いのですが、メーカー完成品を前提といたキットではないので
この点は注意しないといたずらに時間だけが掛かります。
ややピンボケですいません。デッキと車体とのクリアランスも解決しました。
正面から。左右のこの大きな「ヒサシ」がとても曲者。ステンレス製の
パーツで折り曲げガイドがないので全く上手く曲げられません。
型を作って対応する事にしましたが、綺麗に曲げるのが難しいです。
このバカでかいヒサシの為に随分と時間を取られてしまいました。
またデッキのテスリも同様です。
下廻り。車体下に点灯スイッチを搭載。床下をいろいろと調整して何とか
車高をスケールに持ってゆきました。
真横から。大体こんな感じでまとまりました。台車もスムーズに首を振り
ますし、デッキと車体正面の当たりも全くなくなりました。
これで運転も問題なくお遊び頂けそうです。
こちらのデキ400は年内くらいに完成を目指していましたが、ちょっと
無理そうです。1月中旬くらいには目途が付くように進めておりますので
もう少しお時間を下さいませ。
]]>しばらく暖かい日が続いていたので冬をあまり感じなかったのですが
いよいよ今週末から12月に突入ですね。一年がとても早く感じます。
模型ショウから製作依頼のお問合せがメッチャ多くて久しぶりに事務作業が
てんてこ舞いでした。やっと今週から製作に打ち込めそうです。
蒲田の模型ショウに展示していた仕掛品も上げないといけないのでコツコツと
作業を繰り返しながら前作7000系8次車に続いてエンドウベースの
西武N501系(3代目)が完成致しました。
701系編成替えの際に2連化して登場した501系。当時は一瞬目を疑った
ほど面白い編成だったのを記憶しています。エンドウから限定キットが発売に
なってすぐに買って組み始めたものの諸事情で数十年お蔵入りでした。
今年は西武をまとめて製作を進めていたこともあって模型ショウにて生地完成で
展示しておりましたので急いで完成へと進めておりました。
正面から。特別に加工はしていませんが、細かいところを色差ししてあります。
横から。やっぱり雨樋がプレス表現で立体的ではなかったのでこれは帯材を重ねて
しっかり表現しました。
ドアーパーツは洋白製ですがただクリアーを掛けるだけではメーカー完成品の
ように指紋からサビが浮いてくるのが嫌なのでちゃんと無色プライマーを吹いて
そのあとに半艶クリアーコートを施しました。
連結面側から。キットではまったく701系と同じでしたので実車通り縦樋を
車内へ、三角ステップ(U-トレ製貴重品パーツ)を取付ました。
また、ステップ下の足掛けもパーツを改造して取付てみました。(結構効いてる)
先頭車前部。パンタの向きは修整しました。💦クーラーはオカさんのパーツで
ディテールUPしています。
車体後部から。全体的に色分けしてメリハリのある屋上周りにしました。
ちょっと分かりにくいですが運転台周りも色差しして楽しめるようにしました。
下廻りは当工房標準のMPシステムですが、最近の当工房仕様であるモーター回路遮断
スイッチによるインテリア鑑賞がこちらもお楽しみ頂けます。
っと言うわけで某の思い入れもあって愛着ある作品に仕上りました。
お待たせしました納品になります。
]]>大きくて体がついてゆけましゅえんー。現にここ一週間ほど体調が悪く
片頭痛や逆流性胃炎が再発して苦しんでいました。(チト疲れが出たかな)
っと言いながら仕事はいっぱいあるわけで、今週は西武N501系を纏めます。
現在は艤装・電装を中心に作業を進めています。だんだんとカタチになって
きました。
正面から。ヘッドライト下の飾り帯が付くとグッと西武感が出てきます。
行き先はクライアントご希望により「拝島」になりました。
点灯テスト中。キットは電球仕様ですので新規基盤を作成してLED化してあります。
なので報告幕左右の表示灯もあかるく点灯します。
後退時。良い感じと思います。
Mc車の下廻り。当工房標準のMPシステム。写真では分かりにくいですが、
こちらも最近標準化になったM車のモーター給電カットによりインテリア鑑賞を
お楽しみ頂ける仕様となっております。
でも、寒いよりはやっぱり暖かい方が良いですよね!
しばらくは私用や事務的な事がたくさんあったので工作があまり進まず、
気が付いたら一週間も経っていました。
数日前になりますが製作中の日車ベースの名鉄7000系8次車6連が
完成となりました。
蒲田の模型ショウに出展した日車ベース名鉄7000系2次車6連と同仕様の
8次車6連。こちらの編成は7700系中間車を編入した屋上機器の揃った
綺麗な編成。
先頭車2態。前回同様に良い感じでまとまっています。
上記写真の逆ポジ。ジャンパーケーブルがなく6連はさっぱりとした印象。
先頭車のボンネットから見てみる。インテリアもばっちり色差し。
横位置から。運転席の後ろの小窓が無いなど2次車と小さな違いがあります。
先頭車のドアー周り。当工房の標準仕様。前回同様に表記はフルに入れてあります。
中間車ユニットの2輌。仕様は同じなので7000系8次車と7700系中間車
は区別がつきませんね。
例によってフル加工されたパンタ車3輌の妻面。鉤外しが効いています。
さて、このシリーズの目玉でありますサウンドとライトシステムについて。
前作の7000系2次車6連と7700系2輌白帯特急仕様車(共に完売)と
同仕様のサウンドシステム搭載。
キットは電球仕様でしたが本製品は特注基盤によるLED点灯。フロントにも
光源を入れて明るく室内を点灯させています。
同システムによるテールライト点灯時。
このシリーズのウリの一つ。乗務員室へのハシゴ下のライト点灯。
並列繋ぎによるボンヤリ明るい点灯は楽しいです。これにより照明とサウンド効果で
より運転が一層お楽しみ頂けます。
]]>いる人がだんだん増えてきましたね。
今週初めから祖父母と親父の17回忌の為に2年ぶりに名古屋へ帰省して
おりました。家族と久しぶりに団らんしてきました。
お墓参りの途中にスコールに見まわれ、晴れて一瞬に虹が広がりました。
余りにも綺麗な虹でしたので一枚撮って来ました。
太く大きな虹で久しぶりにこんなハッキリした虹を見ました。
さて、帰省してからエンドウベースの西武N501系の続きからスタート。
帰省する前に色差しやHゴム、インレタ等を済ませクリアーコートをして
おきました。数日間しっかりと乾燥させます。
今回は屋根色を塗装して塗装作業は終了となりますのでボディーをマスキング
します。車体が黄色でテープも黄色なので非常に見えにくいです。
図面から所定に位置にマスキングして部分的にはゾルを使用。
屋根色はねずみ1号を使用。3回ほど軽く吹いて屋根色塗装終了。
テープをソッと剥がします。この瞬間が一番緊張しますね。何十年やって
いてもドキドキします。
正面から。手すりの磨き出しも決まって西武らしい顔に纏まりました。
先頭パンタ車フロント屋上周り。鉤外しの極小ガイシが効いています。
同リア屋上周り。各機器に入るところは黒色で色差ししてホース表現しました。
妻面から。西武の特徴である屋根の肩の色分け線もしっかりと表現しました。
吹き込みも一切無かったので一発作業で塗装は終了しました。
後は乾燥を待って艤装・電装作業に入ります。来週中くらいに完成の予定です。
]]>週明けから夜は随分と冷え込むみたいで、体の方がついてゆけませんね。
今日もお昼まで西武N501系の塗装作業を進めていました。
前回ボディーに西武イエローを吹いた状態でしばし乾燥させていました。
研ぎ出し前の状態。黄色はカスレが出やすいので少し厚めに塗膜を作ります。
若干ゆず肌気味ですがホコリ嚙み一つもありません。
ここから研ぎ出しを行います。1200番くらいのペーパーから始めて
1500番くらいのペーパーで仕上げます。
研ぎ出しするときは擦れやすい車体スソや凹凸のあるところに注意しながら
作業を進めてゆきます。
塗ったままの状態(左の車体)と研ぎ出しが終わった状態(右の車体)
多少のゆず肌でもこのくらいなら十分に研ぎ出しで平滑になります。
ホコリ嚙みによるエクボが出来る方が後から修正が難しいです。
研ぎ出しが終わったらいつもの「魔法の液体」にて車体に付いた削り粉を
綺麗に拭き取ります。
各部の研ぎ出しが終わりましたら前面手すりの磨き出しを行います。
後付けでも良いのですがやはりハンダ固定の方が安心しますので、ちょっと
磨き出しにはコツが要りますが当工房ではこちらを採用する事が多いです。
乗務員ドアー下のクツズリもキットにはないので洋白帯材から切り出した
モノを予めハンダ付けしておき、後から刀刃キサゲで磨き出してしまいます。
刃の下が当たってボディーが傷つく可能性がありますのでテープで養生。
前面及び側面戸袋窓のHゴムをカラス口で色差ししたら最後にキット付属の
インレタを貼ります。インレタは横着してシートごと転写せずに一輌分
ちゃんと切り離して転写するようにしましょう。仮止めはセロテープを
予め粘着力を指でベタベタやって落としてから使用します。
今日は夕方前に別途納品がありましたので、昼過ぎまでにクリアーコートを
済ませておきました。来週から屋根色を吹けば塗装作業は完了してこちらも
名鉄7000系同様に艤装作業に入ります。
話変わりまして。
最近プライマーが市場に無いとの事で急きょ再生産を致しました。
メタル用プライマー。250ml入りで¥1,200+税です。こちらの
商品は「エコーモデル」さんでお取り扱いして頂いております。
メタピカ(車体洗浄液)250ml入り¥1,350+税もよろしく
お願い致します。こちらもエコーモデルさんでお取り扱い頂いております。
]]>来週からはいよいよ11月らしく寒くなるみたいなので体調に気を付けないと。
このところ天気が良かったので今週は塗装作業を中心に行っていました。
こちらもいきなりですが、日車ベース名鉄7000系8次車6連。
こちらは西武N501系同様に蒲田の模型ショウまでに間に合わなかった作品。
不足パーツを何とかメーカーさんにお願いして生地完成まで進めていたもの。
先頭車2態。前回生産した7000系2次車と仕様は一緒で、運転室ハシゴの
足元ライト点灯、サウンドシステム搭載の高級モデルになります。
正面から。今回も塗装条件は良いので仕上がりもまずまず。
真横から。側面連続窓のHゴムはカラス口ですが、フロントはマスキングに
よる塗装仕上げ。運転室窓も同様です。
屋根も2次車と同様にハイコン処理。そういえば8次車の製作は初めてかも。
中間車は7700系ですが実質同系なので差異はありません。
こちらの作品は来週までには完成の予定です。並行している西武N501系も
来週までには塗装作業を終了させて、次の名鉄デキ400続けます。
来週はちょっと私用があるのでちょっと詰めて作業を進めます。
]]>趣味の家庭菜園も気温が高いので結構育っています。この異常気象のせいで
野菜も高騰しているのでささやかながら嬉しい限り。
色とりどりのミックスレタス。100均で買ってきましたが1袋ミニプラン
ターに2鉢種を蒔きましたが、1か月ほどでご覧の通り。
施肥もなく水やりだけで十分育ちました。
さて、業務の方はマスピの名鉄デキ400の下廻りの加工をやっていました。
無い頭を抱えながら床板と動力の高さ調整を考えます。結果、床板アングルの
スタッドを内面から外面に変更して高さを調整することにしました。
アングルの位置を変えられれば楽でしたがキットの構造上無理なのでこのような
加工となりました。
ウェイトも先のEL120同様に車体中央に置くことにしました。
床下には2Pスイッチを搭載。これでプッシュ・プルで遊ぶときに双方のライト
ユニットのON-OFFができます。
MPウェイトのジョイント・スリットを利用して切り替えスイッチを隠しました。
車体を乗せてみます。大体スケールの高さになりました。また、車体に付く
渡り板と台車マウントのデッキが干渉しなくなりました。これで走行はOKです。
設計の酷さにちょっとうんざりでしたが、何とか収まりました。
来週も引き続きボディーの方と平行して作業を進めます。
こちらは台車のマクラバリのパーツの塗装。ご依頼品ですが、フル加工の他
パーツの加工や部分塗装もお引き受けしております。
週末乾燥を待って来週発送させて頂きます。
今日は3連休の中日ですが、どこも人で一杯のようです。ニュースを
見ていますとやはりどこか出かけてみたい気になりますね。
]]>天気も良く乾燥しているのでとても快適です。少し暑さを感じるくらい
ですが、いつまでこの状態が続くのでしょうかね。
さて、苦戦しているマスピの名鉄デキ400。少しメゲて来たのも事実ですが、
ならばちょっと気分転換で別の仕掛作品をやってみました。
オオーっと、いきなり西武N501系。エンドウベースです。
これは本当は蒲田の模型ショウまでに完成する予定だったものですが、
今夏の異常気象でバテてしまい、間に合わなかったもの。
ほったらかしにするとそのまま仕掛ジャンク化してしまいますので、気を取り
直して製作再開しました。エンドウ製ベースなので組立には問題ありません。
しっかし、そのままでは量産品と変わらなくなってしまいますので、ここは
しっかりと特製品レベルまでもってゆきたいところ。
模型ショウに展示をしていた時の状態。妻面がなんかおかしいと思っていたら
やはり縦樋に違いがありました。実車は車体に埋め込み、屋上上昇ステップが
付いています。
早速縦樋を取り外してU-トレインさんから昔分売されていた三角のステップを
取付てみました。やっぱ、締まりますね。屋上にも2か所手摺りを追加。
全体を屋上から見た図。西武の黄電はとても配管が複雑で作業は大変ですが、
そこが魅力でもあります。
やっているうちにだんだんと欲が出てきてパンタ鉤外しをちょっと簡易的
ですが、それらしくまとめました。これがあるのとないのでは違います。
量産品ではできないところでもあります。
妻面側のパンタ配管の様子。結構複雑なんですよね。
大体まとまっていましたので追加加工のみで生地完成と相成りました。
天気も良いのでそそくさと塗装作業に入ります。いつものようにサクっと
プライマーを吹いて。
そしてこれまたいつものようにサクっと下塗りして。
週末乾燥⇒車体研ぎ出しして、来週から本塗装に入ります。
既に下回りは塗装も終わってほぼ組み上がっていますのでそれほど掛からず
完成すると思います。
まだまだ旧国シリーズもあるし、今月も忙しいなぁ〜。
]]>一年が早いですね。また、明日から11月に入るというのにこの暖かさは
何なんでしょうね?
我が家の夏のピクタ農園もいよいよピーマンの収穫が最後となりました。
玄関横50センチのところで育てていました。6月より収穫していたので
5か月も市販のものを買わないで済みました。品種は「パレルモ」と
いうイタリアン系のピーマンで苦くないのが特徴です。収穫量も多く、
育てやすくのでお勧めです。興味があればやってみて下さい。
さて、製作の方ですがマスピベースの名鉄デキ400の続き。
下廻りの検討中なんですが、MP化は不可能との結論に達しましたが
ではパワトラならどうなんでしょうか?
パワトラ2基を組み込んだ状態。何か違和感を感じたあなたは凄い!
そう、車高が低すぎますね。
パワトラはこのように台車にセッティングするのですが、床板に取り付ける
パワトラ中心穴の位置とタイヤ踏面(レール接触面)の高さが合わない。
っと言うよりも全く計算してないだろう?
そしてここが一番の問題点。写真を見て分かりますか?そう、前面渡り板が
デッキの上に乗っかている。(っと言うより押さえつけている)
これじゃーショートもしますし、走りません。まったくじぇんじぇんダメじゃん!
まったく。
正面から。実車はこのようにデッキに少し掛かるくらいですが、
ガッツリ乗っかているので左右に動くとタイヤが浮きます。
また、完全にショートします。本当にテストしたんでしょうか?
問題点は他にもあります。デッキを留めるのはこの大きなバカネジ。今時
こんなネジ使っているキット見たこともありません。
台車も薄くて車輪側面とのクリアランスがなく直ぐにショートします。
キットの値段も決して安くないのにこのクォーリティー非常にムカつきます。
まずは床下から車体高の設計から見直さないといけません。
こんなん某のやるレベルの話じゃないと思うけど。
文句言っても始まらないので作業を進めます。
上周りも上回りでいろいろと問題が発生しています。ある程度纏まったら
ブログ投稿をします。前途多難だな・・・。
]]>まさに塗装日和ですね。ハンダ付けをしながら塗装作業も進めます。
さて、模型ショウが終わっていろいろと仕事の片付けや私事も大体片付いて
今週から平常作業をしております。
前回に引き続きマスピの名鉄デキ400の動力について試作を進めていましたが、
やはり設計図は「机上の空論」的な結果となりました。
結果から先に言ってしまおう。「じぇんじぇんダメじゃん!!!」の一言。
写真はトリセツに準じて組んでみたもの。写真のとおり車輪が浮き上がっています。
これじゃー走りませんね。構造上はとてもユニークなんでやってみる価値はあったんで
そのようにしてみましたが・・・。ある意味想像異常(以上)の結果。(笑)
組立手順は床板上に左右2つのモーターを乗せ、中央のスパーギアで床下に
降ろしてこれまた左右のMPギアに伝達する構成。
床下側から見るとこんな感じ。最初に予想した通り、短いシリコンチューブの
制限もあって台車は少ししか首を振らない。支点間が短いのだから当然ですが
これじゃ6番ポイントも通過できないね。
横からみた感じ。台車が中心に向かって浮き上がっているのがお分かりと思う。
この機構の致命点はこの写真でお分かりと思います。スパーギアのシャフトに
入る位置がMPギアから来るシャフトの中心点と大きなズレが原因。
多分設計上そこは計算してあったと感じますが、車両はタイヤ踏面(レール接触面)
から車体スソまでの位置を計算に入れないといけないけど、高さ調整すると
シャフト間の高低差が生じることに考慮がなかったと考えられます。
高さ調整は約3,8mmほど下に上げてスケール通りの車体高に合わせたので
シャフトに合わせたらかなりの「シャコタン」になってしまいますね。(笑)
っという訳でこのキットはパワトラ1択となりました。
大体、ちゃんと仮組してテストしたんかい?と聞きたいね!
このような訳でこのメーカーのキットベースの特製品は非常にスリル且つ、
難易度倍増、製作意欲半減なのです。機種の選択はなかなか良いものが多いので
もう少し工夫をして欲しいところ。組めないのは話になりません。
でも、当工房の技術を生かしてお気に召して頂ける作品へと繋げますのでどうかご安心を。
それでは製作を進めます。
]]>あれから一週間が過ぎました。何と日が経つが早い事早い事。
日増しに日が暮れるのが早くなりましたね。夜も随分と気温も下がって
寒くなってきました。あんなに暑い日が続いていたのがウソのようです。
我が家の夏の家庭菜園もそろそろ終焉。間もなく秋の菜園作りが始まります。
今年は二毛作で「丹波の黒豆」という晩生(おくてと読む)タイプの枝豆を
栽培していました。何回も挑戦して今年初めてちゃんと実がなりました。
かなり難しい品種なので試行錯誤しながらあと数日で収穫できそう。
さて、仕事の方は模型ショウが終わって片付けや私用をこなしているうちに
なんだかんだと一週間も経ってしまい、週末から作業を再開しました。
10月10日にお問合せの締め切りをしましたが、模型ショウもあったので
ショウが終わるまでそのままにしていましたが、あれからご注文も頂きました
ので受注は「10月25日」までにお申し込みをお願い致します。
それ以降はスケジュールの関係もありますので受注できなくなります。
ご希望の方はお急ぎ下さいませ。
作業は既にテストを開始しています。基本パワトラ仕様になりますが、
MPシステムの対応するキット構成にもなっていますのでこちらは現在テスト中。
多分あまり良い結果が出ない気もしますがとりあえず実験は進めます。
っという事で作業が来週より始まりますのでご依頼はお早めにお願い致します。
]]>後片付けや私事がやっと片付いて、工作の方に入っています。
これからはしばらく天気も良いですし、日中も暖かいので工作は進みそう。
それでは前回に引き続き模型ショウ2023の開場の様子をゲスト編にて
レポートしてみます。
中央にいつも設置されているマイクロエースさんのブース。
今回の目玉はやはり103系。このところプラ製品やブラスキットも含めて
各社から集中的にリリースがされていますね。101・103系は歴史も
長く皆さんお好きなんでしょうか?
中央堂さんのブース。展示台にズラリの並んだ作品が目を引きます。
こちらもいつもお世話になっていますモデルシーダーさんのブース。
今回も特製品を中心に自社パーツを展示・販売。
土曜日の祝前回はとても楽しかったです。また機会がありましたら飲みましょうね。
電車ごっこ1185さんのブース。豊富な中古品がモリモリに積んでありました。
MODEL工房P-6さんのブース。いつもながらその技術にはただただ驚くばかり。
さすが地元の車両は強いですね。
モデルアイコンさんのブース。今回はコンテナの新製品を展示。
モデルワークスさんのブース。豊富な種類の車両キットが見ているだけで楽しい。
なら、お前買えってか?「はい、ちゃんと買ってあります。あの北の炭鉱モノを」。
HINODE MODELさんのブース。ペーパキットを各種販売。作例見本が置いてあり
ましたがブラス製?と見まごうまでの完璧な仕上がりに驚愕。
きづ模型工房さんのブース。今回初参戦の様です。春先に3軸イコライザー化パーツを
搭載して作品を作ったのでちょっと興味があっていろいろとお話をさせて頂きました。
YOUTUBEやったらと言われていますがなかなかそこまで手が回りません。参考には
させて頂いております。
津川洋行さんのブース。可愛い車両群が見ていて楽しい。
ジュニア模型さんのブース。新作の貨車の展示でたくさんの貨車マニアが集って
いました。某も貨車ファンですが、そこまで詳しくはなく付いてゆけません・・・。
来年はちょっと私有物になりますが何両か手掛けてみようと思います。
ホンジュックさんのブース。これぞジャンク市(失礼な言い方ですいません)。
某としてこうゆうブースって何が出て来るか分からないのでとっても好きです。
お宝探しですね。皆さんも何か見つかったでしょうか?
っという訳で日本鉄道模型ショウ2023ブースの紹介を終わります。
時間やスペースの関係ですべてをご紹介出来ませんですが行かれなかった方へ
少しでもその雰囲気をお伝え出来たら幸いです。
今年度もご来場有難う御座いました。また来年もお会いできることを楽しみに
模型製作に励んで参ります。よろしくお願い致します。
]]>さて、報告が遅くなってしまいましたが今年の日本鉄道模型ショウに
お越しいただき有難う御座いました。
昨年の模型ショウから一年なんてあっと言う間でしたね。
昨年はコロナ明けという事もあってたくさんのご来場者がありましたが
今年もそれ以上のご来場者があったような気が致します。
当工房にも遠くからお越しいただき本当に嬉しい限りです。
昨年に引き続き少しでもお話が出来るような考慮を致しましたが、少しは
お話が出来ましたら幸いに御座います。
年一度くらいしか直接お話をする機会ですので某としても大変楽しみに
しておりました。また、作品の方も色々とお買い上げ頂きまして本当に
有難う御座いました。製作の方は一段落しましたら再開致します。
それでは恒例の個人的観念でのブースの紹介です。1回ですべて紹介出来ません
ので今回も2回に分けてご紹介してみます。
まずは模型ショウ会員様のブースより。
いつもお世話になっています天賞堂さんのブース。新製品のサンプルが並んで
いました。その他お買い得品もたくさん並んでいました。
こちらもお世話になっています安達製作所さんのブース。お宝の貴重パーツに
目が輝きます。
今回も蒸気機関車(スタンダードタイプ)がメイン。あっと言う間に完売したそう。
ワールド工芸さんのブース。品数に圧倒されます。来年はこの手の構造のキット
製作依頼もあるので練習用に何か物色しています。
エンドウさんのブース。やはり新作のサンプルですね。メインは小田急。
花園さんのブース。パワトラ等自社パーツや特製品が並んでいました。
こちらも非常にお世話になっていますU-トレインズさんのブース。
新作のキハ35シリーズと会場限定のキット及びパーツ。
限定キットはあっと言う間に完売だったそうです。
そのとなり亀屋さんのブース。自社キットをはじめ、各特製品がずらりと
展示・販売されていました。
アクラスさんのブース。プラ加工メインで工作される方はここのジャンク品は
嬉しいサービスですね。
トラムウェイさんのブース。自社の製品がズラリと並びます。
モデル8さんのブース。今となっては貴重な資料となる特集本はとてもありがたい
存在。
模型工房サイトウさんのブース。やはり・OJゲージの大きさに圧巻。
あまみやさんのブース。このところ力を入れている旧国シリーズ。
特製品もたくさん並んでいました。
夢屋さんのブース。ハイディテールな機関車が目を引きます。
北恵那560のキット販売待ってますよ〜。
こちらもお世話になっていますモデル・ワムさんのブース。12mmからOJまで
あらゆる模型が並んでいます。
今回の会員様でのブース紹介はここまでです。開催当日の来場前の僅かな時間と
ブログ投稿の関係で全部は紹介できませんですが、当日行かれなかった方へ
参考になれたら嬉しいです。
そして恒例の開場前倒ししてのスタート。一気にファンが詰めかけます。
今年度は1フロアーで開催してますし、会場内のレイアウトをゆったりと配置
していますので非常に動きやすかったと思います。
開場30分くらいでもう一杯の人です。やはり一年ぶりですからワクワクですね。
何か良いお買い物ができたでしょうか?
次回はゲストブースのご紹介をさせて頂く予定です。
今年度もご来場有難う御座いました。
]]>さて、今年も日本鉄道模型ショウ(2023年度)がいよいよ明日開催です。
春頃から遅々としながらも準備を重ねて何とか作品をまとめる事が出来ました。
しばらくコロナ禍で開催の中断もありましたが昨年より再開にあたりました。
今年度もたくさんのご来場が期待されます。
昨年に引き続き出来るだけお客様と会話が出来るようにブースの方は
コンパクトにまとめましたので落ち着いてお過ごし出来ると思います。
今年度の当工房のブース。左手は特製品コーナー、右手は当工房オリジナル
パーツと僅かなジャンク品を並べてみました。
先述のブログでご紹介した作品を予定通り展示販売。奥には製作予定品を
展示しております。
今回のメインであります作品群。通常はブログ等で写真しか見られませんが
ブースにてその作風をお手に取ってご覧いただけます。
毎年恒例でした特価品やジャンク品は今年もありませんが、僅かに不用品が
ありますので、もしかしたら活用して頂ける物が発見できるかもしれません。
それと模型ショウ限定でプライマーと金属洗浄剤の徳用品も少しご用意。
オリジナルパーツは最近品切れ状態が続いていますが、在庫品はすべて
持参致しました。
そんなこんなでとうとう開催日がやってきてしまいましたが、模型ショウを
心待ちにしていたお客様も多くいらっしゃると思います。
是非この2日間の模型ショウをお楽しみ頂きたいと思います。
それでは「あとりえピクタ」のブースにてお待ちしております。
]]>いるのを感じます。今年も残り3か月を切りました。一年がとても早いです。
さてさて、ずっと奮闘が続いていました模型ショウ作品もまとまり、
明後日からの搬入準備に追われています。何とか計画近くにたどり着きました。
本日は模型ショウ出展作品のご紹介と価格公示です。
まずは日頃の感謝を込めて「感謝価」ならぬthank you価格シリーズから。
10tモーター機関車
税込価格¥39,000 (本体価格¥35,460)
アダチベース小田急EB1051形
税込価格 ¥39,000(本体価格¥35,460)
アダチベース日本セメント凸型電機
税込価格 ¥39,000(本体価格¥35,460)
ここまで3作品がサンキュー(税込39,000)価格です。
アダチベース三井三池鉄道20tB型電機(ヘッド・テール点灯します。)
税込価格 ¥48、400(本体価格¥44,000)
ライトユニットの分お値段のUPしてしまいました。
可愛いチビロコシリーズは全部で4作品です。既にキットメーカーには
在庫もありませんので特製品でのチャンスは今回だけです。
ここからは貨車シリーズ
アダチベース ヨ3500(リアルフィニッシュ仕上げ)
素組+リアルフィニッシュを施した貨車シリーズ。(尾灯非点灯)
税込価格 ¥27,500(本体価格¥25,000)
アダチベース ヨ5000低屋根車(リアルフィニッシュ仕上げ)
素組+リアルフィニュッシュを施した貨車シリーズ(尾灯非点灯)
税込価格 ¥27,500(本体価格¥25,000)
以上貨車は結局2作品となりました。
続けてここからがメイン作品。
タニカワベース 名鉄3400系2連エヴァーグリーン仕様(フル加工)
詳細は前ブログ投稿をご参考して下さい。
税込価格 ¥286,000(本体価格¥260,000)
タニカワベース 名鉄3400系4連未更新車(フル加工)
詳細は前ブログ投稿をご参考にして下さい。
税込価格¥440,000(本体価格¥400,000)
日車(カツミ)ベース 名鉄7700系2連白帯特急専用車(フル加工)
詳細は前ブログ投稿をご参考にして下さい。
税込価格 ¥330,000(本体価格¥300,000)
日車(カツミ)ベース 名鉄7000系2次車基本+9次車中間の6両編成
詳細は前ブログ投稿をご参考にして下さい。(フル加工)
税込価格 ¥715,000(本体価格¥650,000)
以上今回の展示作品のご案内になります。また、ディスプレー用ジオラマ等は
作品には含まれません。全作品専用の箱に入れてお渡しいたします。
各作品はすべて1品限りですのでお求めの方は早めに当ブースへお立ちより下さい。
また、事前お取り置きも致しませんので公平を期する為に当日の販売のみに
なります事をご理解下さいませ。よろしくお願い致します。
]]>なりますね。少し前まで暑くてしょうがないくらいだったのに季節の急変に
体がついてゆけません。
さて、今回の模型ショウ作品の最後の名鉄3400系未更新車4連が完成。
やっと長きにわたり製作してきた一連の工作が終わりました。
ショウ開催まで4日前に迫りましたが何とか計画が終わりホッとしているところ。
まだまだ、準備等は他にもあるのでやる事はあるのですが、ヤレヤレって感じ。
タニカワベースの名鉄3400系未更新4連。本当に久しぶりの再生産です。
もうこの手のキットが入手できなくなって来ましたのでいつ最後の作品と
なるかわかりません。
正面からの4連全容。某としてはやはりこの未更新車の方が好みです。
時代設定は昭和40年から42年ごろの更新車になる前の姿を表現しています。
基本スペックは先の3400系エヴァー仕様と同レベルですが、形態やカラー
リングによるそれぞれの特徴を表現しています。
種別はいかにも現役バリバリってことで「特急・常滑」としました。
流線形が古き良き時代を名残を象徴しています。カラーリングは程よい半艶
仕上げと致しました。
屋上から見てみる。車体ナンバーは3403Fとなっています。これは3401F
は車両火災に被った時にランボードが焼失してしまいましたのでランボード有と
なれば02Fか03Fのどちらかになります。写真も03Fが多かったので
この03Fとしました。
エヴァーカラーは3401Fですが実車は03Fの改造後、改番により01Fと
なっていますのでランボードが残っているのです。
ベンチ間ランボードは3本板の合わせ、パンタランボードは木目板と結構細かい
ところまで表現しています。ヒューズ箱周りの配管とお約束の鍵外しで完成。
サイドビュー。屋根色のオデコの回り込みやヘッドライトケースのリブ表現、
乗務員ドアガラスの文字等等、細かく手をしてあります。
ドアー周りは当工房標準の仕上げ。こちらもスカートにスリットが入っています。
屋上へのステップを更にディテールUPしてみました。芸が細かい!
台車も先頭車はコロ軸改造、中間車はそのままです。サは代用品がないので
D-16としてあります。TR-50を使用するとカーブ通過と外観に大きな制約が
掛かるのでこちらの選択としてあります。
動力は安定のLN-15によるMPシステム。今回もM車にモーターカイロ遮断スチッチ
搭載で停まっていてもインテリアをお楽しみ頂けます。妻面はエースカプラー。
フロント周りインテリア。ちょっと暗くて分かりずらいですがマスコンや仕切り板
イスなどを装備。
っという訳でこれで模型ショウ全部の展示・販売品の製作が終了しました。
今年は長い暑い辛いの苦しい夏でしたのでやっと達成感が湧いてきます。
次回はもう一度全作品のご紹介と価格公示を致します。他にも製作途中品も
ありますのでこちらも会場へ持ってゆき、お客様にご覧いただきます。
あと4日、まだまだ準備する事があって時間一杯ですね。それではまた。
]]>います。模型ショウが終わりましたらどこかへ行きたいなぁ〜。
さて、毎日最後の追い込みがごとく続々と作品が仕上がっております。
今回はタニカワベースの名鉄3400系2連エヴァーグリーン仕様。
久しぶりの再生産になります。
久しぶりの再生産となった谷川ベースの名鉄3400系エヴァーグリーン仕様。
やっぱりカッコイイと思います。
正面から。やっぱりこのゴテゴテのジャンパー栓周りがこの車両の最大の魅力。
今回もバッチシ表現いたしました。
初期の作品では連結を考えていませんでしたが現在の仕様は他車との併結も
出来るようになっています。ジャンパー周りの表現は結構複雑で工作は難しい
です。大きなパノラマ窓から見える運転室周りのディテールが楽しめます。
パンタ周りの配管。屋上機器は実車も色分けされていないのでややメリハリ感が
ありませんね。模型の方はスッキリとした表現をしてみました。
最近になって貫通ドアーが車体色という事が判明致しましたので今回からは
そのようにしました。中間連結器はエースカプラーとなっています。
サイドビュー。台車もD-16にコロ軸改造してあります。ドアー周りは標準加工と
なった当工房の装飾仕上げ。
スカートの継ぎ目の表現。これは前から導入していた加工ですが、谷川製キットに
ここまで手を入れています。
動力は安定のMPシステム。モーターはLN-15搭載です。また、こちらも当工房標準と
なった動力回路カットにスイッチによる「停まっていてもインテリア」がお楽しみ
頂ける仕様となっています。もちろん、灯火ON-OFFスイッチ搭載です。
フロント周りを上から見てみる。窓周りのマスコン、計器まで色差ししてあるのが
お分かりですか?当工房の拘りがこの辺に御座います。
っという訳で名鉄3400系エヴァ仕様の紹介を終わります。
未更新車も鋭意製作中で間もなく完成します。
これで一連の作品は終了して総合作品紹介と販売価格の公示を
致します。また、今回模型ショウまで間に合いませんでしたが近日完成予定の
車輛も展示の予定です。
]]>くれるとありがたいのですが・・・。
模型ショウがいよいよ今週末に迫り、慌ただしく最後の詰めの作業に入って
います。今回は前にご紹介した名鉄7000系6連のシリーズ編になります。
みんな大好き名鉄7000系ファミリーのひとつ7700系。
今回は往年の華やかしい2連白帯特急車仕様を日車ベースでまとめあげたものです。
上記写真の逆ポジ。やっぱ白帯車ってカッコイイですよね。
正面から。帯を巻くとキリっと締まる感があります。行き先は上り向きの「豊橋」に
しました。モチ、種別は「特急」です。カプラーはKD装着にして他形式との
連結ができるようになっています。
ジャンパー栓周りのディテール。キットのパーツでは非常に不満でしたので
エアーホース、ジャンパー栓は当工房オリジナルロストパーツに交換。
リアルな表現がお分かりと思います。
屋上配管。もちろんフル加工です。今回はパンタ鉤外しも表現。各部色差しや
機器の色分によりメリハリの効いた屋上になっていますので上からの鑑賞も十分に
お楽しみ頂けます。
連結面から。普通連結面は簡素なディテールになり勝ちですが、当工房は手を
抜きません。左右のステップはキットのままですが両肩にあるフックを全て表現。
またパンタ鉤外しの車体側への垂れ下がりなど模型心をくすぐります。
なお、7700系キットは妻面は原型仕様になっていますので左右の窓が開いています。
こちらはかなり昔に日車サービスセンターで特別に分けて頂いたパーツを使用。
サイドビュー。一瞬で気が付いた方はかなりの名鉄通です。この7713Fは
暫く試験用台車を履いて後に2両ともFS−335Bに振り替えられました。
他の編成はすべてFS−384ですのでこれだけでもメーカー完成品がありません。
スキッとまとまった連続窓、各標記添付、最後は当工房標準仕様のドアー周りを
キリリと締めて完了です。
続けて下廻りにゆきます。動力は安定のMPシステム。カプラーは新エースカプラー
搭載。スイッチは妻面脇に装着してありMc1が1P、Mc2が2Pの回路で
当工房主流の動力車のモーター回路カットによるインテリア鑑賞がこちらの
作品にもお楽しみ頂けるようになっております。ライトON-OFFは共通搭載。
そしてこちらも7000系同様の目玉でのありますサウンド搭載。
これメッチャ雰囲気上がりますね。お手持ちのメーカー完成の7000系白帯車と
連結すればサウンドを聞かせてより運転をお楽しみ頂けること間違い無しです。
室内も凝っていますよ。当時のメーカー完成はシートの形こそ特急車用が装着
してありましたがイスの色はオレンジ一色でした。当工房の今作は実車通り全ての
イスを色分けしています。これはロングシートにまで及びます。
大きな連続などから見える外観からこのクオリティーは外せませんでした。
また、ライトシステムは7000系もそうですが全て特注モジュールによる
LED点灯(キットは電球仕様でした。)となっております。
車輛の外観、インテリア、そしてサウンドときっとご満足して頂けるアイテムと
思います。
このほか、名鉄3400系イモムシがまとまりつつありますので次回はこちらを
ご紹介の予定です。あと一週間を切りました。ガンバリマース。
]]>朝夕の気温差も激しくなってきて気を付けないと体調を崩しそうです。
いよいよ模型ショウも来週からと時間が押し迫ってきました。
作品も続々と仕上がり始めて佳境ということころでしょうか。
今回の紹介はアダチ製キットベースのチビ電シリーズのまとめ。
最後に残っていた三菱三池鉄道のデキから。
この車両のみヘッド・テールが点灯するようにしました。
チビ電ではありますがツイン基盤によるLED点灯装置搭載。
テールも点灯します。
小さいボディーながらもカラフルなオシャレな凸電。
それにしても聳え立つパンタ台が圧巻ですゥ。
小さいながらにもディテールも程よく付いていてなかなか興味深いです。
キットには車番やメーカーズプレートも入っていますのでそれらを取り付けると
グッと車両が生きてきます。
っつー訳でチビ電(1両はDL車ですが)4両そろい踏みです。
左から小田急1051,三菱三池、日本セメント、10tDL車。
手の中にすっぽり入ってしまうくらい小さいロコですがこの手の車両は
本当に可愛くて某も好きなアイテムです。
さて、価格は模型ショウ全商品紹介時に発表致します。(多分来週前半)
他にもどんどん製作中ですので次の投稿をお楽しみに!!!
おわび。
前回投稿の名鉄7000系2次車6連のご紹介で間違えがありました。
文面の打ち間違えで車番を7005Fと謳ってしまいました。
正しくは7007Fの誤りです。すいません、お詫び訂正させて頂きました。
あと、先行情報ですが7700系中間車を編入した7000系8次車6連も
製作中です。今回の模型ショウには間に合わなかったのですが、今回の2次車
同様のスペックにて製作中です。欠品パーツが間に合わなかったせいですが
メーカー補填を対応して頂き次第作業を再開致します。
詳しくは作業再開時にブログにて公開致します。こちらもサウンド搭載の
SHG仕様です。ご期待下さい。
]]>結構暑かったのですが季節の移り変わりが激しいですね。
さて、先月から毎日奮闘が続いている模型ショウ作品は続々と仕上がって
きています。今回は日車ベースの名鉄7000系2次車7007Fを披露。
過去の作品としては4連の一般車や白帯車が多かったんですが、今回は6連で
纏めました。編成は中間に9次車を挟んだちょっと変則的な編成の7007F。
先頭車ビュー。方向幕は電連タイプ。
正面からのショット。ジャンパー栓がなくスキッとした面構え。
車止めの黄色いのが効いています。
先頭車をやや上から見てみる。特急車らしく光沢のあるボディーが映えます。
今回のセールスポイントの一つ、乗務員昇降ハシゴの手鉤に点くライトが
5灯すべて点灯します。これで夜景運転したら優越感マックスですね!!!
ドアー周りも当工房の標準仕様。
基本編成の中間にはいる2次車ユニット。
6連化の為に新造された7000ー100番台こと9次車。
こちらもユニットで合計6連としてずっと活躍していました。
パンタ鉤外しのグリップが垂れているところがリアル感を感じます。
各ユニットの偶数車パンタの屋上配管のディテール。「3車3様」?です。
今回は車体に付くフック、鉤外しともにフル加工の充実感です。
モ7008のパンタ周り配管の様子。眺めていても十分に楽しい。
やはり量産品では味得ないものがそこにはあります。
動力車はすべてモーター供給電源のカットするスイッチを搭載していますので
6両全て通電状態でも車両が動き出すことなくインテリアをお楽しみ頂けます。
このシステムはUートレインさんから頂いたアイデアで現在は当工房の標準装備に
なりつつあります。
そしてもう一つのセールスポイントである「サウンドシステム」搭載。
ホビダスさんから発売されていましたサウンドシステム(現在は絶版品)を
床下機器を改造して搭載しました。
これで先述のハシゴのライトとサウンドで眺めているだけでたまりません。
こちらも模型ショウにて展示・販売致します。
価格は計算中ですので全編紹介時には発表致します。乞うご期待!!!
っという事で続々と展示品が上がってきました。残りも完成次第投稿して
ゆきますのでどうかお楽しみに。あと10日、頑張りまーす。
]]>からは秋晴れのようです。やっと仕事がやり易くなってきました。
さて、模型ショウまであと2週間を切りました。結構毎日がハード
スケジュールですが、決めたからには結果を出さなければプロとは言えない。
頑張るとか、夢いっぱいな妄想癖?なんか言っていたら食べてゆけない。
って事で少しずつですが最後の追い込みから続々と出来上がってきました。
今回は小作品シリーズより。
地味な機関車ですが意外と人気な日本セメントB級凸電。
ネットに落ちている写真をみていたら結構手間が掛かる事が分かりました。
なので、まずは黄色からスタート。テスリも色分けするのでゾルにて
マスキングしておきました。
そして本塗装。写真から判断して調色したのですが、あまり作例がないカラー
でしたので合っているのか、違うのかよく分かりましぇん。
まだマスキングを剥がしていないので分かりにくいですが車体カドが上記の
黄色い塗分けになります。
あとはテスリ、ランボード等の色分けをして塗装作業は完了、艤装に入りました。
艤装中の日本セメント凸電。マスコンを入れたいので糊代を作り為に
マドガラス下を延長して場所を確保しました。
小作品シリーズ。手前から小田急1051,日本セメント、10トン
ディーゼル機の3種。
正面から。日本セメントと10トンディーゼルはまだカプラー未取り付けです。
イモン製が合いそうですね。
日本セメントは警告鐘が付いていますのでワンポイントアクセント。
バッファー付と厳めしい。小さくて結構カワイイやつです。
このシリーズはあと三池鉄道が加わります。こちらはさらに電装していますので
模型ショウ作品総合案内時、ブログにてご紹介します。
さらに続けて・・・。
こちらは安達製作所製キットベースの貨車シリーズ。フル加工はしていませんが
軽くまとめて「リアルフェニッシュ」仕上げとなっております。
作品はヨ3500とヨ5000(低屋根タイプ)の2種。
少し前のブログ投稿で天賞堂銀座本店様に納品したKATOベースのリアル
仕上げと同等になっております。価格は現在試算中ですが格安で放出予定
です。あと間に合わばワフ35000を加えたいところ。
詳しくは模型ショウ総合案内時にブログ投稿致します。
ただ、模型ショウ作品は事前販売は致しません。先行して販売してしまう
同業者もいらっしゃいますが、そのような事をしたら模型ショウに来た
方がどう思われるのでしょうか?当工房はそのような事はしません。
なのでどうかご理解下さいね。どんどん完成してゆきますのでまたの
投稿をお楽しみに!!!
]]>見れるか微妙なところでしたが、何とか雲の間から見る事が出来ました。
昨夜だったらもっと綺麗だったのに・・・。(中秋节快乐。昨晚的月亮更美丽!)
さて、今日も塗装作業に追われます。前回からの名鉄7700系から。
本塗装が済んで研ぎ出しから掛かります。本体のスカーレットと白帯との境界線を
綺麗に消すために1000番のペーパーから研ぎ始めます。
写真の様に結構削り粉がでます。また、白帯のところが赤く滲んできますが、
これはあとでエナメル溶剤で綺麗に拭き取ります。
連続窓の表現ですがカラス口で入れる方法とマスキングによる方法がありますが、
当工房ではカラス口により色入れをしています。慣れてしまえばこちらの方が
断然時間短縮できます。
連続窓のピラーはシルバー色なのでお間違えなく。その他ナンバーリングや
マーキングをしてクリアーコートに入ります。
乾燥しているのでクリアーコートも決まります。このまま2日間乾燥させます。
屋上機器との色分け(ハイコン処理)をしますのでボディー全体をマスキングして
明るいところから吹き付けます。
今回はパンタ周りと無線アンテナを塗装しました。カラーは灰色8号を使用。
もう一日乾燥させてハイコン部をマスキングします。テープが巻かないところは
ゾルを併用しています。
屋根本体を塗装してテープを剥がします。僅かですがメリハリが付いているのが
お分かりと思います。クーラーは更に明るい灰色9号で塗装しています。
ヒューズ箱に入るところはゴムホースなのでここは黒色で筆差しします。
やっと7700系の塗装が終了しました。仕上がりはまずまずかなぁ〜。
正面から。貫通戸に寄って来る色帯はドアのところで角が丸くなっています。
リバイバルカラーでは角が直線的になっていますのでこの点注意ですね。
正面貫通ドアー及び乗務員ドアーノブは洋白線から作ってありますので塗装表現では
なく磨き出しです。
サイドビュー。良い感じに仕上がりました。塗分け線のテープのケバ立ちなど
微塵もありません。やっと塗装が終わりましたので(まだ3400系があるけど)
来週から艤装作業に入ってゆきます。
模型ショウまであと2週間、頑張らないと・・・。
]]>模型ショウ開催まであと2週間あまりになって時間に追われる毎日です。
このところ天気が安定しているので日中は塗装作業を中心にすすめ、
夕方からはハンダ付けをするハードなスケジュールをこなしています。
このところ停まっていましたアトリエリーフベースの73系中央東線の工作を
再開しています。今回は床下機器の製作にあたってベースになる取付版の
製作から始めました。
中央東線用は4両編成なので4両分の床下機器取付版を用意します。
一方の先頭車はKSベースですのでこちらは同社の取付版を使用。
アトリエリーフ製はKSモデルの取付板がギリ留めビスの穴に入りますので
非動力車はこれで進めようと思います。
M車はキット共通ですがモーター用の穴は開いていませんので自分で開ける
必要があります。使用取付板はエンドウのMP用を活用する事にしました。
今回はM車の取付版加工が中心になります。
まずは台車を床板に仮付けして台車の当たり等をチェックします。
取付板は非動力用(長さ130mm)を仮に取付て、ギヤBOXや台車上部の
当たり等を確認してゆきます。
裏側から見た写真が分かりやすいと思いますが、取付板の縁が台車上部と
ギアBOXの左右動が取付板と干渉しないかを確認します。
取付板の長さ130mmでギリギリセーフでした。
実際にM車用にパーツを置いて寸法を詰めてゆきます。
実際に取付板を置いてみると非動力車は問題がありませんが、動力車用は
長さが140mmもあるので床板本体の取付穴に干渉(穴が塞がる)して
しまいます。なのでこれを130mmに短縮する必要があります。
まずはモーター用の角穴を開けます。モーターはLN-15を採用しますので
15mm×36mmの角穴をケガして糸鋸で切り出します。
取付板は140mmありますので10mmほど中央をトリミングします。
また、先に床板側に取付板用の穴を開けておきます。
取付板は写真の通り中央で切り継ぐような形になります。ただし、実際の取付は
誤差がどうしてあるので取付ビスで左右を固定したうえで中央をハンダ付け
すれば正確に同寸法で作る事ができます。後は5mm幅、厚さ0,3mmの
真鍮板で裏打ちをしておけば完成。
っという訳で4両編成分の床下機器のベースになるものができました。
M車用はモーター、MPウェイト、取付板を取り付けてチェックしました。
これで下廻りのベースが出来ましたのでいよいよ床下機器の検討に入ります。
昼は塗装作業、夜はハンダ付けと忙しい日々は続きます・・・。
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